部屋とYシャツとらいち師範

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■AS

AS というのは、もちろんアスペルガー症候群(Asperger syndrome)のことです。
1944年にオーストリアのハンス・アスペルガーという小児科医がとても変わっていて魅力的な子供たちを「自閉的精神病質」として症例報告したものが、比較的最近になって世界的に注目されるようになり、「アスペルガー症候群」として精神医学の教科書にも載るようになりました。

 ふつう自閉症というと、より障害が重く言語能力も損なわれているものを指し、その多くは知的発達障害を伴っているのですが、知的には正常レベルの自閉症のことを「高機能自閉症」といいます。
その高機能自閉症の仲間で、より正常に近い能力をもつのがアスペルガー症候群です(専門家の間でこれらが同じものか違うものかという論争があります)。
高機能自閉症やアスペルガー症候群のことをまとめて「高機能広汎性発達障害」ともいいます(「広汎性発達障害」というのは自閉症圏の障害の総称です)。
児童精神医学の分野で扱われていて、確かに子どものときに学校の集団生活に適応できなくてとても大変なのだけど(いじめの対象になりやすく、学校の先生からも理解されにくい)、おとなになればまったく普通の人になるかといえばそうともいえません。
専門分野で能力を発揮するなどして大変な成功をしている人がいる一方で、社会に適応する上でとても困難を持っていることが多いのも現実です。





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