SUNROOM

SUNROOM

PR

×

Profile

SunChild0306

SunChild0306

Favorite Blog

劇場通いの芝居のは… peacebright1953さん
最期まで諦めない … 優奈のママさん
マザーグースの部屋 マザーグース2002さん
すまいる スマイル … ☆うみ★さん
いまじぶんにできる… seimama5682さん
みけねこまにあ みけねこまにあさん
がんと戦うために… (・~・)tomさん
Life is Unpredictab… shima0915さん
なんくるないさぁ~! たかまん1103さん

Comments

SunChild0306 @ いつぞやの運転手さま 書き込みありがとうございます。 日本…
いつぞやの運転手@ 同感します。 医師会>医療法人 医師会=医師の集まり …
SunChild0306 @ マイツールさま 書き込みありがとうございます。m(__…
マイツール@ Re:「朽ちていった命-被曝治療83日間の記録- NHK「東海村臨界事故」取材班」(08/06) 私も最近本屋さんで発見して、「朽ちてい…
SunChild0306 @ マイツールさま(その2) (その1からのつづき) 財源の問題も先送…

Archives

2026年09月
2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月

Shopping List

お買いものレビューがまだ書かれていません。
2007年02月19日
XML
カテゴリ: がん医療について
 みなさまこんにちは

 今日2つ目の日記です。


 1~2週間ほど前、私の手元にA4版の封書が届きました。

 私の住所が、私の所属する患者会の事務局になっているので、見覚えの無い団体や個人からそういったものが届くのは良くあることなのですが、そういうものの大半は、健康食品の会社とか代替療法の学会からだったりするので、差出人が法律事務所というのは、ちょっと私の気を引きました。

 『なんだろう・・・?』

 開けてみると、イレッサの訴訟の原告弁護団だったということがわかりました。


 ご丁寧に、署名にご協力を、とまで書いてある・・・・ヽ(´o`;


 うちの会は、イレッサの不幸な事件に関しては、国に責任があるとするならば、イレッサを承認したことについてではなく、抗がん剤という、難しい治療薬を使用する環境を、質を保証せず何年も放置してきたことにあると思っています。

 国に責任があるとするならば、抗がん剤治療専門医の育成に関して、他の先進国の取り組みなどに目を向けず、全く無視し、置き去りにし、使いこなせる医師も基準も不明確なままにしてきたことに対しては、責任があると思います。




 そういう活動に取り組んでいるうちの会に対し、こんなものを送りつけてくるとは・・・無神経と言うかなんと言うか・・・・。

 その法律事務所が『○○会 御中』というあて先で、うちの住所に封書を送りつけてきたのは、ホームページなどから住所を割り出してきたはずです。
 こんな無神経なことをするような人たちだから、困っちゃうなぁ、もう、と思います。


 イレッサをファーストラインにするよりもタキソテールをファーストラインに、という動きはあるようで、それがエビデンスに基づいて真っ当な評価であるならば、そのことについて私が何か言及するつもりはありません。(  がんナビ 「肺がん対象フェーズ3でイレッサはタキソテールとの非劣勢を示せず」参照ブルー小 )

 多くの方に効果のある薬剤から試していくのは、抗がん剤治療のセオリーだと思いますから、最初にイレッサをもってくる必要も無いとは思います。

 ただ、イレッサで亡くなった方の13人の命は重いものだと思いますが、イレッサで、高いQOLを維持しつつ1年~2年という期間、腫瘍の増殖を押さえ込んだ患者さんの数はもっともっと多かったはずです。
 イレッサが無かったら、もっと早い段階で厳しい状態に追い込まれていた、という患者さんもいたはずです。

 実際、私の親友のお母様は、2005年4月に4期の肺がんが見つかり、築○のがん専門病院で、パクリタキセル(タキソール)+パラプラチン(カルボプラチン)での治療から開始し、効果が殆ど無かったため、次に、イレッサでの治療を行いました。アジア人(日本人)女性で、腺癌で、非喫煙者という『イレッサが効く条件』を満たしていましたので、イレッサが選択肢に上がった・・・ともいえるし、築○のがん専門病院は、肺がんの化学療法に関しては、その辺の治療法しか、患者の選択肢にあげない、というのもあります。

 親友のお母様には、イレッサは大変良く効き、2006年の末まで、1年半以上、腫瘍の増大を抑え続けました。




 がんの治療では、有効な治療薬の種類が多いほうが、生存期間延長に期待が持てます。

 抗がん剤は、がんが薬剤耐性を持ってしまうため、永遠に効き続けるということがないからです。ひとつの治療薬で効果が期待できなくなったら、違う抗がん剤を試し、効果があるならそちらに切り替える・・・という作業をして、命をつなげていくのです。

 イレッサが、肺がん患者さんのすべての方に有効なわけでないことは、私も存じて居ますが、確実に有効な人が存在することも存じています。目の前に、何人もそういう人がいるのですから・・・。

 イレッサの承認取り消しを求める方々は、そういう人たちの命をどう考えるのでしょうか。

 それとも、そういう方々は、1~2年の生存期間延長など、どうせ治らないなら無くても同じ、とでも、思っているのでしょうか・・・・。




 抗がん剤治療による『延命』も、もう5年以上になる方です。『希望の星』といわれています。


 それに、イレッサの効果があるかたが、皆さん同様におっしゃるのは、ほかの治療と比べると『楽だ』ということです。
 体が感じる副作用が、パクリタキセル+カルボプラチンよりも楽だし、点滴治療よりも錠剤を内服する治療のほうが楽だということを、皆さんおっしゃいます。

 あと、イレッサが効く方は、皆さん女性なので、一様におっしゃるのが、『髪が抜けないのが何より嬉しい』ということです。


 家族も医師も、髪の毛より命が大事、薬をやめたらまた生えてくるから、と言うし、患者さんご本人も、全くそのとおりだと納得してはいるのですが、やはり、ごそごそと束になって抜ける髪の毛をみるときは、本当に気分が滅入るということをおっしゃっていました。

 タキソールは脱毛率が高いので、イレッサに切り替わって髪が生えてきた方々は、またタキソールをするのはもういやだ、とおっしゃる方もいらっしゃいます。


 私自身、命をつなぐために必要な治療だったら、母の髪が抜けても、その治療を受けて欲しいと思ってしまうでしょう。でも、本人は、そういう気持ちを家族にも我慢して、治療を受けなければいけない・・・・。


 いろいろな意味で、効果のある人にとっては、イレッサは非常に有用な抗がん剤であると思うのです。



 多くの人の第一選択肢とする抗がん剤ではないかもしれませんが、イレッサの効果予測に利用できる遺伝子検査の研究 ( がんナビ 参照) も始まったようですので、それらの結果なども吟味して、国は拙速な対応をしないようにして欲しいと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年02月19日 18時29分31秒
コメント(7) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


同感!!  
優奈のママ  さん
私もイレッサの承認取り消しには「大反対」です。

例の場所にも久々にメールしました。

ここにきてこんな問題がでると現在の未承認薬の認可が
先延ばしになるんじゃないのか!って不安で仕方ないです
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!

「現在イレッサが奏功している人を除いて。。。」
ってどう言う考えなんでしょうね

これから奏功するかもしれない人は沢山いるはずです。

ご遺族の悲しみはごもっともなんですが、本人はどうだったのか。。。。
亡くなられた現在では聞くことはできませんが…

「間質性肺炎」は他の抗がん剤の副作用にも記されています。

その事をご遺族の方々は理解されているのでしょうか?

患者の希望を無くすことではなく
せめて患者のための活動へと変えてはいけないのでしょうか?

じゃないと「基本法」は足止めをくらってばかりで
前進ができません。

100%副作用がない抗がん剤があるのなら教えて欲しいのもです。
(*- -)(*_ _)(*- -)(*_ _)(*- -)(*_ _)(*- -)(*_ _)ぅんぅんぅん (2007年02月20日 08時48分22秒)

優奈のママさま  
SunChild0306  さん
例の場所のメール、読みましたよ
考えていることはおんなじ(b^ー°)
副作用はどうですか?
肝機能や腎機能の状態は?
ILISの効果が落ちてきているのなら、5FU+LVの2剤に戻って、できることなら夜間投与にして、5FUの量をこれまでより増やす・・・というような対応ができるとよいのだけれど・・・。
さすがにこういうことは、医師ではない私たちには裁量権がないヽ(´o`;

さてさて・・・
イレッサの裁判を見ていると、本来糾弾されるべきポイントと、実際に訴えたポイントが、ずれている気がしてなりません。
無治療でも亡くならない(初期でがんが見つかり、1期や2期で治癒切除できた)患者さんに不必要な治療を施して、本来助かるはずだった患者さんが亡くなってしまったということなら、訴えられるべきは、その薬剤そのものではなく、不必要な医療行為を行った医師や病院でしょうし、もし、その患者さんが4期だったというのなら、無治療なら確実に死に至る病なのですから、危険があってもその治療を行うということが、必ずしも悪いことではないと思います。
イレッサが八つ当たりされているように思われてなりません。

患者さんに充分な説明がなされなかったことや、危険な使われ方をしたこと、臨床の現場で抗がん剤を使いこなせる医師が不足していたり(他の先進国より明らかに劣っている状態であっても放置されていた)、情報がきちんといきわたっていなかったことなど、その病院や国のがん医療のあり方に問題があり、そのせいでこのような副作用死が起こったということは糾弾されるべきと思いますが、副作用がいくらあっても、放っておいたら死に至ることが確実な病において、可能性のある治療薬がなかなか承認されないことのほうが問題です。

がんの医療における『安全性』は、治療の段階ごとに違ってきます。
一元的に語ること自体がおかしいですよね。 (2007年02月20日 13時13分15秒)

Re:イレッサについて   
雨のち晴れ さん
ご無沙汰しております。
最近更新がなかったので、どうされているのかなと思っておりましたところ、記事アップで一気に読ませて頂きました。
イレッサ承認取消しは、抗がん剤しか残された道がないものにとっては非常に苦しいです。
メディアによる夢の新薬から一気に副作用死へをセンセーショナルに取り上げられたことも一因であると思います。
報道のあり方をもう少し考えて頂きたいです。>関係各位
今回の件についても、「タキソテールと比較して」が抜け落ちており、「イレッサ延命効果なし!」とそればっかりなような気がします。
そして「そら見たことか!」と一気に加速という構図ですね。
患者のQOLに貢献した事実をもう少し取り上げてくれてもいいと思うのですが・・・。
日本人のがんで死ぬのは仕方ないが、副作用で死ぬのはあってはならないという固定観念もいかがなものかと思います。
患者も抗がん剤=副作用死は、いつも頭に入れて取り掛からねばならないはずです。

署名を送りつけてきた法律事務所は、患者会のリストを所有していたのでしょうかね。
HPで住所のみ確認して、恐らくHPの中身は拝見されていないのではと推測します。

>>イレッサの承認取り消しを求める方々は、そういう人たちの命をどう考えるのでしょうか。
>>それとも、そういう方々は、1~2年の生存期間延長など、
>>どうせ治らないなら無くても同じ、とでも、思っているのでしょうか・・・・。

まあまあ落ち着いて(^_^;;)。
いつも熱心なsunchildさん、熱心な活動に敬意を評します。いつも勉強させて頂いてます。
(2007年02月21日 12時44分18秒)

Re:イレッサについて(02/19)  
Genkoku  さん
先日 私が東京地裁に医療裁判の傍聴に行った日、同じ時間にこの
イレッサ訴訟の証人尋問があり、門の前で沢山の方がビラ配りをしていました。

癌に関して 全く知識の無い私ですが、新聞の医療特集で‘アジア人の一部の人には効果がある’と読んだ事を覚えています。

やはり一番の問題点は sunchildさんが書かれている様に、

>抗がん剤治療専門医の育成に関して、
>他の先進国の取り組みなどに目を向けず、全く無視し、
>置き去りにし、使いこなせる医師も基準も不明確なままにしてきたこと

この事なのだと思います。

薬を正しくコントロールできる専門医の育成、新薬の承認に対する迅速性と透明性も必要に感じています。

(2007年02月21日 14時31分45秒)

雨のち晴れさま  
SunChild0306  さん
ご無沙汰してます。
書き込みありがとうございます。m(__)m

もう、ほんとに、雨のち晴れさんのおっしゃることが、そのままそのとおり!ですよね。

まあ、厚労省も、いくらなんでもイレッサの承認を取り消すなどという暴挙には出ないと思いますが、患者の真摯な訴えにより、やっと少しずつ未承認薬の承認のあり方に改善の兆しが見えるのに、イレッサ騒ぎは、それに水をさす出来事で、本当に困ります。

薬害被害者連合会の方々ですら、『抗がん剤には薬害の概念は当てはまらない』とおっしゃってくださっているのに。

薬害エイズの方々は、薬害の被害者であり、かつ、HIVというまだ克服できていないウィルスとの戦いでもあるので、非常にバランスの取れた考え方をなさるな、と思います。

アメリカのFDAでは、第2相試験終了後の抗がん剤について、このまま第3相試験(大規模比較臨床試験)に進む(=市場化する)か、ボツにするかということを決める会議には、患者代表者が参加します。患者代表は、専門家にも劣らぬ知識を持ち、かつ、安全性と高価とのバランスを見極めるという、思い責任のある判断をします。
がん種によって、細胞分類によって、安全性のポイントをどのあたりに求めるのかということは、当然変わってきます。
日本では、まだまだ、そういう事を語るようなレベルに達していませんが・・・。

思いっきり2年前に、NHKのがんサポートの伝言板に、イレッサのことは語りましたが・・・。
2年経っても同じ議論をしないといけないことに、うんざりです。ヽ(´o`;
久々にちょこっと覗いてみたら、イレッサで治療している方々の書き込みがたくさん・・・。
効果のある人には、この状況は不安でいやだろうとと感じました。

またいらしてくださいねぇ~~(^o^)/ (2007年02月21日 16時46分49秒)

Genkokuさま  
SunChild0306  さん
書き込みありがとうございます。m(__)m
医療訴訟の傍聴ですか。六法全書や薬事法、その他医療に関する法律や通達など、勉強することがたくさんあって、お忙しいでしょう。
頑張ってくださいね。

しかし・・・・
裁判所でビラ配り・・・ヽ(´o`;
いい加減にして欲しい・・・(T▽T)

糾弾しているのが、イレッサそのものだったり、早期承認のことだったりするものだから、こちらも、同じがん患者の家族遺族という立場であっても、とても応援するわけにいかない・・・という感じになってしまうのですが、訴えるべきポイントが、国のがん医療に対するあり方とか専門医の問題を放置したことであるとか、その質の担保のことであるとか・・・であったら、いくらでも応援することが出来たのに・・・と、とても残念です。

>薬を正しくコントロールできる専門医の育成、新薬の承認に対する迅速性と透明性も必要に感じています
本当にそのとおりです。
多くの方の命が左右されているのですもの。
(2007年02月21日 16時57分04秒)

雨のち晴れさま  
SunChild0306  さん
訂正です。

×安全性と高価 → ○安全性と効果

変換ミスに気づいていませんでした~~~!
(2007年02月21日 18時19分32秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: