葉山まなびや物語

葉山まなびや物語


の最重要事項だろう。

 しかし、最近の子ども達には身に付いていないことが多い。
 先日、はっとしたことがあった。

 お昼のことだ。
 「いただきます」のあいさつをするのだが、フィリピンを第二のふるさとに
もつ男の子が、手を組み、祈りを捧げているのだ。時間にして数秒。その後、
十字をきってから食事を始めた。

 きっとこの子の家ではずっと親がそういうことをしてきたのだろう。
この子は、教えられた、ということでなく、親がしていることを自然に真似てこのような習慣ができたに違いない。

 教育は本来シンプルなはずだ。
 大人がやってきたこと、伝わってきたことをよりよい形に整えて次世代に伝えていく活動だ。
 大人がやっていることを見せればいい。
 子どもはいいものは自然と真似をいていく。

 今の子ども達があいさつができない(声が出ない、おじぎをしない)のは、大人の責任なのだ。

 とは、言っても今の世の中、親世代の時は経験しなかったモノが溢れ、自分たちの時代には考えられなかった問題点が子どもの世界に蔓延している。

 だから、大人が子どもに範を示すことが難しいのだ。

 しかし、今こそ、一人一人の大人が子どもに伝えたいことを自らやっていくことが
重要なことだと思う。
(2008年7月)

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