蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

「蝶の舌」

いい映画だと、確か新聞で読んだ記憶がある。
スペイン映画はあまり見ていないし、どれ泣かせてもらおう・・・と思ってレンタルした。
あまり面白くなかった。私はね。
主人公のモンチョ役の男の子が、ナイナイの岡村クンに似ていて(笑)気になった。
あとモンチョのお兄ちゃん役の子は、kinki kidsの堂本剛クンに似ていて、なんだか邦画を見ているようだった!?
ストーリーはスペイン内戦のころ、モンチョが初めて学校へ行き、出会ったグレゴリオ先生との交流を描いている。
その中にモンチョのお父さんやお兄さんのエピソードが挿入されている。が、なんだかそれが中途半端の印象を受けた。
お兄さんと、演奏旅行先で出会った中国人人妻との淡い恋は、なかなかロマンティックだったのだが、いまいち私の心にパンチをおくってくれない。
ラストシーンがいいという評判だった。確かにモンチョの言葉は印象的だった。だがこういう場面設定って、手垢がついていないか?
子どもと戦争。意図せずに巻き込まれる状況設定。
確かに切ないよ。しかし、よくありがちなんだよね。
こういう類のストーリーで感動したのは、やはり「ライフ・イズ・ビューティフル」かな?あれは泣いた。号泣した。
「蝶の舌」の原作はどうなんだろう?読んでみようかな?(また読む本が増えるか・・・)





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