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2008年06月01日
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カテゴリ: 愁堂れな

金曜日に僕は行かない

あの日、約束の場所に行かなかった僕を義兄は怒っていないのか―?十三年前、駆け落ちを約束しながら別れた義兄と仕事で再会した聖也。義兄の奏は今や大手ゼネコンの次期社長候補。ところが約束を反故にした聖也を責めもせず、地位も名誉も捨てて「今度こそ君を離しはしない」と宣言!!激しい執着を甘い言葉に代えて囁いて…!?歳月を経て兄の手に堕ちる時―インモラルラブ。

叔父×甥の次は義理の兄弟カプを読んでみました。両親の再婚によって兄弟となり、それぞれに孤独を感じていた二人は互いに惹かれあい一線を越えてしまいます。しかし母親に現場を目撃されたことがきっかけとなり、冷え始めていた両親は離婚、それぞれの親についていくことになった二人は駆け落ちを計画していたが、その夜弟の聖也の父親が倒れてしまったため待ち合わせ場所へは行けなくなった。父親の遺言に縛られ、渡米してしまった兄とはそれきりになっていた。

が、聖也が加わった大規模な新しい仕事の事業主として現れたのは、大手建設会社の専務職につき切れ者と評されている兄だった。義兄の奏は社長の娘と結婚していたのを知った聖也は、思わず、13年前待ち合わせの場所へ自分は行ったと嘘をついてしまう。

聖也の上司は仕事相手である奏との繋がりがあることに小躍りし躍起になるが、そんな思惑とは無関係に通常では考えられないような優遇を奏は約束し、周囲に波紋が広がっていく。奏の盲愛に聖也はとまどい、奏が妻帯者であることを指摘すると、その頃浮き上がってきていた土壌汚染のデーター捏造疑惑の罪を公表し、何もかもを全て捨て去ってしまったうえで、聖也にもう一度二人でやり直したいとエアチケットを握らせる。心を決められない聖也は、航空券を握り締めたまま、奏の前から逃げ出して。。。

著者のいつものような軽さが全くない作品でした。
特記すべきは攻の奏の壊れっぷりでしょうか。過去、待ち合わせに来なかった聖也を全く恨んでいないのはいいとしても、仲を引き裂かれた形となったことでその後の彼はまるで抜け殻くんだったようです。望まれたから会社に入り、求められたから入り婿にもなったと話し、聖也と再開が叶ったので妻などどうでもいいと言い切っております。う~ん、、ちょっとこの『どうでもいい』発言にはお話とはいえ、引っかかるものがありました。

どうしても忘れられなかった気持ちはわかりますが、無責任行為はいただけません。行動力はあるようなので、それなら別れさせられたあの後、再開の手立てを立てていればよかったわけで。。。。と、なんだか自分本位な攻が好きにはなれないお話でした。








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最終更新日  2008年06月02日 10時47分10秒
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買ってます  
comaちゃん  さん
でも、まだ読んでいません。

お兄ちゃんは、壊れているのですか。
困ったさんですね。^^; (2008年06月03日 16時34分15秒)

Re:買ってます(06/01)  
海牛888  さん
好きすぎるっていうのも、なんだか怖いよなとつくづく思ったお話です。こういう人が近くにいると、よほどしっかりと自分を持ってないと引きずられてしまうのかもしれません。 (2008年06月04日 12時11分44秒)

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