楽天的 きもの生活

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やわらかい、かたい(染めと織)



なんじゃそれ?


染めの着物とは、白生地、反物になってから染めるもののことです。
後染め、とも言います。

さわった感じから、やわらかい着物、やわらかものとか、染めの着物とよばれているんですね。

☆シルクだと、縮緬(ちりめん)、羽二重(はぶたえ)、綸子(りんず)、絽(ろ)とか。
☆コットンの浴衣地も。


んで、それに対して、織は糸の段階で染色し反物(織物)にするのだそうで、後染め、ですね。

で、さわった感触、風合いからかたい着物、織りの着物と呼びます。

☆シルクは 紬(つむぎ) 御召し 紗(しゃ) とか。
☆コットンは 久留米絣(くるめがすり) 阿波しじら(あわしじら) 唐桟縞(とうざんじま)

☆麻の 宮古上布(みやこじょうふ) 越後上布(えちごじょうふ)

小千谷縮(おじやちぢみ) などの縮


格としては、先染めの着物より後染めの着物のほうが上になりますよ。
やわらかいほうが格上なんだって。

だから、紬(つむぎ)は改まった席なんかはNG、普段に着るもの、と言われてます。めっちゃ高価なものも多いんですが・・・。

最近はパーティーなどならOK,という流れみたいです。

ちなみに、帯にも染めと織があります。
「染の着物に織の帯」「織の着物に染の帯」 が常識と言われますが、これも最近ではあまりこだわらないそうです。


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