久米人形(岡山)



ここの人形は津山の泥天神と並び岡山を代表する人形ですが、製法に特色があり、兵庫稲畑人形と同じく土に和紙を練りこみ乾燥させた物に着色した物で、焼いていないことから練り物ともいえるでしょう。

 津山の天神に比べて知名度は低いですが、津山に無い招き猫があります。
 写真のものがそれで、どこの影響も感じさせないなんとも独特で素朴な猫で、先代、岸川武士さんが昭和61年に85才逝去されてからは、奥様が制作されております。

 大きな鈴と目が野趣あふれる人形は収集家にも人気があります。


久米土人形


 ここでも作者がご高齢ですので、後継者が気になるところですが、廃絶という話は無い様です。

 高さ15センチほど、黒の模様もあまりに無造作に書かれている様でいて、不思議な味を出している逸品です。

 中国地方には三次人形(広島)などもありますが、猫の型は無い様です。



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