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ミカさんのひとりごと

ミカさんのひとりごと

~ the otherside diary ~


ここでは、ブログとして書いている「育児日記」だけでは収まりきれない、 私の日々のつれづれを書かせていただきます。
育児はもちろん、食べ物から好きなモノ、男性観や結婚観など、
私の主義主張、ぜーんぶお見せします…たぶんね・笑。

カイの前歯とお医者さま選び
子供の歯を健康に保つことには、親は結構苦労するもの。
『8020運動』とかあるけど(80歳で20本の自分の歯を持っているようにケアをしよう、ということらしい)、永久歯になると二度と生え変わらないし、歯って健康に生きる上ではとても大事なもの。そのためには乳歯のうちからのケアってとても重要。

私も海成は最初の子だったので、本やネットで乳幼児のオーラルケアを一生懸命勉強したもんです。

ところで虫歯ってどうしてできるか知ってる?
生まれたてのあかんぼには虫歯菌っていないんだよね。 
これは十中八九母親やそのほかの家族からうつるんですって。
親が食べたスプーンからや、可愛さのあまり「ちゅ♪」ってするこの行為、これすべて虫歯菌を直接赤ちゃんの口腔内に運んでいるらしい…ショックだよねえ。
自分の可愛い子供にキスしちゃいけないなんて!
でも世の中には虫歯にさせないために、一切キス禁止、っていう両親もいるらしいんだけど、そんな涙のにじむような努力も、親の見てないスキに、じいさんばあさんらが、あっさり自分の歯で噛みくだいた食べ物を与えたりして…ジ・エンド。ちゃんちゃん♪って感じだよね~。かなしい話だ(ーー;)。

さすがに私はそこまでできなかったけれど、一応気をつけていたのですよ。

普通は生後6ヶ月くらいから生え始める子が多いようですが、海成は、生後4ヶ月に入った頃から前歯が生え始めました。
ずっと母乳だったので、何とか虫歯からは免れられるかな?と思っていたのだけれど、数ヶ月経つ頃には前歯の上2~3本が変色し始めてびっくり。 小児科で検診の際見てもらうと、 「エナメル形成不全」 といわれまたまたびっくり。
実は私が妊娠中、ある一時期に受けた何らかのストレス(食事だったり、体調だったり、精神的なものも含めて)で、胎児だったカイにも影響が及び、そのとき進んでいた歯の形成に異常がでたらしい。
結果、普通ならエナメルでコーティングされている歯のはずが、生えてきたときにはエナメルなしの中の組織がむき出しの状態だったのです。
もちろん、それでは無防備なので虫歯になりやすかった、というわけ。

「虫歯じゃ~(T_T)」と急いで小児歯科を探したのが確か8ヶ月頃。
でも最初に通ったT歯科というところでは女医さんだったのですが、
「母乳が原因です。断乳できないのはお母さんの方が甘えていらっしゃるからですよ。次は必ず断乳されてからいらしてください。」 とけんもほろろ。
さんざんお叱りを受け、私の方がすっかりヘコんでしまいました。
結局一度だけギザギザだった歯をけずってもらったものの、 その後はすっかり足が遠のいてしまいました。
私は母乳育児については、少しばかりこだわりと持論があったので、こんな言い方をする医者(しかも女性)には子供を預ける気になれず、新たにお医者さまを探しました。

その後出会ったY歯科の先生はとても丁寧で、質問には電話などでも答えてくださるくらい、カイの歯の処置についてじっくり教えていただきました(しかも、ダンディーでイイ男だった!!笑)。

フッ素は広く知られていますが、それは予防のためのもの。虫歯になってしまった歯には効きません。なってしまった虫歯には進行止めの「サホライド」という薬を塗布します。このサホライドというのは銀が入っているので、虫歯の進行を止める代わりに虫歯部分が黒くなります。
私も初めて歯科でこの処置をした翌日、カイの口の中を見て最初はびっくり!だって完全に 『おはぐろ』 状態だったのですから。
説明を受けていたとはいえ、こうまで黒くなるとは思わなくて…。
すさまじい黒さは一週間ほどで落ち着きましたが、やはり前歯のさきっちょは黒いまま。最初は
「この子、にっこり笑うたびに黒いのよ~ \(◎o◎)/」
と大騒ぎだったのですが、Y先生にもいろいろ教えていただき、進行を防げて永久歯には影響はないと教えてもらい納得しました。

まあ、この処置は生え変わる乳歯にしかしないそうです。そりゃそうだ。
カイはそれ以来定期的にこれを塗布してるのですが、にこっと笑うと前歯だけ黒いので『みそっぱ』に見え、そのたび「君の歯はスゴいねえ~」と言われるんだよ…。私はそのたびに心の中で「コレは努力の結晶なんだああ!」と思うのです…。

それにしても、妊婦の生活のいろんなコトが胎児に与える影響ってすごい大きいんだなっていうのを改めて実感。だって、その当時私としては何事もなくふつーに暮らしていたし、取り立てて妊娠の経過に異常があったわけではないから。
ただ思い当たるのは、沖縄から離れ、結婚して全く今までと異なった環境で暮らし始め戸惑う中、仕事もやめてアキヒコさん以外とは話す機会もすくなくストレスがたまっていた頃なんだよね。もう、それ以外原因は考えられないので、やっぱり妊婦っていうのは心身ともに健全な状態じゃないといけないんだっていうのはつくづく感じた出来事でした。

それと同時に、信頼できる医者を選ぶってすごい大事!
疑問を抱えたまま通っていても、本当の意味の治療にはならないって気がする。結果的に私の選択は正解だったと思っているけれど、これでいいのかっていろいろ迷ってる患者さんって沢山いると思うんだよね。そういう人にはぜひもう一度お医者さん選びを考えてみるのは悪くないことかも。 大事な「自分」や「自分の子供」の身体なんだからさ。
(write 2005/02/16)




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