八丈島編その4 個人ツアー最大のピンチ!


できなかった私達。行くことができても帰る手段がない。

個人ツアーで手配することのデメリット。
予約がうまく取れなかったときは計画が途端に破綻する。
しかも突然のアクシデントに対する対応がすぐに取れない
こともある。沖縄の場合は台風が直撃して飛行機が飛ばな
い、海が荒れてフェリーが出ないので予想外に宿を手配す
るなどの災難にみまわれることもある。

ダイビングに限らず自然あってのアクティビティだけに
何があるかはわからない。天候の善し悪しなんて運としか
いいようがない。でもこれが良いのと悪いのとは雲泥の差。
最悪の場合は現地に行って海を目の前にしてダイビングは
中止ということもある。

けれどこういったことは誰かのせいにしたくなるのが
人情というもの(笑)
雨男だの晴れ女だのというレベルでなく嵐を呼ぶ男(女)
だのというのがダイバーの間ではとかく話の種だ。
確率の問題のはずなんだが、どうやらお天気運の神様は
きまぐれでジョークのきくお方らしい。

さて、足が確保できないのはそれ以前の問題なわけで
どうすんの?・・・

やっぱり7月の海の日連休。
しかも八丈島は夏祭りの真っ最中という一番お客さんが
集中する時期に個人ツアーを計画したことがそもそもの
まちがいだったのか?!

今回は万事休す。
じゃ八丈島ツアーはなかったことにいたしましょう!
ごめんね。また休みが合うときに行こうね。

おわり(T-T)

んなわけないだろう(笑)
今日は丁度出発日から2ヶ月前でまだまだチャンスはある。
東京組はしっかりとキャンセル待ちを入れていた。

席が確保次第連絡を入れるからと言って電話は切れた。

大阪から羽田間は十分空きはあるがこの羽田から八丈島への
直行便が曲者だ。一日4便飛んでいて、JASの小さな旅客機
のために席は100名分もないのではないだろうか。
そんな狭い枠を取り合いする。

もちろんツアー会社は私たちが予約可能になる前に席をある
程度確保しているためにもっと少ない席を取り合いするのだ。
行きだけ2ヶ月前に取れただけでもラッキーと思わねば・・
そんなJASの空席状況をにらみながら、日1日と迫ってくる。

そうして海の日連休の2週間前の2度目のチャンスが訪れる
この2週間前はある程度の席を確保していた旅行業者さんが
キャンセル料がかかる前に手放してくるのだ。
キャンセル待ちの順番が早ければ確保できるができなければ
直前のキャンセルを待つしかないが、今回は私たち大阪組の
こともあり、直前までは待てないのだ。

実質のラストチャンス!
その時東京組から連絡が入る。
「なんとかとれたよ。帰りは朝1便になっちゃったけど。」

まあ贅沢は言えない。これで足は確保できた!
たったの3日間だけど思いっきり八丈島を満喫してくるぞ!

この時私たちはまだ知らなかった。
私たちが八丈島を訪れる日が大潮に当たる時だということを。
ただでさえ流れの激しい名物ポイント、ナズマドに入れるか
どうかわからないという殺生な状態になるかもしれないのだ。

持ち前のお天気、強運女軍団(爆)に笑顔はあるのか?!
次回は待ちに待った当日レポート編開始!

つづく


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