PR
Keyword Search
Calendar
Category
Comments
キャンピングカーの仕様については、昨年4月に8ナンバーの構造要件が大幅に変わり、シンクの高さが850ミリ以下の場合はシンク前の床面が300ミリ×500ミリあれば良く、この場合床から天井までの高さは1,200ミリ以上でOKとなる。従って、シンクの対面に自作の簡易座席を設置した場合でも要件を満たす事が出来たのだ。因みに何も考えずに作ったシンクと簡易座席との間は310ミリであった。
しかし、問題は構造変更の車検である。一番気になっていた事なので1つ1つ娘に尋ねてみた。
1.排ガス濃度
マツダ純正ズームパワーディーゼルポリューションリデューサー(K450 W0 862)をエンジンに注入したら、排ガス値が規定値の半分に激減したので問題無くOK。
2.タイヤサイズ
純正はフロント195/70R15/92S、リア215/65R15/96Sだが全輪205/70R15/96Tに換装しているので、タイヤ幅はフロント+10ミリ、リア-10ミリとなり、タイヤを太くする場合は+20ミリまで、細くする場合は-10ミリまでに適合するのでクリア。次にロードインデックスであるが乗車定員5人×55㎏+車両重量1950㎏÷4本=556.25㎏となりロードインデックス対応表から88以上のタイヤ使用となり、96を装着しているので問題無し。
3.ハイマウントストップランプの球切れ
沢山ある中の3球が切れていると思っていたのだが、ブレーキを踏んで検査員が目をこらしてよく見たらうっすら光っていたので問題無し。
4.中華製LEDヘッドライトバルブ装着
テスター屋で光軸調整をして持ち込んだら光度、光軸共問題無し。
5.修理中につき片方外しているフォグランプ
平成18年以前のクルマは1灯あれば問題無し。
と、言う事で全てクリア。めでたし。めでたしなので、その夜は嘉美心の純米吟醸生原酒を開封したのは言うまでも無い。
一週間後、自賠責を一旦切って、車体番号で25ヶ月に入り直して、娘が車検証書き換えと、8ナンバープレートに交換のため陸運局に行ってくれ、晴れて8ナンバープレートを付けて帰って来た。
このクルマは中古で購入する時には大阪ナンバーの8ナンバーだったので、23年後にまた元の8ナンバーに戻ったと言う訳だ。クルマも満足している事であろう。
これで、車検ごとにギャレーや簡易座席を降ろさなくて済むのは有り難い。そして車内の改造もやりたい放題だ。
良い事ずくめのようだが8ナンバーにすると経費的にはどうなのか、経費は概ね次の通りである。
自賠責保険料 3ナンバー 17,650円 8ナンバー 20,580円 +2,930円
重量税 3ナンバー 50,400円 8ナンバー 37,800円 -12,600円
任意保険料 100円以下のアップに留まり、殆ど変わらないらしい。後日金額確認。
自動車税 15年以上の3ナンバーで51,700円だが、これよりは安くなる筈である。
高速料金も2年車検も3ナンバーと変わらないので、トータルで計算すると15年以上の古いクルマは8ナンバーの方が維持経費は安く上がると思われる。
今回は検査費用その他がかかっているので、車検時に8ナンバー登録にするのが費用的には抑えられるが、諦めかけていた8ナンバー取得ができたので、よしとしよう。
堂々たる8ナンバープレート/外している左のフォグランプ/中華製LEDバルブのヘッドライト
排煙予防剤(マツダ純正ズームパワーディーゼルポリューションリデューサー)
205/70R15/96Tのナンカン製オールラウンドタイヤ
3球が弱いハイマウントストップランプ
オルタネーターチャージャーの取り付け 2024.11.23
ついに念願のポータブル電源投入 2024.11.20
パワステ配管からのオイル漏れ 2024.11.09