耳抜き編その1 耳抜きとは?


耳の問題を抱えている方が多いので、僕自身が思う
『耳抜きのコツ』を紹介します。

耳抜きは鼻の奥のほう(のどちんこのすぐ上のあたり)
にある耳管(鼻の奥から、鼓膜の内側の中耳に通じています)
という穴に空気を送り込み、水圧がかかったときに起きる
鼓膜のたわみを調整する行為です。

すなわち鼻の奥のほうの粘膜がむくんでいたり(鼻炎や蓄膿
症など)、耳管が先天的に細い人(耳管狭窄症)、両鼻の穴の
真ん中にある鼻中隔がまがっていて片方の鼻奥の粘膜にたわみが
ある場合(鼻中隔湾曲症)など、耳抜きがしにくくなります。

耳抜きをするには、とにかく耳管に空気が通過しやすいよう、
鼻の奥の隙間を広げてやることです。


<1>基本中の基本ですが、まず鼻と口から空気が漏れないよう
鼻をつまんで口を閉じ、空気を鼻から吐き出すようにりきみます。
両耳にプスッと空気の漏れる音が聞こえたらOKです。

この時、もしも左右の耳の抜けるタイミングに時間差があるよう
なら、少し注意が必要です。
水中で片方の耳にだけ空気が抜け、もう片方に抜けにくいとき、
あまりがんばってりきみすぎると、先に抜けた方の耳の中耳の
圧が高まりすぎて、内側から鼓膜破裂を起こす可能性が出てくる
からです。

陸上で左右の耳抜きにはたいした時間差がなくても、水中で圧が
かかると片方だけなかなか抜けなくなることはあるのです。

対処方法は後で書きますが、抜けないほうの耳を上にしてみたり、
鼻をつまんで嘘をついたピノキオみたいに前に引っ張ってみたり、
左右にひねってみたりすることです。

それでも水中で片方だけがどうしても抜けないときは、
あきらめて浮上しましょう。


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