足摺編その3 ガンガゼでとほほ;^^)


右に陸を見ながらの移動。

エントリー前に流れをチェックする。
やはり黒潮の近くだけあって流れがあるようだ。

何度か流れのある中のダイビングは経験があるが、
少しの流れは大物が出現する可能性があることを意味する。
少し淡い期待を胸に秘めてのエントリー。

昨日は急な雨が降ったと聞いていたが少し
濁りが入っているようだが、水深の浅い場所は光が
さっと入ってきていて思いのほか明るい。

流れに逆らっての移動。
少しは良いとこを見せられるかな?と油断したのが
まちがいだった。ドロップオフ近くの小さな魚に気を
とられた瞬間、ぐらっと体制を崩して手をついた。

ぐさぐさっ!!

膝で立て直そうとした所にもガンガゼが!
もう花が刺せそうな位いっぱいささった(T-T)

うぎゃああ・・!!
じたばたしてガンガゼの針を抜く。
ウェットスーツと手袋からは茶色の筋が何本もへろへろと
上がっている。

もう何本刺さったか解らない位刺さって半泣きになっての
エグジット。2日程痛くて物が握られない程腫れあがった。

今でも膝にはガンガゼの刺さった痕が残っているのであった。

まあそれはさておき(T-T)、2本目も続けてボートを向ける。
ここ大浜というポイントは非常に迷いやすいポイントで
似たようなジグザグ状のテーブルサンゴが張り出している。
その隙間にアンカーを打ち、エントリーしている。

透明度が15mあるのでアンカーが遠めでも見えるが
このサンゴの森に入り込むと途端に周りが見渡せなくなる。
エアーの残りで遊んでいいよ!の合図で被写体を探して回る
と コロダイの幼魚 がコケを一所懸命にかじっている。
しっぽをひらひらさせながら黄色と黒のひれをちらつかせる
様は本当にかわいい!
食事に集中しているせいか近づいても全く逃げない。

思いのままに写真をぱちりと写させてもらった。
幸い流れはここでは無く、写真に集中することができた。

今日は肩ならしということでゆっくりとさせてもらい、
楽しみの夕食は葉がつおのタタキが出た。
お盆の初日から来ているおじ様はげんなりとした顔をして
今日で5日目のかつおのたたき・・とつぶやいていた。

明日の午前中の便のフェリーで帰る予定だが帰りたくな~い
とだだをこねていた。そこへ電話が入ってきた。

「えっ止まってる?・・そうですか・・解りました・・
ハイハイ。ガチャン」

宿のご主人が良かったのか悪かったのか複雑な表情で、

「先ほど電話がありましてね。どうやらフェリーが故障して
甲浦でドック入りしているらしいですよ。明日は欠航です」

おじ様の喜んだこと!(笑)喜びいさんでフェリー故障で
帰れんわ!と自宅に電話していた。

聞くところによるといつ故障しても不思議でない位古く、
よく故障するらしい。
いつ沈んでもおかしくないというのは言いすぎってもん
である。

でも、私達無事に帰れるんかしら?と一抹の不安を
感じずにはおれなかった。
私は休みの延長ができないんだよ~!!


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