SUZUKA☆SMILE

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2人目を授かって


それは「夫婦の染色体検査」を受けること。

すず姫が転座型ダウン症である以上、2人目を望むのなら避けては通れない道でした。

正直すごく悩みました。
一人っ子でもいいじゃな?
いや、でももし異常なければ子供を産まなかったことを後悔するかも・・・
毎日イロイロ考えては眠れない日々を過ごしていました。

すず姫1歳8ヶ月のとき、それまでお世話になっていた小児科の先生の移動が決まりました。
この事がきっかけになり、私たちは染色体の検査を受けに行ったのです。

結果が出るまでの1ヶ月間。
本当に苦しかった・・・
色んな思いが頭を駆け巡り、精神的にずいぶん参ってしまいました。

結果は「異常なし」だったけど・・・

この検査から数ヵ月後、私は二人目を妊娠。
主人と「羊水検査」について話し合いました。
そして私たちは検査を受けないことにしました。

理由は・・・
結果を待つまでの1ヶ月間がとても辛いことを、身をもって体験したからです。
そしてもし、お腹の子に異常があったらどうするのか?
もちろん異常があったら辛いでしょう。
でもそれ以上にだからって堕胎してしまうことの方が怖かったのです。

「もし、また何かあっても一緒に育てていこう」
それが私たちの出した結論でした。

もちろん、受けなかったための不安もありました。
「もし・・・」「また・・・」いつも考えていたような気がします。
元気な胎動に励まされましたが^^

でもね「障害」って「染色体異常」だけが障害じゃないんだよね。
羊水検査では分からない障害が大多数。
すず姫を通して、いろんな障害を持った子どもたちを接してきた分、無事に生まれてきた今でも怖さがないといえば嘘になるんだよね。

羊水検査、私は受けなくてよかったと思ってる。
今は。

でも・・・
もし3人目に恵まれたら?
正直分かりません。
今度出産する時は間違いなく30代。
真剣に考えなくちゃいけない年齢になってるんだろうなぁ~・・・

羊水検査って、複雑な問題だよね。
否定も肯定もできない。賛否両論。

「子供を産む」ってさ、簡単なことじゃないんだよね。
色んな覚悟がなければ産めない。それはすず姫が教えてくれたことなんだけど・・・
ホント、責任重大、大変なことだと思ったよ。

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