足摺編その12 船中の陣取り合戦


ここは、はりまや橋の近くにある和食店。
はりまや橋はお嬢さんに一目ぼれしたお坊さんがかんざしを
贈り物にして頭に挿してあげた~というお話にでてくる橋の
こと。

行ってみたら橋の欄干しかない!と不評だったからか、橋を
復元してしまったらしく、真新しい赤い橋が今はかかってる。

その近くにはよく観光地にある頭の部分だけ穴が空いてる
記念撮影用のボードがあり、坊さんの頭と足をついて前かがみ
になってる姿のボードだ。

そこですずめ娘が娘さんの所に顔をだし、初老のおじ様が
坊さんのところに顔を出してハイ!チーズ!!

デジカメを見るとほんとに良く撮れていた。
ハマリって感じでね。
写真欲しいんだけどな・・
残念ながらその時の写真が手元に無い。
結構珍しく決まってたんだよ!(ホント)

そんなこんなで夜は更けてきてそろそろ夜行フェリーの
受付時間が近づいた。
入場開始!どたばた一斉にみんなが走る!!
こんなはめに陥るとは・・・
帰りのフェリーは寝台ベッドの予約を取っておらず、しかも
台風が近づいていて1日フェリーに乗るのを繰り上げた人達
とでごった返していた。
まずい・・まともに寝れるスペースあるの?

案の定、ぎゅうぎゅう詰め。
なんとか横になれるものの寝れるのかしらという狭さ。
1つの広いスペースの中に200人近くの人達がひしめきあって
いる。うう、やだな。
図々しい私達は結構スペースを強引に確保したが、あまりにも
狭苦しい上にうるさく、落ち着かない。
ダメ元で寝台の予約キャンセル待ちを入れる。
どうだろうか?

しばらくしてキャンセル待ちで取れた人の名前が呼ばれる。
どきどき・・
しばらくしてなんと呼ばれた!

案内されたのは関係者以外立ち入り禁止と書かれた
ゾーンを抜けたむこうのベッドスペース。
ここは普段はトラック運転手用に確保されたベッド
スペースらしい。お盆ということもあってかトラック
運転手さんは少なかったらしく空きスペースを開放し
たようだ。じつにラッキー!

今度来る時は必ず寝台往復取ろうねと話したものだ。

船は何事もなかったのかのように順調に進む。
さすがに半島の影のない太平洋を抜けるときは大きく
ゆっくりと揺れたが、私には心地よい揺れに感じられる。

長かったお盆休みも終わり、帰ればまた仕事が待っている。
さあ、明日は最後の日曜日だ!
たくさん撮ったデジカメの画像の整理でもするか!
(おわり)


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