その1



あいさつ編
“初めまして!”という時、よくガイドブックに載っている“ enchante (アンシャンテ)”という言葉は殆ど使いません。これは“ bonjour (ボンジュール)”で充分です。勿論、その相手と夜に会うのなら“ bonsoir (ボンソワール)”となるわけです。この、“ボンジュール”、“ボンソワール”の最後の“ル”ははっきり発音しないで、ノドを鳴らす程度にしましょう。
また、人と別れる時は、その時々のシチュエーションで色々な表現があります。 明るいうちに別れる場合は“ au revoir (オルヴォワール)『さよなら』”のあとに“ bonne journee (ボンヌ ジュルネ)”『良い一日を!』、夜別れる場合は“ bonne soiree ”(ボンヌ ソワレ)”『良い夜を』をつけたほうが親しみがわきます。また、相手にそのように言われたら“Vous aussi”(ヴゾッシ)『あなたもね!』とか、“Toi aussi!”(トワオッシ)『おまえもな!』言ってあげるとより丁寧です。
また、 a tout a l’heure (ア トゥタラー)『また後で!』”、“ a bientot ”(ア ビアント)『またね!』という表現もよく使いますね。(両者とも、再会がすぐ近い未来であるという意味合いでは同じですが、前者の方が、再会する時間がより短いと判断される場合に使います。)

また、久しぶりに会う友達なんかだと、“ Ca fait longtemps ! (サフェ ロンタン)”『久しぶり!』という表現もよく使われます。そして『元気だった?』という時は親しい友達なら“ Ca vas bien ? ”(サヴァ ビアン?)もよく使われます。これに答える場合は“Oui ca va! et Toi ?”(ウイ サヴァ! エ トワ?)『うん、元気だったよ、君は?』なんていうのもフランスの街あちこちで聞かれる表現です。

ホテル編
皆さんが個人で旅行される場合、まずホテルで色々な会話を要求されます。
チェックインの時に使う言葉ははこんな感じですね。

今日から1月25日まで予約した田中一郎です。
Je suis Ichiro Tanaka, J’ai reserve d’aujourd’hui au 25 janvier.
(ジュスイ イチロ タナカ、ジェ レセルヴェ ドゥジョウルドュイ オ ヴァンサンク ジャンヴィエ)

*この場合、 Je m’appelle Ichiro Tanaka  (ジュマベル イチロ タナカ)『私の名前は田中一郎です』という言い方は余りしません。この“Je m’appelle~”は、名前を聞かれたときに使う表現ですので、このような場合は使いません。ただし、相手が自分の名前を確認したい時など、例えば、『予約をした田中一郎ですが・・・』なんて言ってるときにホテルマンが “Comment vous appelez-vous ? ”『お名前は?』と言ってきたら使っても構いません。でも、こんな場合でも“Ichiro Tanaka !”だけでも充分です。それで冷たい表現になるように日本人は受け取りがちですが、決してそんなことはありません。

そして鍵をくれます。
ホテルマンは“ C’est la kles ”(セラクレ!)『はい、カギはこちらです』と言ってカギをくれます。こっちが欲しいのに、くれ!だと! いえいえ、“ kles ”(クレ)というのが、英語で言うところの“ key ”、そう『カギ』のことなのです。
受取ったら軽く“ merci ! ”(メルシ)『ありがとう!』と言って部屋に向いましょう。ここできっとホテルマンは“ Bonne journee! ”といってくれるはずですよ。

とりあえずホテルの部屋に着いたところまでいうことで。

フランス語は英語と違って、ローマ字通りに読んでいけばたいがい大丈夫です。“R”の発音が難しいですが、これは練習次第!

ここまで、質問は?

続きは次回!

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