垂水土人形(鹿児島)


 今回紹介するのは鹿児島のもう一つの土人形、平成垂水土人形です。

 垂水人形は明治の初めに起こり、帖佐や近県宮崎の佐土原人形の影響を受けて三代続きましたが、昭和40年頃いったん廃絶いたしました。

 現在の垂水人形は共に教育者であった、中島三郎氏と中島信夫氏が、古作の残る家を訪ねるところから始め、復刻した物で、数名の仲間と共に制作されております。

 現在八十以上の型があるそうです。

 写真の招き猫もそのうちの一つで、どことも違った雰囲気を持っています。

垂水土人形(鹿児島)


 あえて平成とことわっているのも、研究による復刻で、以前の型を継承してはいない事を正直に示している物だと思われます。

 現在では工房として活動されていますが、元来は垂水人形研究会であったそうです。

 いずれにせよ、廃絶玩具の復興には並々ならぬ努力が必要で、垂水人形の今後が楽しみであります。



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