あいさつ編
“初めまして!”という時、よくガイドブックに載っている“enchante(アンシャンテ)”という言葉は殆ど使いません。これは“bonjour(ボンジュール)”で充分です。勿論、その相手と夜に会うのなら“bonsoir(ボンソワール)”となるわけです。この、“ボンジュール”、“ボンソワール”の最後の“ル”ははっきり発音しないで、ノドを鳴らす程度にしましょう。 また、人と別れる時は、その時々のシチュエーションで色々な表現があります。 明るいうちに別れる場合は“au revoir(オルヴォワール)『さよなら』”のあとに“bonne journee(ボンヌ ジュルネ)”『良い一日を!』、夜別れる場合は“bonne soiree”(ボンヌ ソワレ)”『良い夜を』をつけたほうが親しみがわきます。また、相手にそのように言われたら“Vous aussi”(ヴゾッシ)『あなたもね!』とか、“Toi aussi!”(トワオッシ)『おまえもな!』言ってあげるとより丁寧です。 また、a tout a l’heure(ア トゥタラー)『また後で!』”、“a bientot”(ア ビアント)『またね!』という表現もよく使いますね。(両者とも、再会がすぐ近い未来であるという意味合いでは同じですが、前者の方が、再会する時間がより短いと判断される場合に使います。)
また、久しぶりに会う友達なんかだと、“Ca fait longtemps! (サフェ ロンタン)”『久しぶり!』という表現もよく使われます。そして『元気だった?』という時は親しい友達なら“Ca vas bien ?”(サヴァ ビアン?)もよく使われます。これに答える場合は“Oui ca va! et Toi ?”(ウイ サヴァ! エ トワ?)『うん、元気だったよ、君は?』なんていうのもフランスの街あちこちで聞かれる表現です。