あったぼこしゅ

あったぼこしゅ

六尾的世界。


僕は存在する

瞳の奥の思い出に惑わされる
日々が過ぎ
僕らは生きる

君に残す最後の言葉
僕が残す最後の言葉
そんなのどこにだってない

探し求めてるわけではない
ただ
ただただ見たくて
それが何なのか見たくて探すだけ

君を失うさ悲しさなんてない
君が自身を失う切なさの方が悲しいから

どこにだって行けない
どこにだって存在できない

僕の居場所は君の胸の中だけ

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君が僕を救うから
僕はただ歌うだけ

独りの君に贈る歌
悲しみしかないけれど
僕は歌い続ける
僕にはそれしか出来ないから

みなぎる力が孤独を惑わす
どこにいたって消えない孤独を
僕は持ち続ける

喜びなんていらない
それよりも悲しみを
それよりも孤独を

助けなんて求めてない
ただただ深い孤独を

早く僕を堕として欲しい

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僕の色が
君に移り
だけど君は染まらない

溢れる涙が
僕の手を汚す

君は言う
僕は塞ぐ

別れを告げる鐘がなり
やがて僕らは散り散りに

切なさなんて感じずに
悲しさなんて感じずに
僕らは別れ分かれる

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僕の視点は合わないまま
君を見続ける

君がいつでも飛べるように
僕は手を添えるだけ

決して悲しくなんかない
決して寂しくなんかない

だけど嬉しくなんかない

君がいなくなることが
嬉しいはずがない

ただただ見つめるだけ
君の姿を見つめるだけ

君は飛び立つ
ぼやけた僕の視界から消える
君の残像が未だに残っているのに

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僕の声が君に届く頃
君はどこにいるだろうか

瞳を閉じた君の笑顔
今もここに残っているから

いつの間にか失くした悲しみ
もう遠い日の記憶で

何を過ごしていればいい
僕には何も分からなくて
ただ呆然と空を見つめるばかり

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時には君に心奪われ
時には波に攫われて

僕の瞳の奥底に
眠る獅子がいるとは思えず
ただただ猫のようにじゃれつく日々

歌う日々も忘れて
いつの間にか水底へ
堕ちる感覚が心地よい

君の名前を忘れても
君の顔は忘れない

懐かしい日々を呪うように
僕はまた歌い出す

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君の姿が空と混ざり
僕の姿は風へと消える

遠い記憶に想いを馳せれば
君の姿も裏に映る

朝日が眩しく
闇夜が沁みる

いつか月に手が届き
僕の姿は星へと隠れる

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見えない景色が僕の中で
君の姿を見つけ出す

堕ちた暗闇
逃した光
閉じた瞳

僕の中で全てが終わった

見てないわけじゃないけれど
見えないわけじゃないけれど
僕の鼓動はここで止まる

君の光が動き出す
僕の心は未だに閉ざされて

忘れ去られて
やがて朽ちる

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二人が佇む分岐点
迷わなかった分かれ道
悔いは無いとはぐれ道
いつの間にか元の道
微笑み歩く帰り道
手を取り歩く正歩道
辿り着くのは闇夜道

僕らの道は様々に
色を変えて僕らを謀る

屈さない僕がいる限り
君の未来は明るい光

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僕が君に触れるから
君はいつか崩れてしまう

悲しいなんて感情は
僕の中に沸々と
いつの間にか沸きあがる

静かに揺らす水面から
僕の心は遠退いて
君にすがる愛おしさ

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君の元にある花が
僕の存在を揺るがす

揺らぐはずのない絆が
いつの間にか薄まって
別れを告げるときが来る

だけど
僕の想いは変わらない

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水面に反する光の先には
闇しかないと気づいていたはずなのに
僕は迷わず手を延ばした

そこにあったのは
月明かり
足元だけを照らして消える

闇なんてどこにもなかった
消え入りそうな声と残像
見えないものが見えた気がした

幼い僕と大人びた君
すべては君へ照らす光

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空を見上げ微笑む君は
闇の底に堕ちるだけ
いつになっても届かない
風に腕を伸ばすだけ

君がいないところには
ただただ雨が降り続く
涙もすでに枯れていて
かわりに雨が頬を濡らす

白い頬を染めるのは
君の手の紅い色
悲しみだと知らないで
僕はひたすら染まるまで

知らない道を歩いても
迷わず行ける光が欲しい

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沈んだ夕焼けの中で
キミは何を探しているのだろうか

分かっているのか
分かっていないのか

知らない間に大人っぽくなったキミの横顔が
やけに眩しくて
目をそらした

いつだってキミはそうだった
僕の知らない間に成長する

宴会に出遅れた猫のように
お茶会に遅れたアリスのように
僕はまた遅れてしまっている

知らないなんて言わせない
聞いてないなんて言わせない

いつだって
何だって
キミは全てを知っている

これが最後じゃないって
僕も分かってる

でも最後だと思わないと
生きていけないんだ

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