五感食堂

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2004.03.17

ここではなるべく良いお店だけを記載しようと思っているのですが、先日ランチでかなり期待を裏切られてしまったので、書いてしまいます。
店名は書きませんが、銀座７丁目のビルの１Ｆにある暖簾のかかったそれらしい割烹料理屋さんです。
暖簾をくぐり白木の引き戸を開けると奥にカウンターがあり、板前さんが二名。先客はカウンターに４名だけ。手前に4人用のテーブル席と２人が並んで座るような狭いテーブル席がありました。
女性の方がカウンターへと案内してくれ、熱くてちょっと香りがついたおしぼりとお茶がすぐに出てきて、ここまでは何の問題も無かったのですが。。。
焼き魚ご膳千円が最も安いメニューなので、魚は何ですか？と聞いたところ。若いほうの板さんが「サバ」ですとの返事。ではそれで、ということで待つこと暫し。
すると、先客の２名も同じメニューだったようで、「３名分用意して」と板さんが。
『何で３名分同時に出てくる？』と思っていたところへ、ご飯とサラダと赤だしが出てきました。
『割り箸も箸置きも無いな～』と思っていたら、なんと割り箸をご飯茶碗の上へ！渡し箸？
食べる前だからありなのか？

『ムムムッ？』
メインで出てきたサバは、尾頭付きのやけに上品なサイズ。こんな小さいサバは初めてだ。
『なんじゃこりゃ？』
新橋「恵美寿」のような炭火の香ばしさもなければ、中野坂上「鳥新」のように脂が乗っているが皮はパリッとしたところもなく、パサパサした只の焼き魚！おそらく、二度焼きのし過ぎでしょう。
美味しかったのは、ごはんと赤だしだけ…板さんやおばちゃんのお愛想のひとつもありゃしません。
とてもがっかりしてしまいました。ということで、新橋・銀座周辺のまともな割烹料理屋ランチをご紹介する企画進行中です。Coming soon!

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