すしら・コ・ダイニキ

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ファッション



 ネパールに来てお呼ばれ用に奮発して作ったクルタを結婚式に来て行こうと思い、出してみるとな、な、なんと、クルタの後ろのすそが熱で溶けているではありませんか!!「キャー、普通のクルタが2.3着は買えるのにー」っとショックで倒れそうになりましたが、幸い長めに作っていたしすそだったので、10センチほど短くすれば難なく着れるようになります。やっぱり化繊は華やかだけどダメね…なぜ溶けたのか?!それは年末に季節外れの大雨が降り、結婚パーティーにお呼ばれされた時にあまりに寒くてストーブの前を陣取っていたのが原因でした。
 私はクルタが大好きで何着も持っています。クルタは着やすくてネパールで生活するには欠かせないアイテムですが、「敵」もたくさんあります。化繊の場合は特に熱に弱いので、私のような失敗することは多々あるし、歩いているときにショールにタバコの火があたって穴が開くこともあります。化繊に限らず、ネパールは乗り物をはじめ無造作に釘が向き出しになっているところばかりなので、どこかで引っ掛けて破れることもよくあります。そんな中最近流行っているクルタのスタイルはパンツタイプです。クルタ(上)は腰からお尻が隠れるくらいの短いもので、スルワル(下)は従来のダボッとしたタイプではなく、普通のズボンのようです。これなら普通の服とそんなに変わらないし、引っ掛けることも少ない気はします。オシャレな子は短いクルタにブーツカットのすその広がったジーンズなどを合わせています。あと私が絶対作りたいと思っているのはダカ織りのクルタです。よくトピーを作るときに使われる布ですが、それをクルタにしてかっこよく着こなしているディディを結構見かけて、私も一着欲しいと思っています。ダカ織りに限らずベロア生地、ネル生地のクルタも冬場は見かけるし、レースタイプの生地に違う色の裏地をつけているおしゃれなものも見かけます。ネパリディディはそれぞれ個性的にクルタを着こなしているので、街を歩いてファッションチェックをするのが日課になっています。最近はクルタも出来合いの既製品よりも自分の好きなデザインに仕立てられるように、布のまま売っていることが多いです。あと私の場合、日本で気に入った布を買ってきてウチの母にクルタを作ってもらったりしています。
 クルタはいいですよ~今はやりのパンツタイプなら日本でも十分普段着として着れるし、ネパールに来たらお気に入りの布で仕立てるのをオススメします。遅くても1週間位で出来上がります。

☆買い方
 最近はレディーメイドよりオーダーメイドが主です。きれいな刺繍やかわいいデザインのものでも布のまま売っていることが多いです。安いものは300ルピーのセットとかありますが、これは生地にしてあるプリントが洗うとすぐ取れてしまうようなものです。せっかくつくるなら長く着たいですよね。ですからあまり安いのは薦めません。
 でもセールは見逃さないで下さい。日本人とネパール人の好みの違いもあるので、日本人好みの掘り出しものがいっぱいあることもあります。
 毎日街を歩いて常に新しい布が入っていないかチェックです。私が結構気に入っているのはディリバザールとプタリサダックの交差点付近一帯にある布屋さん、スンダラ周辺の布屋さん、パタンのラガンケル周辺の布屋さんです。アサンチョークとインドラチョークの間に布屋ばかり集まった場所があります。ダカ生地専門で売っている通りなどもあるので、この辺一帯も要チェックです。ゴージャスなクルタをお探しならバグバザール一帯のクルタ屋さんはキラキラしたものがいっぱい売っています。新しいデザインならパタンのクプンドール一帯のブティックがオススメ。私はいつもこの辺の店の着ているマネキンのデザインをチェックして、仕立てるときの参考にしています。
 気に入ったものが見つかったら朝、買いに行きましょう。ネパールでは朝の商売がうまくいくとその一日の商売がうまくいくと言われているので、「朝なんだしもうチョットまけてよ」というと応じてくれます。事前にだいたいの布の相場を知っておけば、「このぐらいの値段までならいいよね」と強気に出ることも出来ます。
 日本から布を持っていくのもいいですが、エスニック系の布ならわざわざ買って行く必要はないと思います。ネパールでも質のいい布は高い(っといっても日本よりは安いかな)ですが、手に入ります。

☆仕立て方
 だいたいクルタを売っている店では作ってもらうこともできます。その店で買った布はその店で仕立ててもらったほうが安くつくのですが、私は1つ信用おける仕立て屋さんを探してそこに絞って仕立ててもらうことをオススメします。そうすると仕立てる度に全身のサイズを図る面倒も省けるし、注文もつけやすいです。私はデザインを変更したいなどと布を預けてから、後日言いに行くこともありますが、こんな我がままにも応じてくれます。それと何回か仕立てをお願いしているうちに私の好みも分かってくれるので、いい生地やデザインが入ると薦めてくれます。自分の好きな色と似合う色は違うので、たまには人の言うことも聞いて、自分の好きなものとは違うものをつくってみても、結果結構いいじゃん♪と思えるものが仕上がります。

☆着まわし術
 ある程度の数クルタを作ってくると着まわしが出来るようになります。まず黒と白のパンツは強くていい布で作る。同色、黒と白のショールを揃える。無難な何にでも合う黒と白を揃え、上着だけ変えれば十分着まわせます。

あとは街角のファッションチェックを欠かさないことですね。

ネパールへ来てクルタを作りたいと思っている方は、よかったら参考にして下さい。

 クルタ以外の普段のおしゃれとして、小さいティカ(ビンディ)すると顔全体が締まって見えます。直径が1~2mmシールタイプのティカもありとても重宝しますが、なければリキッドアイライナーなどで眉と眉の間にちょんと点を描くだけで全然違います。クルタに限らず洋服にも合いますので、ぜひぜひ試してくださいね。
 あとせっかくネパールへ来たならガージャルもほしいですね。よく赤ちゃんが目の下をまっ黒にしているアレです。オシャレとしてもですが、目に直射日光が当たらなくする効果などがあるそうです。スティックタイプも簡単に手に入りますので、下まぶたの際に細くラインを引くだけでも印象が変わります。慣れないとムズ痒かったりしますが、これをマスターすればあなたもネパール美人です。上まぶたのアイライナーとのコンビネーションでアイメイクの幅が広がります。
 これはファッションではありませんが、ネパールのディディたちはブラをサイフ代わり?!に使っていたりします。ネパールのお金は紙幣が多いので、お金を小さい巾着に入れてそれをブラへ忍ばせておきます。紙幣なので外からも目立たないし、スリに会うこともありません。一種の知恵です(笑)

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