ハイドロキノン・ニュース♪

日時 :4月3日
記者名:ayayahime

ニュースタイトル:
美白特効薬ハイドロキノン


ニュース内容:
老化や日焼けの影響でできた皮膚のシミを解消する美白成分ハイドロキノンが、注目を浴びている。従来は医師の治療薬として使わせていたが、規制緩和で化粧品への配合が事実上認められ、国内で製造する業者も出てきた。
規制緩和で解禁



国産化粧品も 濃度抑え1%台に / 紫外線の防御必要


 皮膚のシミはいろいろな種類があるが、多く見られるのは、こめかみなど日光の当たる部分にできて年齢とともに濃くなる「老人性色素斑(はん)」や、中年以上の女性に多く、頬(ほお)骨の上や額などに左右対称に広がる「肝班(かんぱん)」。いずれも紫外線に当たることで、メラニン色素が活発に合成され悪化する。

 ハイドロキノンには、メラニン色素が作られる際に必要なチロシナーゼという酵素の働きを抑える作用がある。皮膚科クリニックの院長によると、日本では古くからシミの特効薬として皮膚科の治療や化粧品に使われてきたという。

 「アルブチンやビタミンCのほか、発がん性疑惑で騒ぎになったコウジ酸などさまざまな美白成分がこの世には存在するが、今のところ一番効くのはハイドロキノン」と同院長はいう。アルブチンなどと比べ、美白効果が数十倍にのぼるという専門家のデータもある。

 だが、白斑(はくはん)など肌への副作用の可能性が指摘され、一九五七年に化粧品への配合が禁止された。以来、国内では医療機関でのみ使用されていたが、外国との貿易の円滑化などを目的に実施された二〇〇〇年の規制緩和で禁止成分リストから外れ、事実上化粧品への配合が再び認められた。厚生労働省は「リストから外れたといっても、あくまでメーカーが安全性を担保することを前提としており、国が保障するものではない」と説明する。

 一方、化粧品に詳しい札幌のアインズドラッグストアのプロデューサー庄司麻美さんは「米国では『肌の漂白剤』と呼ばれ、かなり普及している」と話す。実際、欧米では2-3%濃度のハイドロキノン入りクリームが市販されており、個人輸入する日本人も多いという。

 そうした中、ハイドロキノン入りの化粧品を独自に製品化する国内業者も出てきた。JCコミュニティー(東京)は昨年、濃度1%台のシリーズを発売。「日本人に合った安全な商品の開発に成功した。海外ではメジャーなものなので関心も高く、手応えを感じている」と同社の担当者は話す。

 皮膚科医では、シミ治療に濃度5-10%の塗り薬を使うのが一般的だ。「濃度が高ければその分効果も高いが、刺激も強くなるので患者の肌質をみながら処方している。市販の1、2%程度のものならほとんど心配はいらない」と山家院長だが万が一、かぶれなどの異常が出た場合は、すぐに使用を中止し医師に相談したほうがいい。

 またハイドロキノンを使う際は、角質の剥離(はくり)を促すサリチル酸やフルーツ酸入りの化粧品などを併用すると効果が高まるという。

 ただ、ハイドロキノン使用後はメラニン色素が減り、肌の紫外線への防御力が弱まるので「外出の際は日焼け止めを必ず塗ってほしい」とアドバイスしている。



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