Crazy doll

Crazy doll

777hitリク


二人は軍学校内の裏庭でさぼりを決め込んでいた。
木の間からかすかに当たる木漏れ日。ささやかな風が二人を夢の世界へ連れ込もうとする。
「なあ・・本当にサボってよかったのか?見つからないだろうか?」
「お前は心配性だな。たまには息抜きも必要だろ?」
軍学校一の秀才、ロイとサボり魔のヒューズ。
そんな二人の関係は到底口にはできないほど深いものだった。
そう、夜中にヒューズがロイの監督生室に忍び込むほど。
「まあ・・たまにはいいものだと思うが・・やはり気になるぞ?」
ロイはやはりサボるということをあまりよく思っていないようだ。
「仕方ないだろ?俺がお前に餓えているんだから。たまには周りを気にせず二人で過ごす時間も必要だと思うぜ?」
ヒューズはそういうと座り込んでいるロイの膝にゆっくりと腰を下ろし、ちゅっとキスをする。
「俺はそんなことまで気にするお前が好きだぜ」
「ちょ・・待て・・こんなところで・・おまっ・・」
ゆっくりと時間が流れていく中・・二人は何度もその愛を確かめあった。

                          〈end)
京璃様からのリクですwヒューロイ、軍学校、甘甘という条件。
中途半端なショートショートになってしまいました。実はずっとネタ考えてました。ほら、お題に被らないようにとか・・本館ならR18とかかけるけれど流石にここではそうは行かない。どうしようか。ということで。ごめんなさい。
777ありがとうございました。

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