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2008年02月10日
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カテゴリ: 英田サキ

ライク・ファーザー・ライク・サン

高校3年生の相崎志真は、隣の家に暮らす幼馴染み・昂の父親であり、人気脚本家である灰島康征に恋をしている。だが、康征は男女問わず万年入れ食い男のくせに、志真のことはまるで娘(!?)のように可愛がり、いつまでも子供扱いだ。父親代わりなんて必要ないのに。酔っ払った康征からキスされ喜んだのも束の間、相手を間違えたと謝られてしまう。康征の態度に傷ついた志真は、自分にも男の恋人がいると嘘をついてしまうのだが… 歳の差20歳、この恋の結末は!?

昨日の『獣の妻乞い』と同時に注文していた本で、どちらを先に読むか悩んで英田さんのが後になってしまったんですが、この選択、ちょっと失敗だったかも。あっちが衝撃的過ぎたので影が薄れてしまったようです。とはいえ、英田さんの作品ですので、そこそこ面白くはあります。次から次へと波を盛り込みつつ、最後までしっかり読者をひっぱってくれるのです。

主軸になってるのが志真ことしぃちゃんの初恋の行方で、相手の幼馴染の父親は来る者拒まずのスキモノだし、人気脚本家なだけに俳優や女優など見目のよい人間との付き合いも多いことから、自分にイマイチ自身のない彼は悶々と思い悩むばかり。

そんな彼にはっぱをかけるのは、脚本家の元嫁の大物女優と幼馴染の息子。幼馴染のほうは、ストレートな性嗜好にも関わらず、気持ちが志真へ傾倒しきっていて体が心を裏切り思うようにならない(ズバリと言うと、タタナイ)のが悔しいらしい。志真のためだったら何でもしそうな面白い青年で、そもそも恋の対象として志真を見てないらしい父親に、まず一手仕掛け注意を引かせています。

元嫁もまた一癖あるキャラで、この本の中で一番『男らしい』さばけた女性。失恋を恐れて一歩も動けずにいた志真の背中をバ~ンと押し、ついでにだらしがない息子には愛のムチを。息子の友達の、別れたとはいえ元ダンナへの恋心を後押しするってのは、なかなか出来ることではないような。

ラストにはようやく恋が叶った志真と脚本家の二人の絡みがありますが、ベテランなはずの脚本家も初々しい志真にメロメロのタジタジで、おかしかったです。

男同士ってことでBLなんですが、恋に対するあるべき姿勢が練りこまれていて、確かにね~と頷いてしまったシーンもあったりするお話でした。待ってるだけじゃ何も始らないのですよね。







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最終更新日  2008年02月13日 11時41分25秒
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これも  
comaちゃん  さん
買っております。これも面白そうですよね~。
たくさん読みたい本がありすぎて何から読み始めようかと、
1冊読み終わるたびに迷っています。^^; (2008年02月13日 16時28分14秒)

Re:これも(02/10)  
海牛888  さん
手元に読みたいと思ってる本がいっぱいあって、迷う時・・・・至福のひと時です~ヾ(´▽`;)ゝウヘヘ
反対に読んでない本が一冊もないと、イライラするというのは禁断症状なんでしょうか(^^;; (2008年02月15日 19時07分18秒)

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