Hush,Little Baby -保健師さんの育児ブログ-

RSウイルス感染症

RSウイルス感染症

原因  : 
 ・RSウイルス(respiratory syncytial virus: RSV)の感染
 ・乳児急性気道感染症(細気管支炎、肺炎など)の主な原因ウイルス

かかる時期  : 
 ・乳幼児の間で冬季に流行(10月頃から4月頃まで)
 ・2歳までにほぼ100%が初感染をうける
 ・母体からの免疫では不十分なため、6ヶ月未満の乳児も感染・発症する

感染経路と場所  : 
 ・接触(直接触れた手から)や飛沫(咳などで飛んで)を介して気道に感染。

潜伏期間  :  2~5日

症状  : 
  ・発熱、鼻水、咳などで発症、通常1-2週間で軽快します。
  ・しかし2歳以下の乳幼児ではしばしば細気管支炎、肺炎を発症する。
  ・特に6ヶ月以下の乳児では入院加療を必要とすることが珍しくない。
  ・何度も発症しますが、通常再感染のたびに症状は軽くなっていきます 

治療  : 
  ・基本的には酸素投与、輸液、呼吸管理などが中心。
  ・気管拡張剤およびステロイドの効果については、はっきりした結果は出ていない。
  ・現在利用可能な予防方法として、パリビズマブという製剤を流行開始前から
   流行期の間、1回15mg/kgを1カ月毎に筋注することができる。

家庭でのケア  :
 ・乳幼児では細気管支炎、肺炎など重症化しやすく、また乳幼児突然死症候群(SIDS)
  の原因の一つとも考えられており、注意が必要な感染症です。
 ・ぜん息や先天性心疾患を持つ小さい子どもは重症化しやすい。
 ・乳児の場合は呼吸数に注意(通常1分間に40回程度、60回近くなると要注意)。
 ・家庭での症状チェック

   □ タンが詰まったゼイゼイするせき
   □ ゼーゼーのどが鳴る音(ぜん鳴)
   □ 発熱
   □ 数時間で突然重症化することがある(細気管支炎)

 ・普通のかぜ同様に、水分補給・睡眠・栄養・保温をして安静にして経過をみましょう。
 ・脱水症状や、タンがつまってゼイゼイするようなせきがでて苦しそうにしている場合は、
  医療機関を受診する必要があります。

二次感染防止  :
 ・接触感染の予防には手洗いが、飛沫感染予防にはマスクの着用が有効です。
 ・RSウイルスは、空気中では不安定で、石けん、消毒用アルコール、
  次亜塩素酸ナトリウムをふくむ塩素系消毒薬(ハイタ―、ミルトンなど)
  などにふれると容易に感染力を失います。

予防  :  RSウイルス予防注射(シナジス)
スープakachan

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