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プジョー205GTi
PEUGEOT 205GTi 1.9
ソアラは本当に良いクルマでした。
何も考えず、何も感じず、ただ静かに走っていることは思いのほか快適だった。
それまでの「スポーティーじゃなければクルマじゃない!」とか
「楽しくなければクルマじゃない!」などという考えはすでに薄れていました。
「クルマっていったいなんだろう?」と、ひどく高尚なテーマに挑んだりもしていた時期でした。
それは結局自分が何者なのかという問いでもあった様に思えました。
その頃はすでにプジョーと言うクルマはとても人気があり
雑誌の人気投票でも常に上位に位置し、悪い言葉を使うなら「ナンパ車」というカテゴリに入っていました。
おフランス製のお洒落な2BOXカーは憧れの的でした。
その頃の僕はそんなクルマに興味を示すことはなかったのですが、
当時愛読していたNAVIという自動車雑誌はフランス車びいきな所がありフランス車の特集をよくやっていました。
イタリア車の事ならすぐに=(イコール)「熱い!」と判るのですが
フランス車っていったいどんなクルマなのだろうかといつも興味津々で読んでいました。
イタ車のように熱くも無く、だからと言って日本車のように冷たく無機質な感じでもない
フワッとした優しい感じ、何が一番とかじゃなく生きたいように生きればいい。
それがフランス車のイメージでした。
本当の事を言えば初代のルノー5(サンク)に憧れていました。
「此処ではない何処かへ連れて行ってくれるもの」
それは自分が何者なのかを模索していた当時の僕へ答えをくれるものだと思っていました。
しかし、僕が選んだのはプジョー205でした。
何故プジョーを選んだのかは残念ながら覚えていません。
ただ、記憶の片隅に残っているのは左ハンドルにするとこで見える風景を変えたかったのと
あの広い開口部を持つサンルーフから見上げる空に何かを感じたかったということでした。
ちょうどよく中古車雑誌に1.6の左ハンドル車が手頃な価格で掲載されていました。
早速電話してみるとそれは既に売れてしまったがもう1台良いのがあるとのことで
とりあえず見せてもらう事になりました。
すぐにショップへ向かい見せてもらったのは1.9の右ハンドル車で値段も高い。
でもせっかく来たので試乗させてもらうことにしました。
ドアを開けすぐに目に飛び込んできたのは真っ赤なジュータンと
ドアの内張にある赤のストライプでした。
「お洒落だ」そして「粋だ」
さすがはおフランス製、女性に人気があるのがうなずけました。
キーを捻りエンジンを始動させるとアルミブロック独特の味気ない音が聞こえ
フランス車とはいえ現代のクルマはこんなもんかと少しガッカリした記憶があります。
しかし走り出した瞬間にプジョー205というクルマのイメージが180度変わりました。
素晴らしい瞬発力と剛性感が紡ぎ出す走りは決してナンパ車なのではなく
九州男児のような(偏見的イメージ)骨太なモノでした。
たかが1.9Lのシングルカムエンジンは国産のツインカムを遙かにしのぐレスポンス示し
それまでツインカム至上主義だった僕を軽~くぶちのめし更にしばらく眠っていた
自分の中の何かに火を点けてくれました。
もちろん即日購入決定です。
プジョー205はFFでしたがリトモのような「どこに飛んでいくのかわからない」なんて
トリッキーな挙動を起こす事も無く常に安定した走りをしてくれました。
ただ、パワーじゃないハンドルはとても重く、更に右ハンドルである為に
余分に長いワイヤーを持つクラッチは重いうえに半クラが無いドッカンクラッチで
発進時にはとても気をつかうモノでした。
「羽のように軽いエンジン」
これは当時辛口で有名だったNAVIと言う自動車雑誌に書かれていた事です。
205に乗って僕が一番変わったのは「ツインカムなんていらない」ってコトでした。
シングルカムだって真面目に作ればこんなに凄いエンジンができるんだって解りました。
その頃の国産車はツインカム・ターボ全盛期でそれはあたりまえのような時代でした。
でもどれを乗っても「これがツインカム?」と首を傾げてしまうモノばかりで
ターボの力で無理やり回っていくような手抜きとも思えるようなモノでした。
プジョーの魅力は小さく軽いボディーと少し低めに設定されたギヤは
100psという決してパイパワーではないエンジンでも俊敏な走りを実現していました。
実際に狭い峠道を走っていると最高に楽しいクルマでした。
とても広い開口部を持つガラスサンルーフを開けて走っていると開放感があり気持ちよかったです。
フランス車とはいえ現代車である205はフランスらしいフランスでは無かったものの
日本車ともドイツ車とも違う感覚・・・ それはイタリア車と違うモノ・・・
それはやはり205がフランス車であることだと感じさせてくれました。
プジョーは乗用車としては一番長い4年乗りました。
もちろん数々のトラブルに見舞われ自走不可となりレッカーを呼んだ事もあります。
一番酷かったのはセルモーターが壊れ修理に出したら4ヶ月も帰ってきませんでした。
日本中のどのディーラーにも部品が無かったそうです。。。
オルターネーターが壊れた時も2ヶ月間も工場入りしたし
タイヤ交換に行ったらホイルが特殊だからと言って気絶しそうな料金を取られた記憶もあります。
プジョーを購入した店の担当者があまりにも馬鹿で何度も大喧嘩したりもしました。
台風の後は雨漏りで車内が水浸しになっていた事もあります。
一番長く乗っていたのだから一番たくさんの思い出があります。
結局プジョーも自分が何者なのかという答えはくれませんでした。
”平凡にして非凡” ”お洒落なのに骨太”それが僕の205のイメージです。
リトモやR2のように直接感情に訴えてくるモノもなければソアラのような冷たさもない。
でも僕はもしかしたらこのクルマが一番好きだったのかも知れません。
プジョーとの最後は仕事の事でゴタゴタし会社員ではいられなくなり
一人で仕事を始めなくてはならいという事情から維持が難しくなり手放す事になりました。
でも不思議と寂しさはありませんでした。
思い出のなかのプジョーは「かけがいのない相棒」というよりは
一歩離れたところにいる小粋で愉しい友達。そんな感じです。
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