未宇suntea ちいさな庭とにゃん３娘猫の日記

ノスタルジー01.11up

シンプルに快適に生きたい

それが願いなわけで、いろいろ試行錯誤してきた
だけど人生で何をしたいのか
それがわからなくて見えないまま長い時間を過して来た

ルイス　バルガンがいうには
どんな豪華な家でも、どんな小さな家でも
静寂がある家というのは癒しになる

だから建築家はいかに静かな空間をつくるか
ということがいかに追求できるか

色と太陽光を巧みにつかい芸術家として建築家であったバルカン

●色のこだわり●
彼の使う色は、きまっていた
故郷の自然色であった
土の色、空の色、花の色、などだ

ノスタルジーだ！

ひとは懐かしさに安らぎを覚える生き物だとおもいたい
だからノスタルジーが心に広がっていく空間は
とても必要とされるのではないだろうか

わたしのなかで今でも在る色のこだわり
パステルカラー

自然のいろのなかで「きれい。。」と思える瞬間は
燃える朝焼けであり、暮れる夕焼けであり
花の色であり、海の色であり、春の緑であり。。
そして朝靄のなかでみるさまざまなもの
藤の花のいろや、蝉の羽化したばっかりの色や
川の匂いやエメラルドの海の色

うむ、けしてパステルではないものばかりだけど
私の朝もやの感覚、目に見えない世界の感覚というフィルターで
見える世界を見てみるとなぜかパステルになるのである

バルカンのような色
それがノスタルジーなら理解できる
一人になる空間　一人になる時間
それが自然の中だったのだろう

わたしのノスタルジーの色
それは空想の中の世界の色
ファンタジー色だろう

わたしは空想の世界の中に
一人でいられる癒しの時間と空間をみつけた

だから
バルカンと求めたことは同じなのだろう

一人でいることのできる静寂の空間
それがどんな見え方をしていても
他人がどんな見え方をしていても
自分の心に忠実に求め追求し表現していけばいい

わたしの求める色を癒しに感じる人も必ず居て
いろんな人がいてバランスがとれて
そうして世界ができているのだから

2003.01.11up

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