SWEET  BASIL

SWEET BASIL

パンと植木鉢



1996年 イラン=フランス カラー 78分

製作    アポルファズル・アラゲバンド
監督・脚本 モフセン・マフマルバフ
撮影    マームード・カラリ
音楽    マジド・エンテザミィ
出演    ミルハディ・タイエビ
      モフセン・マフマルバフ
      モハラム・ゼイナルザデ
      ハナ・マフマルバフ

<story>
映画監督モフセン・マフマルバフを訪ねてきた俳優志望の男は、20年前、当時17歳の過激派政治活動家だった監督本人が刺した元警官だった。
この再会に監督はその事件を映画化しようと思い立つ。
かくして素人対象オーディションが行われ、監督と元警官はそれぞれ自分の若き頃を演じる少年を選び、個別に演義指導を始める。

<pointo of view>
現実と虚構の狭間で、観客は登場人物と居合わせ、時に人生を共有しているような錯覚を覚える。
少年少女に導かれて迷路の街を共にさまよい、知らぬ間に知らぬ間に映画に参加させられ、観客としての自我が失われる瞬間、まさにこの映画の原題である「無垢の瞬間」が訪れた時、観客は「パンと植木鉢」の本当の意味を知る。
この映画はイランの光・色・音、そして気温や匂いすらまさに肌で感じさせる、観客に五感を通じて映画を体得させながら、時に哲学的な深淵さえ覗かせる力量を持つ監督は他に類を見ない。
加えて、監督の妻や娘も映画を撮り、次々と珠玉の作品を創造する様は映画史上の奇跡としか言い様がなく、これから彼らの創作b活動から目が離せない。

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