浜松張り子(静岡)



 まとめて紹介すると、関東圏の張り子は似たものが多いので、各地のものを織り交ぜながら紹介してゆきたいと思います。

 本日は、静岡県西部、浜松市で作られている、浜松張り子のご紹介です。
 静岡張り子と言うのもかなり知られた張り子のようですが、残念ながらこちらには招き猫の型は無い様です。

 現在の作者作者は二橋加代子さんで、起こりは明治初期、初代が江戸で
技術を習得、当地で作り始め、昭和二十年の空襲で、すべての型が灰となり、廃絶の危機を迎えますが、三代目、二橋志乃さんが一から昔の型を蘇らせ危機を逃れたそうです。

 三代目は職人気質の人で、現在の作者加代子さんには仕事は教えず、自分の作る姿を見せるだけだったとか、見て盗み覚えて現在の仕事があると言う事です。

 浜松張り子の代表作は兎ころがしと呼ばれる(うさぎ車)が有名です。

 写真の招き猫は関東多摩系の起き上がりではなく、置物で、三河風の狐目と、淡い紅でかかれた、陰影が特徴です。

浜松張り子(静岡)


 高さ約12cm、小ぶりな作品です。

 浜松張り子は女性一人が、すべての工程をこなす手内職で、量産は望めず
希望の品は事前に注文しておかなければ入手は困難だと言うことです。

 福次のレア度☆☆、先代作はかなりのプレミアがついております。


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