中湯川土人形(福島)


 どんな物にも始まりがあるように、郷土玩具も古い物場仮ではありません。

 何代も続く人形も元は誰かがはじめた新しい物だったのです。
 福次郎も関わっております「江口土人形」もそんな新しい郷土玩具ですが、同様に新しく生まれた郷土玩具もあります(決して多くが生まれているのではありませんが)

 今日はそんな新しい玩具をご紹介いたします。
 福島県、会津で作られている中湯川人形です。

 写真のとうり、色使いはどこと無く青森の下河原を思わせる、あでやかさで、猫自体はあまり見かけない風貌です。
 これはすずめ乗りですが、ハト乗り、なまず乗りなどがあります。猫自体は高さ4cm程度の小品です。

中湯川(福島)


 すずめに猫が乗ること自体無理があるのですが、そんな理屈ぬきで、楽しさを感じさせてくれます。

 産地の会津が観光地であることから、販路は地元のみやげ物店などを中心にされている物と思われ、新人とは言え、安定した制作が出来ているようで、価格の面でも割高さは感じませんが、郷土色、手作り感、味わいなど、好みは分かれるところでしょう。

 これも時を経ることで、様々な要素を身に着けて行くのではないかと思います。

 新しい物ですので、資料などが乏しく、作者名など不明ですが、新しい息吹、皆さんはどのように思われたでしょう。



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