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さすがにいきなりフルタイムの職場復帰には無理があったようで今日はお休みしちゃいました。外の気温の温度差とか、電話、パソコンとか段々声のトーンが下がってきちゃいます。まあ、明日は土曜日。月末とはいえ少しは余裕のある日に出てちょっとずつなんとかするしかないですな。日が経てばすっきり治るなら良いんですがいかんせん不明部分の多い状態の両ひざなのでそれに対するストレスなんかも感じます。帰ってきてから少し笑えることは20日ぶりに帰ってきて鳥頭なので忘れてるにちがいないと思っていた文鳥のナナちゃん(オス)の反応。やたら馴れなれしい。どうやらすずめがいない間、あんまり誰も遊び相手になってもらえなかったらしく、ちょっとモテている。ひざのリハビリの自主練してると何なに?と足にまとわりつく。どうやら遊んでくれようとしていると誤解しているらしい。入院前のこと思いだしちゃったい。オフ会の会場で少し待っていたら男性に声をかけられたのね。それで忙しいからと断ったら男性「ナンパじゃないんですよう」すずめ「だから嫌なんだってば!!」その事をオフ会のメンバーにぐちったらえらく受けたっけ。最近ろくでもないもんばっかにもてて嬉しくないんだが(病院ロビーでヤブ蚊にモテモテで看護士さんの世話になったこれでもB型なんだが・・)
2004.07.30
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帰って来たは良いんですけどメールの山のお返事とかこのページへのメッセージもまだ全て読めていない有様で・・時間かかりますがお返事は必ずお書きしますので気長に待ってやってください。まあ20日近くほったらかしでなおかつこの文章読んで頂いている方ですので心暖かい事を勝手に期待してしまいますが(笑)なんせ術後経過が良くないもんだから(早朝3時頃に急激な頭痛と吐き気で目を覚ましてナースコール押してました)身内にモバイル持ち込みに視線がいっちゃいまして没収されておりましたものですから術後5日以降くらい全く動きが読めておりませんのです。まあちょっと言い訳しておきますとモバイル、ほとんどやってないですよう・・1日30分もさわってませんでしたもん・・退院してきて翌日から会社に復帰しました。もちろん歩き方もふらふらしてるし、仕事の方もメールと書類の山で見てるだけでくらくらしますよ。まあ悪いのはひざだけであとはバリバリリハビリで汗を流してましたから以前の内科入院明けなんかとは比べ物にならないくらい元気ですわ。来月に仕事の引継ぎで日本全国行脚して挨拶まわりしないといけないらしいんですが、そりゃちょっとすぐには勘弁してほしいなあ・・関節痛患者の思わぬ壁といったら1番はこの季節欠かせない(今年はないと死ぬる・・)クーラーです。キンキンに冷えた部屋に入るとそれだけで術足の右は激痛がきます。2番は階段で・・あと3番はお風呂かなあ。まだしゃがめないし、座高の低いいすしかないからもうすごい格好で座って(説明できないくらい(^_^;うへ~)頭とか体を洗ってます。体力は大丈夫ですが病院いるとほんと病気の事以外考えられなくなってしまう環境なもんですから精神的にはかなり疲弊したなあとは思います。なんせ手術受けるか温存かの選択をずっと迫られながらの検査、きついリハビリの毎日でしたから。一番ネックが大きいのはやはりスキューバーダイビングです。ひざの関節の間のクッションの役割をしている半月板という軟骨の重い物を持った時の加重部分である内側後ろ部分を全て切除したので直接骨にこれからは加重がかかってしまうため、重い物はできるだけ持たないかつがない・・ダイビング器材って20kgオーバーもの加重なので今度は軟骨、骨の部分が直接痛み、軟骨は今の現代医学では治せないんだそうです。これからずっとダイビング器材を背負うのは禁止になったのでボートダイビングのみかエントリーポイントまで器材を運んでもらうか・・さながら障害者みたいなダイビングしかできないのですねえ。主治医に説明された時は結構ショックでしたねえ。入院中、ダイブ友達には器材持ってあげるからさ~と随分なぐさめられました。ありがたいことです。多分甘えないとダイビングを続けられそうにありませんので、あとは理解あるダイビングサービスさんとお付き合いすることですねまあ今は手術した右ひざの安静、リハビリとやっかいな左ひざの経過観察が早く解除になることを祈って日々ぼちぼちと頑張るしかありませんな。先ほど社内にある70cmの段差の上からどう降りようか迷ってる後ろ姿を母親が見ていたらしい・・「こらっ座って超えなさい!こけるよ!!」ここを超えないと2階への階段の上のトイレ(洋式)に行けない。泣けるう。。
2004.07.27
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長らくご心配をおかけしました。すずめ、色々イレギュラーな事がありましたが退院いたしました。術後の体調不良やら、手術した逆足の関係で大幅にリハビリ期間が伸びたことやらでかなり主治医、リハビリの先生、看護士さん達の悩みの種でした。右ひざの半月板切除手術とリハビリなら通常術後一週間で退院なのですが術後18日、入院期間20日間もかかってしまい、かなり心身共に浦島太郎状態です。(せめて織姫か?)両ひざ経過観察で出てきましたのでまた病院にまい戻ってしまう可能性もありますがとりあえず報告まで。あまりに入院記の内容まとめるの大変なんですけど、どうしようか思考錯誤中。。まあ1つだけ嬉しいことといったら痛み止めを今のところ飲まないでいけるので禁酒解禁になったことかなあ?早速飲むとすっげーまわりました。こちらもリハビリが必要なのかしら~では、またぼちぼちですがお付き合いのほど、よろしくお願いします。
2004.07.26
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今日は土曜日、海の日連休についに入った。予想を大きく裏切っていまだに病院に入院中だ。けがさえしてなきゃ今頃沖縄の海にいたのになあ・・病院は第2,4の午前中以外はお休みで今日は第3なのでリハビリも完全にお休みなので検温とシャワーと食事以外に全くやることがない。なので患部以外すごく元気な整形外科病練の患者さんは外泊許可をとって出ていってしまうのでガランとした雰囲気。すずめはまだ階段の上り下りすらままならないので帰れない。朝一番にNちゃんがたばこを吸いにロビーに行くので暇なので一緒についていった。ここの病院は院内禁煙で外に喫煙スペースが作られている。時間外窓口のすぐそばにあるスペース。大概いつも一緒のメンバーのようで顔見知りのようだ。私は時間外窓口に背を向ける形でたたずんで外の空気を吸っていた。するといきなりNちゃんが私の後ろを必死で指を差し始めた。な、何なの?Nちゃん「さっきすずめちゃんの後ろを大明神が通っていった」え~そうなの~?松葉杖をついて急いで院内に戻るが見当たらない。。昨日の事でちょっと釈明したかったのに。火曜日にな!っか。その後暇なのでNちゃんと外出許可を取って近くハービスまで試しに出歩くことにしたのだ。ひらさんのお勧めもあったし外の世界に今の状態でどれだけ順応できるのか?を試すために。さっそく院外に出ようと病院とつながってる地下から行こうとしたらシャッターが閉まっていたので、エスカレーターで地上に上がろうとする・・とエスカレーターも止まってる。エスカレーターを松葉杖で上まで上がる。時間外窓口より外へ、さあ地下へのエレベーターで・・と思ったらエレベーターに電源が入ってない。Nちゃん「どうする?あとはあの螺旋階段を下りるかもう少し歩いてエレベーター探すかだね。」少し大きい通りにでるとエレベーターがあったのでそこから下りた。地下はまだ朝の早い時間なので人はほとんどいない。コンビニ、ホテルの地下、となりの30F建ての保険会社のビルの上に行った。5分歩いては30分ベンチで一休みといったペース。段々ひざがガンガン痛くなってきた。Nちゃんは私より手術が5日遅かったのでもっときついはずNちゃん「ひざが腫れてきたなあ・・しんど~」ちょっと試しに駅の階段を上ってみたが途中でガンガンに痛くなってきたので松葉杖をついた。全然駄目だ~2人して凹んで帰ってきた。看護婦「おっかえり~♪どうやった?」2人「世間は厳しかった!」シャワーを浴びてひざをアイシングしなきゃと思いベッドに戻った時に左ひざがぐいっと引っ張られるような感触、ぐききっという音とともにひざの関節がずれたのがわかった。まっまずい・・少しずつ関節を逆方向から押してみると少しずつグキグキとなりながら戻っていく。その後ぶわーっと左ひざが腫れ出してしまった。看護婦「あ~もう、術足と逆の足のひざが腫れてるね・・」これで左ひざの亜脱臼は2回目、また大明神を週明けに悩ませることになりそうだ。今晩も阪神戦で大盛り上がりの上、土曜日の晩は煌々とテレビがついていた。冬のソナタ、ヨン様タイムにおば様方が酔いしれるのであった。早く帰りたいよおお(泣)
2004.07.17
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ずっと2日に一度頭痛と吐き気を早朝に起こしてる。今日の朝は・・以前の2回に比べたら軽度だったもののやっぱり頭痛はきてしまった。もお、嫌・・これは昨晩の会話・・看護士「う~ん、頭痛と吐き気の原因は何なんでしょうねえ・・心当たりないですか?」すずめ「う~ん・・そういや頭痛と吐き気を起こした日の前の晩のごはんに出てきたしめじ、2回出てるんですけど2回共、臭くて気持ち悪くなって吐き気がしてその翌日のような・・」看護士「下痢・・してます?原因わからないのでとりあえずきのこを止めておきますわ。」今日の朝に自分の食事のプレートを見ると赤文字で「禁きのこ」と書かれているではないか。他の方も薬やアレルギーの関係で食べられない物があると書かれるのだが禁青魚(食物アレルギーから)、禁グレープフルーツ(降圧剤と相性悪いから)で複数の人で共通の人がいるのだが「禁きのこ」。なんだかめっちゃ恥ずかしい。しめじ、あのしめじだけ止めて欲しいのに~その時頭に浮かんだのは・・「お願い!毒きのこ(しめじ)だけはやめて!!」byマ●オむう、食事仲間のなべさんも上品ながらほっほっほっとこらえながら笑っている。入院日からたまたまお隣でずっと食事を一緒にとっているおば様で月曜日に初頭痛を起こした時はベッドまで様子を見に来てくれていた。なべさんはひざの人工関節の手術で入院、退院したのだが関節が菌に感染してしまい退院一ヶ月後に再入院、手術してと長い入院生活を送っている方だった。この中の患者さんで一番大変な思いをしているだろうにそんな様子も見せない強い人。すずめも頭痛やら逆足やらでイレギュラーで入院が伸びてしまってるせいか?ウマが合う。朝は洋食だったため影響はほぼなかったのだがお昼ご飯の玉子スープにしいたけはいなかった。入院中という限られた環境の中で食事の楽しみの割合は結構大きく、なんだかすっごく寂しい・・しかもきのこはほとんどカロリーがないので替わりの物を入れてもらえない。ちなみに禁グレープフルーツの場合、リンゴとかみかんに替えてもらえるのだ。まあまだここと合わせて2つの病院しか入院したことないんだけどここの院内食はうまかった。時々とんでもないはずれメニューがあって閉口することはあってもあまり期待を裏切らない。季節メニューもあってすずめが入院した日は七夕メニューでちらし寿司、鮎の塩焼き、すいかだった。今月の季節メニューはあと2回・・土用の丑と天神祭りメニュー。来週あるけどまさか天神祭りメニューまでには退院できるよね?今日のリハビリは週明けには退院してやるぜ!と気合がみなぎっていたせいかひざの曲げも140度、階段を手すりに捕まりながらだけど初めて片足ずつ上がる事ができた。ひらさん「すごいじゃないですか~明日から3連休挟むから一度外の環境に足を慣らしに外出許可取ってみてください。」気分よく夕方を迎え、いつもの回診。大明神「うん、そろそろ退院考えてもいいと思うよ」おおっやっと退院の話が出た!3連休明けでないと無理だが身内と相談して考えよ!晩御飯に事件が起きた。ウキウキ気分で食堂に行くと年かさの看護士さんが同室のNちゃんと話をしている。看護士「Nさんは連休明け退院するの?もっと居たいんだろうにね~(すずめを見て)あなた、食べて、歩けるじゃない。なんでまだここに居るの?」ぐさっときた。無視してご飯を食べてとっとと自分のベッドに戻った。やっと目処がついてきたとこなのに・・と食堂に忘れ物してしまったので戻るとナースステーションにさきほどの看護士と一緒に大明神が座っている。先ほどの発言に頭にきていたすずめ、大明神に話かけて22日、退院できませんか?と言ったのだ。看護士はウキウキした様子でえっ退院決まりですか?と言う。それに反して狼狽する大明神。。大明神「ちょっっちょっと待って!火曜日にもう一度話合おうな!なっ!」あ~あ、こりゃI先生がOkを言ってくれてないのまるわかりだわ。それにしてもあの狼狽ぶり、まるで恋人に別れる!といきなり言われた彼氏みたいやな~♪(たとえがよくない?)その後の検温でたまたまその看護士さんだったので手術の逆足が脱臼しかかるので手術した方の足で支えるためにリハビリしてるので退院をI先生に止められていることを神妙にお話しておいた。謝りはしなかったもののすずめなりには気分的にすっきりした。あのあと、となりのおば様は事のなりゆきを聞いて本当は患者さんの病状を把握した上で話をすべきなのにあんな暴言ひどい!と怒ってくれていた。Nちゃんが明日、外出しようぜいと言ってくれてるので早速外に言ってみるつもり。楽しみ♪
2004.07.16
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今日はほんとは退院予定日だったんだよな。そう思いながら忙しい朝はすぐに時間が経っていってしまう。8時半から部長回診、前回は手術日当日でまた後でね~だったのだがその時は来週の部長回診は退院やし関係ないわ~と思っていたのになあ。8時半頃部長回診のグループがやってきた。整形外科は先生多いよな~主治医と担当医とリハビリの先生と3人の先生が担当につくから。やっぱりというか4人部屋で私のとこの停滞時間が長かった。左ひざ触ったりとか両ひざ見比べたりとかして、ひょっとしたら左ひざにMRIで見えない軟骨片があるかもそこまで調べたいなら内視鏡をやってもいいと言い、考えておいてと言って去って行った。Nちゃん「いやあ長かったなあ、私なんかどう?だけやで」おお、3日前手術だったNちゃんが大分元気になってきたらしい。すずめ「私は問題児みたいやから(笑)ほんとは今日が退院予定日なんやがたの字も出ないもん」Nちゃん「そういや頭痛は?ってすずめちゃん外出てる?出てへんかったら体調がそりゃおかしなるで」すずめ、入院してから一歩も外に出ていないというか今まで入院して外に出ることすらなかったし。Nちゃんは術後翌日からたばこを吸いに病院の外へ行ってる。今回が半月板2本目なので余裕がある。久しぶりの院外、なんだか空気の香りというか味が違う。Nちゃん「外の空気吸ってたらそんなもん治るなおる。気楽にいこうや。それに週末は3連休やぞ。遊びに行こう」これから毎日外の空気を1日1回は吸いに行こう。そうなんだ~今週末は海の日連休。ほんとは沖縄の海に行くはずだった。それなのに白い壁ばかりみつめてる。ああ、早く退院して海に行きたいよ~今日の夕方は母が着替えを持ってやって来た。さっきI先生とばったり会ったらしい。母「ほんと良い先生ねえ、左も切って治してしまえばいいんじゃない?」症状をついでに聞いたが内視鏡を勧めて後は本人の判断ですからと言っていたことも聞いた。すずめ「原因わからないのに切るの~?嫌じゃ~」煮え切らないすずめであった
2004.07.15
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今日の早朝も強い頭痛と吐き気を起こし、早朝5時頃にナースコール。どうしてこんなになってしまうのだろう・・またも朝ごはんが食べられなかった。今日の朝は抜糸で見慣れぬ先生がやってきた。そういや手術翌日に包帯をフィルムに替えてくれたのもこの人だった気がする。全然痛くなかった。不思議だ。今日で丁度入院してから一週間なのだなと感慨深いものがあるが毎日、整形外科の平日は忙しい。すずめの入院中のスケジュール 6:00 起床 7:30 朝食 9:00 シャワー予約しに掲示板前へ 9:30 検温11:00 リハビリ12:00 昼食14:00 検温15:00 リハビリ行ってからシャワー16:00 回診18:00 夕食20:00 検温22:00 就寝検査がある場合はこの間に入ってくるんだがもうその日はバタバタ。毎日リハビリの筋肉痛と手術したとこの腫れと痛みとにらめっこしながらなんだわ。しんどいが今日もリハビリは休まずに言ってきた。看護士さんはしんどかったら休んでいいのよと言ってくれるがリハビリ休むとますます退院から遠のくと思うと休めなかった。前回の入院の時もそうだったが一週間くらいしたらほんと体は元気なので出たいと病気(けが)の事しか考えられなくなる。整形外科だと余計。。ひざ以外元気なもので、まあちょっと頭は痛いしお腹も調子悪いんだけど。今日も夕方頃大明神が回診にやってきた。大明神「また頭痛起こしちゃったか~これがあるから全然予定が立てられないんだな。明日の朝に部長回診あるけどまあ、リラックスして。。っと右ひざは大分腫れがひいてきたな~左ひざの調子は?ちょっとひねるよ」ぐきっっ(泣)すずめ「いーててててっ!」さらが動いてめちゃ痛かった。大明神「うーんやっぱりちょっと傾向あるなあ。膝のおさらが外に脱臼しかかって戻ってくる亜脱臼かもしれないなあ」あのう、あの後は翌日までひざが痛かったんですけど?とひそかに根をもつすずめであった。くそ~
2004.07.14
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今日は無事に朝を迎えることができました。まあちょっと頭は痛いし、相変わらず熱は37度台なんだがこれ以上リハビリを滞らせるわけにはいかんし。というわけで午前中にリハビリへ。ひらさんがすずめの顔を見るとおっ久しぶり!だって。そういや2日空いたんだもんなあ。ひらさん「大明神から聞いてるよ。内側広筋を動かせるようにして鍛えてってね。久しぶりに・・う~ん使うのは半年ぶりかなあ。秘密兵器だすから。ちなみに内側広筋というのはひざの内股側の筋肉の事でひざの手術をするとごく稀に筋肉の動かし方を忘れちゃうことがあるんだよ」すずめ「秘密兵器?」ごそごそと倉庫の方へ歩いて行き、そしてコロ付台に乗せられた黒いボックスを出してきた。心なしかひらさん嬉しそうな顔をしているような・・ひらさん「これはねえ、低周波を筋肉に直接流して動かして筋肉の動きを思い出させるために使う機械でね、まあ普通は前十字靭帯を切った人の筋肉を鍛えるのに使うんだけどこれを試してみよう。」まず、半トレをまくしあげて太ももを出し、内股のひざに近い方ともう少し手前と2箇所にテレビの音声用の差込口のようなものをあててベルトで固定する。ひらさん「少し流すよ。筋肉にばっちり流れているかチェックするから。それと痛かったら言ってね。」低周波を流すと自分の意思とは別にぽこっと筋肉が膨らんではへっこむ動きをする。なんだかすご~い。ひらさん「さ~てここからがきついぞ、ここに赤いエリアが広がったり狭まったりしてるところを見て広がったのと合わせてひざの筋肉をぎゅーっと収縮させるセッティング運動を・・そうだな8分くらいやってもらおうか。」すずめ「は~い」余裕のあるのは最初だけ、強制的にぎゅーぎゅー筋肉をひっぱりながら強化運動をするんだけど2,3分くらいで太ももが筋肉痛で悲鳴があがってくる。すずめ「めちゃきつい~(泣)死ぬる~」ひらさん「死ぬんじゃないの。目を覚まさせるんだからまっこれやったらみーんな患者さんにへばってもらってるから。あんまりしんどかったら2回に1回にしてもいいよ」登場するのが珍しい機械らしく回りの患者さんと時々近くを通る先生がじーっと視線を投げかけてくるのがわかる。8分後死亡(笑)ぐったり。。ちなみにこの時の低周波は60hzで通常ではきつすぎてそんなに流さないそうよ。ひらさん「終わったか、じゃもう一度足上げ運動やってごらん」すずめ「え~太ももぷるぷるやのに・・おっ足が上がるようになった!」魔法のように右足が上がるようになったのだった。ひらさん「おお~大明神の勝ちだな。良かったなあ」すずめ「嬉しいとこに申し訳ないんだけど昨日の晩に左ひざが曲がらなくなってしまって自分で戻したんだけどまずいかなあ・・」ひらさん「えっ?それ大明神に言った?夜だからまだだって?そりゃ一度相談しといた方がいいよ。」その時、なんとたまたま主治医のI先生が通りかかった。ひらさん「あっ丁度いい、I先生どうも左ひざがロッキングでちゃったらしいんですよ。」I先生「えっ?!そういや左ひざMRIで見たよね。結果は?」すずめ「MRIは目立った異常はないという話でしたが・・」I先生「私はまだ目を通してないから見てもう一度結果を伝えるから。」後で知ったがこのリハビリ室の一角がI先生の部屋になっていて今後の治療方針だとか手術の打ち合わせだとかで時々通るんだとか。ひらさん「や~ラッキーでしたね、たまたまI先生が通るなんてね。」その後はアイシングして病棟に戻ってお昼ごはんをとり、食堂を出ると看護士さんから慌てた様子で声をかけてきた。「すずめさん、昨日の夜ロッキング出してたの?!すぐ言わなきゃだめよ。I先生から報告入ってたから」で~も周りに誰もいなかったんだもん。それにしても伝達早いなあ。夕方の回診時間になんと、I先生が直接病室にやってきた。I先生「MRIを見たんだけど確かに右ひざ程左ひざの半月板は痛みはないね。ロッキングが出た時どこが痛くなった?」すずめ「ひざ頭の上あたりが痛くなりましたが・・」I先生「半月板じゃないかもな~ちょっと様子を見てもらってなにかあったら看護士に報告してくれるかな?」その日はそれで終わった。大事にならなきゃいいな~
2004.07.13
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頭がずきずき痛む・・なんだこれ?ふっと目を覚まして時計を見ると深夜3時。お茶を飲めば収まるかと冷蔵庫に手を伸ばそうと頭を上げると途端に頭痛はひどくなり、吐き気まで襲ってくる始末・・だ、だめだ、もう我慢できないもう一方の手を伸ばしてナースコールを押した。1分もせずに看護士さんがやってきた。頭痛と吐き気がひどくて目が覚めた事を伝え、バファリンをもらい飲むが頭が痛くて上げられず何度も咳き込みながら飲んだ。結局痛みと吐き気は少し収まったが朝まで眠れず6時に部屋の電気が灯った。となりのおば様が心配そうに覗きこんでくる。「朝、大変やったみたいやね。大丈夫?」その後朝一番でまた様子を見に看護士さんが来られたが熱が37度台あるし相変わらず頭痛と吐き気がひどいため朝食は病室に頭をあげなくても食べられそうなものを持ってきていただけることになったが・・「すずめちゃーんごめん!牛乳くらいしかないんだよ~」そういや今日は和食にしたっけ・・・ここの病院は朝食が和食か洋食かと昼はおまかせ、夜は2種類からの選択メニューなのだ。なぜか和食だろうが洋食だろうが牛乳がもれなくついてくる。整形外科だから?ここの病院が初めてのすずめ、朝食を和食と洋食の交互の指定にしたのだった。のちにそれを後悔するはめに・・「後で先生来てもらうからね~」そういや今日の午前中、リハビリだ。すずめ「リハビリどうしよ~?」「お休み、リハビリの先生言っておこうか?」今日はだめだめっぽいのでお願いした。自分ではわからないが顔が随分赤く熱っぽいようだ。なんとか牛乳飲んで処方されている痛み止めを飲むとしばらくして症状がおさまってきたけど頭痛と吐き気が残ってるのでぐったり朝から寝込んでいるととなりがごそごそと騒がしくなった。今までこの4人部屋はとなりのおば様と2人で広々としていたのだがとなりに新しい患者さんが入ってきたらしい。「こんにちわ~っす・・・あっ寝てるとこごめんなさい隣に入ってきましたNです。よろしく~」眠気まなこだったため顔がよく見えなかったが私とあんまり年かさ離れていない方のようだったお昼まであとは誰ものぞきにこない。先生来てくれるんじゃなかったの?お昼もろくに食べられずただひたすら眠ってるとおとなりさんも半月板で入院したらしくI先生が説明している声が聞こえるとさっさとどっかに行ってしまう。ということは大明神か~と思いつつ寝ているとどうやら夕方になったらしい。とてもシャワーを浴びに行く余裕もなく寝ているとやっと大明神はやってきた。もう夕方の4時。。大明神「ごめんな~手術で行けなかったから。え~と頭痛と吐き気か~熱は午後に下がったみたいだな、様子を見るしかないな。(リハビリノートを見る)ん?屈曲120度?えらく進んでないな~」すずめ「今日は体調不良でリハビリお休みしました~」大明神「そうか、あ、土曜日の左ひざのMRI結果出てたぞ。半月板は異常なかったみたいだから安心していいよ。」すずめ「それとリハビリの先生に言われたんですけど右足が上がらないのは股関節つまってないかと言われたんですけど・・」大明神「どれどれ・・」その時ひざを冷やすためのクライオカフという道具をつけたままだった。つけたままひざ周りの筋肉を触診しながら筋肉を収縮させる。大明神「こりゃ内側広筋がぼけてるわ。。リハビリに言っておくから。大丈夫、大丈夫」ぼけてる?なんのこっちゃ・・そうか~まあ治るんだったら良かった。その後は少し体調も上向きで晩御飯は食堂に頂きに行き、半分ほどいただいた。その帰り、歯を磨こうと洗面台に振り向こうとした瞬間左ひざに力がこもらない。両松葉で右足着地の状態で左足が曲がったまま伸びない。な、なんだこりゃ~?看護士さん??そんな時に限って看護士さんって近くにいない。そこで自分ではずすことにした。そーっと左足に重心をかけると左ひざからばきっという音とともに元に戻った。ひざの頭らへんからじーんと痛みが来る。一体なんだったのやら、明日にリハビリのひらさんに聞いてみよう、大明神は夕方にならないと来ないしな。明日は朝に頭痛来ないかなあ・・ちょっと不安。
2004.07.12
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今日は病院は完全にお休み。日曜日はお風呂(シャワー)に入れないし、回診ないし、リハビリももちろんの事ない。整形外科病錬は一部分以外元気な患者ばかりなので土日で外泊、外出許可を取って、いない人もけっこういるのでガランとした雰囲気になる。まあ来るとしたら朝、昼、晩の検温と体調チェックくらい。まあ、すずめはまだ術後3日のせいか熱が37度台キープで下がらないのでちょっと注意レベルの患者なので外出許可は取れないし、大人しくゆっくりと寝てすごしていた。昨晩はひそかな騒ぎがあった。というのは土曜日の夜の11時からNHKで「冬のソナタ」をやっているからだ。この整形外科病棟はほとんど70代以上おば様ばかりでヨンフルエンザ(最近こう言うらしい)が蔓延中。10時消灯だけどどこの部屋もテレビがついているんらしい。となりのおば様は術後のICUに入ってる日も見逃して~と婦長さんに頼み込んで観ていたらしい。筋金入りのヨン様ファンなのだ。だから12時ごろの巡回でしょっちゅうひそかに怒られている。。それだけ午後のひるさがりになると面会時間。さっそくというかTちゃんがお見舞いにやってきた。熱があっても退屈の方が先立ってたすずめは大喜びで食堂へと移動、おしゃべりしていた。(Tちゃんお見舞いありがとう!)張り切りすぎて熱が37度台後半になっていたので看護士さんに怒られたが、明日になれば大丈夫だろうとたかをくくっていた。それがいけなかったのか、明日の早朝にナースコールを押すはめになるとはすずめはちっとも思わなかった。
2004.07.11
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今日の早朝は看護士さんのお世話にならずに朝を迎えた。Kちゃんは無事に本日退院して行かれました。おめでとう!今日のおっきなスケジュールはというと11時半にリハビリとお昼頃に手術した逆足の左のひざのMRIの予約が入ってるんだって。右ひざ激痛前から少し痛みと症状があって気になっていたのでこの際と思ってお願いしたのだ。入院患者は比較的希望を出せば他の科や検査に少し暇が出れば回してもらえるので普段気になるとこを各科受診して回る人もいるんらしい。もうすぐリハビリルームデビュー♪と思って部屋を出ようとすると看護士さんのTさんと鉢合わせ。「あっすずめちゃん、MRIの予約で4Fの検査室が呼んでるよ~」この看護士さんえらく声がでかく甲高い方。Tさんはこの整形外科病棟の婦長さんなのだ。入院当日に先生のタックルで転びかかった時に病室に案内してくれていたのがTさんなのですずめの事をばっちり覚えていてすずめちゃ~んどうしたの~?という感じの口調なのだ。すずめ「え~今からリハビリの予約なのに~今日はお休みしなきゃだめ?」Tさん「リハビリの先生には電話しといてあげるよ。遅れて行っても大丈夫~♪」という事でMRIのある4Fへ以前他院でMRIを受けたがもっと大きなドーム状だったがここの病院のMRIはあまり天井が高くない。まあ首から上は機械の外なので気にならないけど。。「イヤホンしておいてね。うるさいから。」イヤホンをはめるとどこかで聴いた声・・宇多田ヒカルの声だ。前の医院では何にもなくて退屈した・・なんて思ってたらすぐに終わってしまった。20分くらいだろうか。おっこれならほとんど遅刻なしでリハビリ行けるぞう。松葉杖をつきながら13Fへ急ぐ。するとリハビリのひらさんが待っていた。「お待たせ!では昨日の続き・・」内容はひざの屈曲を自分でしてもらってからひざと足をマッサージしてもう一度自分で曲げてみて角度を測る。120度曲がればまずは退院レベルということだがひざの半月板の内視鏡手術なら退院するころにはほとんど通常の人と変わらないくらい曲がるようになるんらしい。あと昨日と同じタオルをひいてのふともものセッティング運動そして・・「じゃ、昨日の宿題やってきた?」足上げ。昨日は10cm位しか右足が上がらず宿題!と言われたのだった。でも今日も同じくらいしか上がらない。「おかしいな。こんなに上がらないなんて・・」足を上げてもらったりぎゅーっと力をこめたり、マッサージしたが右足はちっとも上がらない。「股関節の筋を伸ばしてみよう」ぎゅーっと伸ばす。これがむちゃくちゃ激痛「いーたたたた!いったいってもう!!痛~い!」「う~ん股関節がつまってるのかも・・担当医さんに言っておいてくれる?ひょっとしたら股関節の専門医に診てもらった方がいいかも。」え~そんなあ~股関節っていったらあの入院初日にタックルしてくれた先生に~?20分なんてあっという間で終了後はひざのアイシングをして終了。病院は午前中までなので今日の午後はシャワー浴びておしまい。土日は担当医さんの回診はないので大明神に会えるのは月曜日だ。嫌だ~他の病気で出られなくなったらどうしよう・・
2004.07.10
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やはり深夜3時、腰とひざの痛みで目が覚める。どーしても我慢しきれないとゆっくりと体位を変えるんだが収まらずナースコールに手を伸ばそうかと思ったときに丁度3時の巡回の看護士さんが来られた「腰とひざが痛いんです~」「座薬と飲み薬、どっちがいいですか?」「どっちがいいのかなあ・・」「座薬はすぐ効きますよ」「う~ん、座薬にします~」座薬を入れてもらった後は何事もなかったように痛みがすっきり収まり、うつろうつろとまた眠りに入った。朝、まだベッド上安静のままだ。今日の朝は頭を上げてご飯が食べれる!これ程嬉しい事はナイ!全部やっぱり完食する1時間後程たって見慣れない先生と看護士さんが一緒にやってきた。包帯を取って傷口にフィルムを貼るんらしい。「これで今日からシャワーに入れますよ~」なにっ?!今日から行けるの?他の半月板友達が術後一週間は風呂に入れないと言っていたのでシャンプーとかをほんのちょっぴりしか持って来ていなかったのだ。その後間髪入れず担当の大明神登場。「気分はどうですか?っとひざを見せて・・うん、大分腫れてるな~まあ週末越えたら大分腫れもひくよ」あっあわわまだT字帯の格好なのでひざを見せると服がめくれるう、看護士さんがちゃんと見えないようにしてくれた。早く脱いで着替えた~い「調子いいみたいだし、導尿抜いて歩いてみる?」すぐにお願いした。早くベッドから逃れたかった。抜くのは少し痛かったが男性はもっと痛いのよと言われるそうなんだ~歩くのはまあ両松葉でなんとかなったので自分でトイレに行き、その後は着替えるために初シャワー。気持ちいいなあお昼からはまた患者食堂へ両松葉で向かう。Kちゃんが明日退院だと言う。月曜日に入院、手術そして明日土曜日抜糸して即日退院なんだって。「一番最速の退院パターンやってん。ほんとはもっとゆっくり療養したいんやけど仕事は来週から行かないといけないから。」そうだよね。すずめも海の日連休前に退院してすぐに仕事場戻らないとね。半月板の手術は術後経過良好だと一週間後退院なのだ。松葉杖、初めてなのだがなんだかすごく新鮮な感覚がするとはいえ、午後はシャワーも浴びてゆっくり昼寝したりテレビを見て過ごす。夕方になるとリハビリのひらさんが登場。「今日はベッドの上と部屋使ってリハビリします。体調と時間の余裕があったら自主練してくださいね。」ひざを怪我すると太ももの筋肉が弱ってしまい、ただでさえ弱いひざにダイレクトに負荷がかかって痛い思いをするのでそこのリハビリ訓練をするのだ。「ちゃんとリハビリしないと退院できませんからね~」すずめの家は階段移動のみの3階建て。がんばらねば・・バスタオルをひざの下にひいて足首をこちらに向けてぎゅーっとひざを引っ張ったりするセッティング運動、そして足あげ・・ありゃ右足が10cm位しか上がらないよ~「まっ今日はそんなもんでも大丈夫ですよ。」後にちょっとした騒ぎになるんだがそれも後日・・「あとは松葉なしで歩いてみましょう」そういや松葉杖合わせの時に全然松葉杖にお世話にならない人も要るからとか言ってたっけ。すずめはなんとか歩けたもののよたよたのばーさん歩き。ひざがちっとも曲がらなかったのでしばらく両松葉にお世話になることになりました。「明日は11時半の10分前くらいに13階のリハビリルームに来てくださいね。ではお大事に~」なんだかこの20分程の時間がすっごく疲れた。内視鏡の手術とはいえ、思うように体が動かなくなるものだなあ・・
2004.07.09
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落ち着かせる薬を飲んだもののいつもの深夜3時に目が覚めてしまった。となりのサイバーばあちゃん(膝の人工関節手術を受けたから・・)は痛みでうなされている。う~今日の晩あたりはすずめの番かあ・・なんとかごろごろしながら2度寝。朝を迎えた。6時に病練内の部屋の電気が灯される歯を磨いたりうがいをしたり、絶飲食なのでまたーりとして過ごす。「すずめちゃんも半月板損傷の手術だからすーぐ終っちゃうわよ。私も腰椎麻酔の後眠っちゃったからすぐだったし」昨日同年代の半月板友達のKちゃんが励ましてくれる。7時に看護士さんが来られて点滴針を入れる予定の場所にシールを貼るためにやってきた。手首を温めて血管を出してシールを貼る。「これは点滴の留置針を刺す時に痛くないようにするシールだからね。」それと便を全部出すようにとトイレにこもるが前日の下剤が全く効かず浣腸するはめになった。これが嫌だから下剤飲んだのにぃ。しくしくしくその一時間後、点滴と気持ちを落ち着かせる薬を飲んでベッド上、待機。はあ、まな板の鯉だ~8時半、今日木曜日は部長回診の日らしい。I先生、担当医諸氏の方々、リハビリの先生など6人ほどずらずら連れての回診。でもすずめは朝一発目のI先生執刀の手術のため一瞥してI先生にあとで半月板ね~と声をかけてもらうのみ。なんだか寂しい気がするぞ。9時前にベッドごと移動、5階の手術病練へ天井が動いていくのは変な感じ。中に入ると水色の帽子が被せられて両手に機器をつけられて細いベッドに乗せられる。「じゃあ丸まってね。背中を消毒するから。」嫌だ~と思ってるうちに背中にぐさっとささる感触、い、痛いよ~串打ちされるあゆの気持ちがよく解るよう(ナゾ)その後は段々右足にびりびりっとしびれがきて熱いものが通る感触が、あとは右足を触ってるけど自分で動かせない不思議な感じ。「じゃ眠らせますね」大明神が何か点滴に入れているようだ。ここまでなのね~右足を曲げて手術台の上に乗っけたり(ほんとMY太足は太いよな~)いろいろ用意しているのが目に入る。何かやってるなあと思いながら周りをきょろきょろしてると看護士さんや大明神があれっ?という顔をする「眠くない?」「ぜーんぜん!」I先生もまさか起きてると思わず少しえっという顔をしてるのが見える。でも忙しく手は動いている。すずめへの配慮か右ひざが見えないようについたてを置いてくれた。少しだけちらっとモニターが見えたが白い骨が見えていたが説明は特になし。そういやKちゃんは腰椎麻酔後すぐに寝てしまったとか言っていたなあ。後で聞いたがみーんな手術中寝かされるらしく術中ずっと意識を保つ人間はいなかった。何か音がするたびにドキドキするし、暇だなあと思って首を少し動かすと口元のマスクがずれて看護士さんが寄って来るし。大明神はI先生と私の方が見える位置をうろうろしていた。しばらくするとI先生に呼ばれたのか2人揃ってモニターをじーと眺めたりしていた。特に他に変化なく時間はすぎ、予定より15分オーバーで手術終了。「終わったよ~もうすぐオペ室出るからな~。。とそれとひざの中からガングリオンが出てきたから」はん?ガングリオン??なんじゃそりゃ?大明神が小さな小瓶に入った白い物体を見せてくれる。「これ、検査に回しておくから」なんのことかよくわからず病室へ移動させられる。病室では点滴やら導尿やら色々管がのびていて右ひざにはアイスノンと足枕、頭には氷枕でもう荷物でいっぱいになっていた。しかもベッドはすごく高い位置に上げられていたし。「明日の朝までベッド上で絶対安静。飲み水は麻酔が切れたのを確認してから、ご飯はおそらく夕食からとれますよ」看護士さんにさっきの小瓶のガングリオンって何って聞いて~と頼んでおくとしばらくして担当医さんが小瓶を持って現れる。「これね~ガングリオンっていって体内の組織が固まってできるできものというか、のう胞というかそういうものだよ。何で出来てるかを調べるから」「それって腫瘍みたいなもの?」「いやいやそんな大それたものでなくってよく手なんかにできるほぼ99%害のないものだよ」出て行こうとしてはたと気づいたように大明神が「ぜんぜん寝てなかったねえ・・こっちは血圧が高くて大変だったんだぞ~。やっぱ緊張してたんだろう?」「ぜんぜん眠くならなかったんですよう」「おしっこ多かったから流れたのかな?」くらあ!レディになんつうことを言うんじゃ!元気なら一発蹴ってやるところだがしっかり右足側に陣どっていた。その後すぐ主治医も現れて半月板の切除の話はそこそこにガングリオンの話をする。「前十字靭帯のすぐそばにあったのですよ。これはMRIで見えないですから。ほっといても問題ないことが多いですが切除しました。99.9%大丈夫なものですけど一応、一週間後に病理検査の結果がでます。」でも後から他のひざ患者の話を聞くとガングリオンが出て来ても検査に回さず破棄したという話とあの小瓶を記念にもらったという話も聞いたがすぐ言わないと検査に回ったガングリオンは帰ってこないらしい。惜しいことをしたその後看護士さんが交代交代で何度か現れる。体温とひざの様子とか足を動かせるようになってきてるかなど。看護士さんA「あれっやっぱすごい痕になっちゃってるね。足の付け根の縛り跡。」看護士A、B「あーほんとだほんとだ~」すずめ「えっどれ?」と言って頭を上げて見ようとする・・看護士A、B、C「駄目~!!頭上げちゃだめ~!!!」怒られた(泣)それだったら頭上げたくなるような事を言うなよう。。その後は麻酔がなかなか切れず、少し吐き気がでたりしたので点滴に吐き気止めを入れてもらい、晩御飯をほぼ完食。この晩御飯がねえ、頭を上げるの禁止だから横になったままで食事。お箸ではご飯食べれず、要らないと思ってたフォークを借りて食事。これは腰椎麻酔の術後の最初の関門(笑)らしい。こりゃ!ほんと難しいんだぞこれをほぼ完食した。「すごいねえ、がんばったねえ」「えへへ・・」昨日からだけど37度台の微熱が下がらない寝たり起きたりしてるうちに夜は更けていく。。
2004.07.08
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ま~た入院してきてしもたという気持ちいっぱいですずめ父の車に乗って病院につれてこられました。膝の半月板というクッションの役割をしている軟骨が裂けてあちこちにあたっているので悪い部分を切除する手術をすることになった。説明では下から斜め方向に割れているんらしい。すずめが入院する病院はえらく高層ビルみたいなところで周りも超高層ビルが立ち並ぶ一角。ほんとすげえとこに入院するはめになったもんだ。一階で入院手続きを取り、病練の看護士さんのお迎えに連れられて病練へ、いつもの身長、体重を量り、こっちがあなたの部屋ですよと連れられての矢先、どげしっ!!左から衝撃が走る、えっ先生?白衣の姿の男性とすずめ、左の病室よりタックルよろめく、ああっこ、こけちゃうよう!目の前、スローモーションがかかる。すずめは両膝ともけがで力が入らずよろめいて床へ・・ひざからこけたら手術箇所が増えちゃうようとえらく冷静に靴とバランスをとってひざからこけるのをぎりぎり免れて横向きにこける「だ、大丈夫ですか?けがしてません?」婦長さんがかなり取り乱している。後ろからは見えないが左から飛び出してきた先生が腰から抱きかかえるようにして立たせてくれる。ほんと生きた心地しなかったぞ~というわけで病室へ。病室は1人しかいらっしゃらず、明るい窓際が空いていたここがすずめさんのベッドですよ~外はでっかい30階建ての生命保険会社のビルでほとんど外の風景は遮られてはいるが開放感がある。この後、すずめ父とはお別れ。私は術前の用意をする。ひざの周辺の毛を剃ってもらうともうお昼。ご飯は各階病練に食堂があり、そこで食事。車いすやら松葉杖やらの患者さんがぞろぞろと集まってくる。うおおこりゃ食堂デビューかと緊張するが同室のおばちゃんがこの子は同世代の子よとその子のとなりに座らせてくれる。彼女も心なしか嬉しそう。彼女もすずめと同じ半月板の手術で2日前に終わったんらしいがひざはそんなに腫れてないし、杖なしですたすたと歩行している。むむっやっぱり主治医のI先生の手腕か、と思うがそれもあるけどリハビリの理学療法士も良く、スポーツ医学にのっとった設備もいいとかいろんな話が聞けた。すずめもそれくらい回復したらいいなあ。午後はほんと忙しい、手術の看護士からの説明。そして抗生物質の検査、それが一番の曲者。1つ目が陽性で2つ目も疑陽性?しかもアルコール消毒反応まで陽性が出て看護士さんを困らせた。こちらの少ない方で行きますがう~んもしかゆくなったら言ってくださいね。その後は主治医、担当医、理学療法士さん、婦長さん、薬剤師さんからの挨拶と説明。主治医は部長先生のI先生(全員共通)と担当医さんは家は神社?と思うくらい変わった苗字だったので大明神とかってルームメイトと言い合ってたのでそうすることにする。理学療法士さんはひらさんで若い患者さんはみんな彼になるんらしい。これからお世話になります~その日の晩ごはんの事、その時にKちゃんに話を聞いていた。すずめ「Kちゃんも半月板なの?」Kちゃん「そうそう、半月板がめくれてて捻転おこしててI先生が随分痛かっただろうね~って言ってくれたよ」すずめ「怪我したのはスポーツ?」Kちゃん「バレー」(すずめにはそう聞こえた)すずめ「ああ、バレーボールね」Kちゃん「???、バレエよう~」すずめの天然ぼけ炸裂!周りは笑いの渦に筒まれた。そういやKちゃんが着てるネグリジェはバレエの服のようなヒラヒラだ。なるほど・・・あっという間に夜、その夜は明日のための下剤と眠薬を飲み、眠る。明日は朝一番9時からの手術だ。つづく
2004.07.07
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明日、7月7日からひざの手術のため入院します。入院予定は10日前後の予定ですがひざの状態いかんなのでこの日と言えないのが整形外科系の手術入院のようでして。今回はパナのノートPCとシグマリオン2でメールとネット環境ばっちり、もちろん接続はエアエッジなのでピッチだから大丈夫なのでいつもと変わらない感じですがおおっぴらだと看護婦さんに怒られると思うのでほどほどにしておきませんといけませんし、術後翌日までベッドに張りつけで2日後には松葉杖OKみたいですそれにしてもなかなか病院との縁が切れないのが悩みですこれで3年連続入院、去年はもう入院はしばらくしないぞと思っていたのに・・3度目の正直。今のところは右ひざ半月板の切除手術だけなんですが内視鏡でひざの中を見て、写真撮ったりモニターで見たりしてですね、他に異常個所みつかればその場で対処、できなければ再手術・・ということらしいです。あと左ひざもMRIの検査があるのでどうなのかなあ・・気分的にはやっと手術という気持ちと全て明らかになって欲しくないという気持ちが入り混じっております。なんせ、10年前の宿題が自分で軽いのか重いのかが解らないのが一番始末に悪い。。仕事も完全に手放しでおまかせできる感じでないので看護婦さんの目を盗んで仕事も少々という形になりますしねえ。まあ、いざとなれば病人なのでとよっぽどでない限りは逃げ逃げしますけどひそかに心配しているのが食事だったりする。今まで2回入院したS病院はけっこううまかったのですが今回の病院、1階の喫茶店が冷凍食品メニューばかり。ここらへんのチェックが気になってしまうのが職業病なんですが・・まあ変わってるといえば病練各階に患者用の食堂があるみたいなんですよ。こちらがマシだったらなあと淡い期待してたりするんですが期待しない方がいいでしょうし、万が一うまかったりしたらここ3ヶ月のダイエットの努力はぱーですな。少し顔がほっそりしてきた気がします話題にするのを忘れてましたが4kg程減っております。まあこれから先はひざに加重があまりかけられなくなるから良い機会なんですけどね。あとは荷物を詰めて明日に備えるだけなんですが、隙があればウクレレ持って行こうかなとたくらみつつ、やめようかなと思い直しつつ、今はあんまり手術のことでナイーブになりたくないと思うすずめやったりします
2004.07.06
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ほんとうは今回はよしておこう・・とさながら隠居みたいなことを考えていたのですが、もうすぐ入院、手術ということでかなりナーバスになってる自分・・正直テンションが低すぎるのでこのまま入院というのは神経的にもたないと判断。むちゃくちゃごめん!と思いつつ前日にやっぱり行くと言ってしまった。お店は心斎橋の「北の家族」他の支店に行ったことはあったけどここは完全、全室個室で純和風の数奇屋造り。なかなか良い雰囲気だただ、やっぱりひざを怪我してると階段がきつい・・手すりにすがって上がったり下りたりするものだから冷や汗。足が不自由でもないのに手すりにつかまりながら走って上がってくる人が多くて大変。お願いだからほんとに必要な人のためにあけておくれよと完全にブルー来ない方が良かったか・・予約ルームにはriku_hanaさんが先に座って待っていた。私の姿に驚いた様子。「大丈夫なの?」まあ座っていればそれ以外なんともないのが整形外科系あと問題があるとすればお酒くらいだと話をする。私の携帯はドコモなので幹事のたかあきさんに連絡しようとするも電波は1本立つか立たないか、メールを送る事もできない状態で室内でも強いボーダフォンで連絡をお願いしてると幹事さんとみなさんが登場。平謝り。。「ごめん、立って待ってられなかったから先入ってて、それと携帯が全然あきませんの・・」自分で何言ってるのかさっぱりわからない。なんだかほんと頭の中までよく回らなくなってきてるな。たかあきさん、あきさん、モリユさん、riku_hanaさんそして今回の新人のリノアさんとすずめで6人。思い思いのメニューを頼んで、お酒を飲んで(すずめはソフトドリンク・・)話をしまくった。昨日の某大手テレビ局からの電話であるとか最近の日記更新状況であるとか・・「すずめっち、ひざどうなの~?」うっごめん、モリユ。この場で話すと場面が盛り下がるし今だけはひざの事を忘れさせて欲しいんだわ・・と思いながらごめんのポーズ。ほんとごめんなさいだわ・・他には大阪の○○新地の事とか、ローカル話題で盛り上がる。そこがさすが大阪支部のオフ会というとこか。丁度北海道メニューばかりでししゃもが話題にのぼっていた。ここのお店はおすの本物のししゃもやったが多く出回ってるししゃもと呼ばれてるのはキャペリン(発音で微妙に違いはあるが・・)という似た魚でカナダ周辺で嫌ほど獲れるんだな。日本人ってアイテムのネーミングセンスが良すぎて本来の名前がわからん程にしてしまうので問題が生じるんですずめも勉強中なんだがすごく手がやける。それと日記の話題ではすずめっちはアンテナの方向が微妙に違うという話。う~んそうかな?ほめられると木に登るかもしれないので調子に乗せてはイカンとは思うのだがやっぱり感性がヘンなのか?2時間後お開き後は同じビル階のカラオケ屋へ・・前に歌ったのっていつだっけか。半年前か?一度も歌ったことのないのも挑戦したりで和気あいあいに楽しむ。やっぱり足元が踏ん張れないと歌にアクセントがつけられない。ひそかに不完全燃焼・・これってピアノも手だけ無事だったらできるじゃん!と思っていたら意外にも足を踏み込んで音を鳴らしていることを身をもって知りました(痛てえ~のです・・)ウクレレは寝転んでも弾けるが歌付きは駄目ってことか・・すずめは入院を控えているのでここで退散。は~みんなでラーメン屋さんやバーに行きたかった。でもこれで復活後の楽しみが増えたのでこれでヨシとしよう。そのかわり入院中はくさりそうだなあ・・入る前だっていうのにもう出てきたくなっちゃったよ
2004.07.03
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今日も今日とて仕事仕事~っとPCに向かっておりますと電話が・・すると某大手テレビ局の者なんですが・・と普通の電話と違うのにびびるすずめ・・「番組の取材でアンケートを行っております。来週末11日の参議院選挙についてのものなんですが20代の男性の方はいらっしゃいますでしょうか?」どうやら年代別のアンケートで会社に電話をかけて回ってるんらしい。しかし・・「あのお・・うちには20代の男性社員はいないんですけど」そうなんである。うちの会社には20代のぴちぴちはすずめだけなのよん!(爆)「えっそうなんですか?解りました。失礼いたしました」社長がなんの電話?としきりに聞いてきたがふ~んで終わった。そういや昨日のデジカメの決済でVISAを使ったのだがその時の本人確認の時に目の前の女性は20代半ば過ぎたあたりの方でしょうか?だって。。ちょっと笑ってしまった。鋭いつっこみで20代後半の人とは言わんかったなあって。そりゃあ微妙なお年頃なのは認めますけどね。そんな年して足をひきずって歩いてると思うと落ち込むんだ~ほんと20代、ろくな思い出が残せそうにないもの。このまま帰りたくない20代になっちゃうのか。。果たして30代になったらバラ色なのか?なんだか自分に自信喪失だよ。
2004.07.02
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やーっと来ましたですよ!待ちにまったおニューのデジカメです。やっぱりこれがなきゃ始まりません。5月のGWに水没させてから丸2ヶ月。さびしかったよ~ひざ故障のため、出歩けないすずめのためにダイビングショップのオーナーの海坊主さん(ごめん・・)に自宅近くに届けてくれた上、和食ファミレスで話しまくりのうっぷん晴らしに付き合って頂きました。今日は気分晴れ晴れ♪デジカメはまたもオリンパスの700シリーズ、C-755にしました。一時期かなりパナソニックの12倍ズームがかなり心を占めていたのですがハウジングメーカーに問い合わせすると作ることはできるが既存の外付けレンズと口径が合わないという理由であきらめがつきました。ハウジングはもちろん、オリンパス純正です。なつかしい赤色ハウジングが光ってますあとは700シリーズのどれにするかでしたが今の最新機種は770なんですが、専用バッテリー駆動の上、ハウジングを手袋越しに持ったときの操作性としては小さすぎてホールドしにくくて手ブレが気になること。それと液晶画面にピントを合わせるためのマークの表示に不満があったため、1つ前の755にしました。この755は音声付き動画がメモリー分だけ撮れますので地上でもウクレレ演奏などの録音、録画に使えるので楽しみです。ただ、でっかいメモリーのXDカードが必須なのですがこれがめちゃ高い。512MBが3万近くするのよ。かなり買うのに勇気が要る。でも欲しい~と物欲は色々出始めてるんですが、いかんせん入院、手術を控えてるわけで医療費の負担をいかに減らすかに苦心しないといけません。自慢じゃないが過去、2回入院しているが保険で全額まかなってお釣りが出ているので今回もいかにフル活用するかを思案中。高額医療費控除、入院保険、会社の労災保険などなど利用できるものを整理しております。なんせ整形の手術、入院はお金がかかるのよ。半月板損傷はその中でもかなりマシな部類みたいで靭帯切ったり骨折なんていったら一ヶ月で健康保険適用しても30万オーバー払うそうですから。すずめはおそらく15万前後を予想しております。検査いかんでは手術内容も変更があるかもしれないので確定できませんし。そう考えると大変だよなあ・・ちなみにおニューデジカメとハウジングはほとんど水没保険でまかなえたよ♪うふ☆
2004.07.01
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