葉山まなびや物語

葉山まなびや物語

通信簿



どんな通信簿がよいのだろう。

1)観点評価
2)単元ごとの評価
3)文章による記述

どれもそれぞれ意図がある。

「単元ごとの評価は親にとって見やすい」
と、いう主張があった。

その通り。

「計算ができます」「面積の学習は今一歩です」など、単元ごとに評価・評定を
記入するのはわかり易いかもしれない。
しかし、わたしたちは、この10年間、この評価を変えようと
してきたのではないですか?
「できた・できなかった」を点数で評価することの弊害が
偏差値教育に表れ、入試制度にも色こく反映されてきたこと
を是正するために、観点別の評価方法が導入されてきたのです。

観点別の評価は、まず、教師の主観が入ることは前提です。
そして、言葉を沿えなければわかりにくいことも事実です。

しかし、教師と子供でつくりあげてきた学びの総括としての
「メッセージ」を子供に送るための「通信簿」に変えていこう
というのが「学校からの改革案」であったはずです。


数値の評価は、塾の方が数段上です。
何百人という対象の中で、自分の知識・理解のレベルが判明します。

学校はそれと同じような評価をしていては親の期待に応えられない
ばかりか、改革の意味を伝えることはできません。

しかし、教育行政の流れはどうでしょう。
観点別評価に「評定」を加えることが始まっています。
全国学力テストが復活します。

保護者の求めによって、学校現場が「数値の評価」に戻ろうとしています。

評価とは、担任の教師だからこそできる子供をよりよく伸ばす
ためのメッセージだと考えています。

(2007年2月)

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