ドッグアロマセラピストの親バカ日記
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昨日、保健所に行って、キャバリアちゃんを引き取ってきました。気になって時々覗いてる「浜松市保健所迷い犬・ネコ情報」に載っていたのを見て、処分だけは避けたいと思い、保健所に電話して待ってもらったのです。私の前にも、面会希望の方が居たようなのですが、面会の結果NGだったそうです。ま、この仔の状態を見れば無理も無いかも・・・ 浜松では、ここ数ヶ月の間に、繁殖所の引退犬と思われる放棄が相次いでいます。どの仔もガリガリに痩せていて、皮膚がボロボロ経産婦である証拠に、おっぱいは垂れ下がってます。これは、推測なのですが、不要になった犬達を山の中に捨てて回っているとんでも無い繁殖業者が居るようです。詳しくは、ボランティア団体のサークル・マムさんのブログの記事をご覧下さい。全く、許せませんこんなヤツは地獄に落ちてしまえと思う私って、間違ってるかなぁ。心当たりのある方や、遺棄現場を見掛けた方は、お近くの警察署まで通報して下さい。動物の遺棄は、立派な犯罪です。 話を戻して、保護してきたキャバリアちゃんのこと。見ての通り、皮膚がボロボロで、ガリガリに痩せてます。今年の夏に保護して幸せになったくるみちゃんより、状態はかなりヒドイです。病院で診ていただいた結果、疥癬と耳ダニが見つかりました。どんな不潔な環境で飼われていたんだろうと思うと、可哀想で涙が出てきそうでした。疥癬は、人にも犬にもうつる感染症です。とは言っても、直接ベッタリ接触しない限り、感染の可能性は低いそうです。実際、私も2年前の浜名湖のレスキューの時に、疥癬の犬をたくさん洗ったり、触ったりしましたが、一度もうつりませんでした。同じ建物に居た、ペンションのわんちゃん達にも感染しなかったしね。疥癬の原因であるヒゼンダニは、犬や猫に寄生しない限り、とっても生命力の弱い生き物だそうです。生活環境を清潔にして、手洗いや消毒をまめにすれば、怖い病気ではありません。でも、免疫力の弱い子供やお年寄りは、危険度が上がります。と言う事で、我が家のチーズ(14歳)とお姑さんは、接触すると怖いので、このキャバちゃんには、疥癬治療が終わるまで、お店で過ごしてもらいます。可哀想だけど、山の中で放浪してた事を思えば、マシだと思って我慢してね。疥癬の治療は、2週間後にもう一度注射して完了です。今は、ハゲハゲで悲惨な皮膚状態ですが、疥癬さえ治ればキレイなキャバちゃんになります。完治まで頑張ろうね。 それまでは、店の消毒も完璧に行いますので、お客様にご迷惑を掛けないようにいたします。それでも、 何かと不都合があったり、心配かけてしまうと思います。申し訳ありませんが、ご了承いただけると有り難いです。 でも、幸いな事に、・フィラリアはマイナス。・血液検査も異常無し・一番気がかりだった、心雑音も無し年齢は、推定ですが、4~5歳とまだ若そうです。体重は、5キロ。ガリガリに痩せているので、これから増えると思いますが、小柄です。性格は、まだわかんないけど、人懐こくて可愛い仔です。ちょっと、要求吠えがあるけど、今は仕方ないかな。疥癬治療が終わってから、改めて里親募集をしたいと思ってます。その時は、応援してくれると嬉しいです。よろしくお願いします。
2007年12月08日
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