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※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください。シフォン失敗原因第1弾!失敗なんてもうしない!! シフォン失敗原因第2弾!失敗なんてもうしない!! シフォン失敗原因第3弾!失敗なんてもうしない!! シフォン失敗原因第4弾!失敗なんてもうしない!! シフォン失敗原因第5弾!失敗なんてもうしない!! シフォンケーキの素朴な疑問第1弾!! シフォンケーキの素朴な疑問第2弾!! シフォンケーキの素朴な疑問第3弾!!シフォンケーキの素朴な疑問第4弾!!今までのものも参考にしてください。シフォン失敗原因第6弾!失敗なんてもうしない!! 空気抜きの失敗↑底部に空気穴が出来ています↑空気抜きと一言に言っても大変奥が深いです。種類、気候、温度、素材、様々な状況によって使い分けます。詳しくはこちらから→空気抜きメレンゲと卵黄生地がうまく混ざりません!!うまく混ざらないのはメレンゲが硬すぎる事が原因です。基本はメレンゲが少しお辞儀をするくらいに仕上げます。 (※堅めのメレンゲに仕上げた方が良いシフォンもあります。 シフォンのメレンゲ作り を参考に作ってみてください。カットしたシフォン生地に薄力粉のダマが残っていました。ダマが残っているということは・下準備の時にきちんと振るいにかけていない。・卵黄生地を作ったときにしっかりと攪拌できていない事が原因です。特に、長い間使用していない薄力粉は水分を吸収して固まりになっていることが多いので、薄力粉を使う時は必ず振るいにかけましょう!! カットしたしたシフォン生地にメレンゲが残ってしまった堅いメレンゲを使用したため、卵黄生地としっかり混ざり合うことが出来ずに メレンゲがそのまま残ってしまった事が原因です。めいっぱい立てたメレンゲは、安定はしていますが、堅くて卵黄生地と馴染みにくく、膨らみは今ひとつになります。堅いメレンゲと卵黄生地を合わせようとしたら、必要以上に混ぜてしまいせっかくの気泡が消えてしまいます。 また、馴染みにくく気泡が残ると穴や上記の写真のようにメレンゲが生地に残ってしまうのでメレンゲの堅さ、合わせ方には十分注意して下さい。メレンゲの作り方←参考に アルミ型なら失敗しないのに紙型の時だけ縮んで窪みができ失敗します紙型の時だけの失敗・・・紙型はアルミ型と比べて表面がツルッとしているため生地が型にくっついていられず、剥がれてしまって凹みや縮みになることがあります。紙型をあらかじめサンドペーパーで擦りザラッとさせて、生地の滑りを防ぐようにすると良いです。また、アルミよりも若干火の通りが悪いので、少し水分を控える、長めに焼く、火を強くする事も試してみると良いかと思います。 紙型でも上手に焼けるので、色々試してみてください。 底に焼き色がつかず、型出しするとクシャっとなる。写真を見るからにシフォンの底部分だけ焼色がついていません。 このような失敗は、オーブンの下火が弱い事が原因です。 特に小型オーブンの場合は下火が弱いので、天板をはずして網の回転台の上にのせて焼く方が良いです。 あと、温度もいつもより10度高めで焼いてみるのも良いです。 焼時間が短い場合や、あまり早く扉を開けてしまうとケーキがしぼんでしまうので気をつけましょう!!オーブンや型の大きさによって焼時間、温度調節が異なるので 色々と試行錯誤し自分のオーブンの癖をつかむと失敗もなくなると思います。 ケーキの上部が焦げる庫内が狭いので、ふくらんだシフォンの上部が熱源に近くなり焦げてしまいます。 理想の大きさは、シフォンケーキをオーブンに入れた時、円筒部分が、 オーブン庫内の天井から3~4センチ以上空いていると良いです。小型オーブンの場合、下火が弱いので、天板をはずして網の回転台の上にのせて焼く方が良いです。・もう少し小さな型で焼く。・もしくはシフォンが60~70パーセント焼けたくらいにアルミホイルや筒の部分に穴を開けたクッキングシートをかぶせましょう。※あまり早く扉を開けてしまうとケーキがしぼんでしまうので気をつけましょう!!オーブンや型によって異なるので自分で試行錯誤してください。※このようにシフォンの失敗といっても様々な失敗要因が重なり合ってできています。 “こんな失敗をしたから原因はこうだ!!”と一概に言えないパターンも多々あります。 やはり自分自身が原因を見極め追求していく力と努力が大切です。レシピ通りの配合に忠実にすることはとても大切ですが食材と一言にいっても鮮度や季節、気温によっても違ってきます。特に卵は生き物ですから、鶏が摂取する水分によって卵白の状態も変わります。夏場は水分量が多く、冬場は少ないです。この微妙な水分量がシフォンに大きく影響します例えばチョコチップ、ドライフルーツ系(素材が水分を吸収する)、チョコレート、チーズ系(油分の多いもの)・野菜やバナナ系(水分が多く重い生地)の場合季節によって微調節が必要です。冬に作った時にはうまくいっったのに、夏期には失敗するのはこの為です。また粉の粘度、粉に含まれる水分も季節の温度・湿度によって変わってきます。気温はもちろんのこと冬と夏では違います。言い始めればキリがないのですが、素材を見極め、季節を感じ、そして何よりシフォンを見極めることが重要です。シフォンの行程1つ1つを、レシピではなく感覚、例えば卵黄生地の出来上がりの堅さなどで覚える事がもっと重要かと思います。YOUCHIでした。You Chiシフォンケーキ にも遊びに行ってね。(シフォン発送可) ※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください
2009年05月30日
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※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めくださいシフォン失敗原因第1弾!失敗なんてもうしない!! シフォン失敗原因第2弾!失敗なんてもうしない!! シフォン失敗原因第3弾!失敗なんてもうしない!! シフォン失敗原因第4弾!失敗なんてもうしない!! シフォン失敗原因第5弾!失敗なんてもうしない!! シフォンケーキの素朴な疑問第1弾!! ↑こちらも参考にしてください。シフォンケーキの素朴な疑問第2弾!! 6,シフォンの食べ頃は?・焼き上がったシフォンケーキはとても良い香りを放ち、すぐにでも食べたくなります。焼きたてが美味しいのでは?と思いがちですが、焼き上がったらしっかりと冷まし、1日置いて下さい(最低でも半日)。生地が落ち着きしっとり感、香り、うま味がUPします。プレゼントや手土産にするなら、前日に焼いておくと良いでしょう。7,型の素材の違いで焼き上がりは変わりますか?・変わります。シフォン型にはアルミ型、ステンレスなどの金属製の型、フッ素樹脂加工された型、紙型、があります。ステンレスなどの金属製の型、フッ素樹脂加工された型、は焼き加減に違いはありませんが、フッ素樹脂加工された型は失敗しやすいので避けましょう。紙型はプレゼントにも適しており、持ち運びにも便利、生地の取り外しが簡単ですが、アルミに比べ、熱伝導率が悪いので、やや膨らみにくいというデメリットがあります。焼き時間も少し長くなります。内側の側面がツルリとした型は、シフォン生地が型に張り付きにくく失敗の原因になるので、ザラッっとした型を選びましょう!!アルミ型は熱伝導率が良く、シフォンの立ち上がりもとても良くふっくらと膨らみます。シフォン生地が型にぴったりと張り付くので、失敗が少ないです。 また、破損した型、形が歪んでしまった型は失敗の原因になるので使用は避けましょう。8,砂糖や油はどれくらいまで減らしても良いの?・メレンゲ作りは、実は砂糖を加えなくても出来ます。むしろ加えない方が簡単に泡立ちます。砂糖を加える理由は砂糖がメレンゲの気泡を保つ力を持っているからです。メレンゲはしっとりとした柔軟な腰とツヤのあるものが理想です。そのために砂糖は必要不可欠なのです。もっともシフォンに適した砂糖は上白糖です。グラニュー糖よりも粒子が細かく、さっと生地に馴染みます。油には、シフォン生地をふんわりさせる効果があります。油なしでも問題なく焼けますが、膨らみが悪く硬い生地になってしまいます。お好みの量まで減らしても良いかと思いますが、シフォンである意味がなくなるのであまり極端に省いてしまうことはお勧めできません。いずれにしても、健康で美味しくが大切だと思うので、そこら辺をふまえてオリジナルレシピを作ってはいかがでしょうか?カロリーが気になり砂糖や油を減らしたい方もメレンゲに加える最低必要量は守ってくださいね。省きすぎは失敗の原因になります。14センチ型で5グラム17センチ型で10グラム20センチ型で20グラム9,先にメレンゲを作っておいても良いですか?・メレンゲは作ったらすぐに卵黄生地と合わせてください。泡立てた卵白(メレンゲ)は、時間をおくと比重の小さい気泡は上へ重い水分が下へと分離してしまいます。これを離水と言います。離水したメレンゲを使用すると、失敗に繋がるので、もし離水してしまったら、もう1度使う前に攪拌してなめらかな状態に戻してください。ただ、卵白を泡立て過ぎた場合もこの現象が起こります。タンパク質が凝集して水分と分離します。ここまでくると使い物にならないので、しっかりと見極める力を養ってくださいね。10,堅い角が立ったメレンゲを使用しないのはどうしてですか?・お菓子の種類によっては堅く角が立ったメレンゲが理想ですが、シフォンに限ってはなめらかでツヤのあるメレンゲの方がオーブンに入れた後もしっかりとしていて、何より膨らむ力があります。しかも、卵黄生地と合わすときに合わせやすいというメリットもあります。シフォンの場合でも固く泡立てたメレンゲの方が良いフレーバーも中にはありますが、ほとんどは固くなる1つ手前の状態で使用するのがベストです。めいっぱい立てたメレンゲは、安定はしていますが、堅くて卵黄生地と馴染みにくく、膨らみは今ひとつになります。堅いメレンゲと卵黄生地を合わせようとしたら、必要以上に混ぜてしまいせっかくの気泡が消えてしまいます。 失敗原因になるので気をつけましょう。また、馴染みにくく気泡が残ると穴や下記の写真のようにメレンゲが生地に残ってしまいます。“しっとりふわふわ”を目指すなら、断然なめらかメレンゲです!! 11,メレンゲを作る時、氷水で冷やすのはどうしてですか?卵白の温度を下げる泡立ちは少々悪くなりますが、小さく力強い気泡が生まれます。小さく力強い気泡は熱にも衝撃にも強く、また、たくさんの気泡が出来ることで、 シフォンをふっくらと膨らますことが出来ます。氷水に当てた冷たい卵白が、室内の暖かい空気をたっぷりと含むことで よりよいメレンゲが作れます。卵白の温度を10度に保ちながら作ると更に良いメレンゲができあがります。是非おためしあれ!!12,レシピに卵がよく個数で表示されていますが、分量(グラム)を量らなくても良いんですか?・卵はS・M・LLとあり、卵黄も卵白の量も全く異なるので、計った方がよいです。卵の量が正確だとオリジナルレシピも安定しますからね。計量は、正確に!!しかし、絶対はからなくてはダメというわけではありません。 卵はサイズによって規定があるので、卵のサイズを守っていれば、大きな失敗にはならないです。計らなくてもちゃんと作れますよ。その辺は自分に合わせたやり方でも良いと思います。 何より楽しむことが大切ですからね。13,シフォンケーキのカロリーを教えてください・シフォンケーキのカロリーはプレーン生地の17センチ型で約1060カロリー20センチ型で約2190カロリー です。生クリームを塗ると17センチ型で約2390カロリー20センチ型で約4420カロリー です。これをカットして、一切れ分ののカロリーを計算すると他のケーキと比べてとてもローカロリーだという事がわかると思います。生クリームも、ローカロリーのものを使用すると 更にローカロリーでケーキが食べられます。ダイエット中のご褒美なんかに打って付けのケーキですよね。14,もっとふんわりシフォンを作るにはどうしたらいいですか?水分を、あと10CCずつ増やして作ってみてください。ただ増やし過ぎると、横じわや、型から落ちるという失敗に繋がるので、あくまで少しずつにしてくださいね。15,シフォンを上手にデコレーションするコツは?↓参考に・生クリームの扱い方 ・デコレーションのやり方1 ・デコレーションのやり方2続き ・デコレーションのやり方3続き ・薔薇デコレーションのやり方 You Chiシフォンケーキ にも遊びに行ってね※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください
2007年06月06日
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※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください。シフォン失敗原因第1弾!失敗なんてもうしない!! シフォン失敗原因第2弾!失敗なんてもうしない!! ↑こちらも参考に・・・。シフォンの失敗原因第3弾!失敗なんてもうしない!!ケーキの中に小さな気泡がたくさん出来てしまう・生地を混ぜるときにメレンゲが残っていると 焼いたときにその部分が穴になってしまいます。 メレンゲを高速で荒く作ったしまった場合にも気泡が出来てしまいます。またボウルが小さすぎても、混ぜにくくこのようになってしまいます。大きなボウルで、サックリと丁寧に混ぜましょう。 今まで良く膨らんでいたのに、最近膨らみが悪くなったまた、今まで失敗しなかったのに最近失敗続きだ・・・・夏に多い質問です。夏になると鶏が水分をたくさん摂るため、卵自体の水分量が多くなり、その上気温が高く卵の保存状態も悪くなりがちになり、結果水溶性卵白が多くなります。とにかくしっかりとしたメレンゲを作ることが最優先です。 少し水分を減らすか、薄力粉を増やすのも手です。メレンゲを作るとき、卵白をたっぷりの氷水で冷やしながら【出来れば10℃に保つ】泡立てると良いです。乾燥卵白を少量加えるのも手です。正しいメレンゲの立て方←参考に 焼いても膨らみが悪い。上手く膨らまない。 ・卵白の泡立てが不十分正しいメレンゲの立て方←参考に・卵黄生地と合わせるときに強く混ぜすぎ、メレンゲを消しているホイッパーで混ぜ合わせ、最後にゴムべらで整える様に混ぜましょう!!・水分が少なすぎ、火が強すぎ【ガスオーブンに多い】ても膨らみは悪くなります。・エコナなどヘルシーオイルでシフォンを焼いていませんか?・型や器具に油汚れや水分が付着していませんか? シフォンケーキが膨らみ過ぎ、溢れます ・何とも羨ましい悩みですが・・・生地は型の8分目で止めておきましょう。 型に対して生地の分量が多すぎないか確認しましょう。また、メレンゲが消えてしまうからといって混ぜ合わせないのも、良くないので、しっとりと生地が馴染むように混ぜ合わせてください。どうしても膨らみすぎるならいつもより多めに混ぜ合わすと良いです。また、水分が多すぎても膨らみすぎるので注意が必要です。型から取り出すときに生地を傷めてしまう・パレットナイフが側面に刺さって穴になった ・パレットナイフが底部に刺さり、底部は切れ側面はボロボロに・・・失敗例として、シフォンの底部分や側面がボロボロになって出てきてしまう事があります。これは、シフォンを綺麗に外そうとするあまり、力が入りすぎているせいです。 パレットナイフは力を加えればU字に湾曲します。 型の側面に強く当てすぎるとパレットナイフの先が湾曲してシフォンの底部分にあたり、 そのままシフォンをえぐりながら周りを一周することで、ボロボロになってしまいます。シフォンを型から外すときは、シフォンの側面とパレットナイフが平行するように心がけてください。 後は、パレットナイフの先がシフォン型の側面の底部分に当たるように意識しながら練習してください。 これは練習してコツを掴んでいくしかないです。 ・側面をうまくこそげ取れていない ・底部の型だし失敗【底部をうまくこそげ取れていない】シフォン型からの取り出し方 ←参考に シフォンケーキの膨らみが均一ではなく膨らむ部分と膨らまない部分があり、シフォンを置いたときに傾きます。・型に生地を流すとき、一カ所に偏らないよう均一に入れます。また流し込んだ後、ボウルに残った生地は膨らみが悪いので必ず散らすように入れましょう。一カ所に偏って加えると膨らむ部分と膨らみにくい部分ができ、偏って焼き上がります。あと、流した生地はフルフルと揺らして表面を均一にならしましょう!!空気抜きについて←参考に YOUCHIでした。 You Chiシフォンケーキ にも遊びに行ってね。※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください。
2007年06月01日
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※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください。シフォンの失敗原因第4弾! 失敗なんてもうしない!!・シフォン失敗原因第1弾!失敗なんてもうしない!! ・シフォン失敗原因第2弾!失敗なんてもうしない!! ・シフォン失敗原因第3弾!失敗なんてもうしない!! ・シフォンケーキの素朴な疑問第1弾!! ・シフォンケーキの素朴な疑問第2弾!! ↑こちら参考に・・・。メレンゲもしっかり作って、卵黄生地ともサックリ合わせているのにシフォンケーキがふくらみません。・もしかして『健康エコナ』などの油を使っていませんか?膨らみを阻害する成分が入っているので膨らみが悪くなります。どうしてもヘルシー系の油が使用したい場合は味の素の『健康サララ』をお勧めします。比較的大丈夫です。膨らんで型からはみ出した部分が、だんだん横に広がって、タコウインナーのような感じになるんです。・水分量が多い、粉が少ない、メレンゲと卵黄生地との混ぜが不十分(膨れすぎる)または、全体的な分量が多すぎて型からはみ出した時にこのような現象がおこります。材料の見直しをするか、生地は型の8分目にとどめて焼きましょう!!シフォンケーキを冷まし、型から出したら、数時間でスポンジが沈み始め 生地の高さがなくなっていきます。・シフォンケーキは焼き上がったら逆さにし十分に冷やしましょう。焼き上がりから4~5時間は型のまま冷やす方が失敗は少ないです。また、メレンゲがしっかりと作れていない場合(泡立て不足・泡立てすぎ)・ 水分(ピュレ)が多い・焼き時間の不足に注意して焼いてください。「焼きちぢみ」を最大限に防ぐ手段は、なんでしょうか? これ!という決め手があれば教えて下さい。・やはり最大のポイントはメレンゲ作りです。 焼き縮みに関わらず、シフォンケーキの失敗原因で多いのは“メレンゲが作れていないこと、若しくは卵黄生地と合わすときに気泡を消してしまっていること”だと思います。 シフォンの失敗は色んな失敗が幾つも重なって起こる場合が多いです。 だからこそ原因究明が難しく、奥が深いです。 そのため同じ焼き縮みの失敗と言っても、一概には言えないのです。 細かいことを言い始めると、フレーバー1つ1つによってメレンゲの堅さを使い分けることが必要ですし、季節によって、卵の変化は著しいので、それを見極める力も重要です。 更に卵黄生地との合わせ方や、空気抜き、温度、焼き時間まで事細かに変わります。 プレーン生地から初めて、徐々にコツを掴んでいってください。 幾つも焼いて失敗と成功を繰り返し、研究する事が美味しいシフォン作りの近道ではないかと思います。冷めた時に縮んでしまいました。 中には型から下にスッポリ落ちて一回り小さくなりました。 紙型は萎みやすいのでしょうか? 念のためベーキングパウダーも入れたのですが蒸しパンのような感じに仕上がりました。・紙の型でも上手に焼けますよ。この場合の失敗原因は、ベーキングパウダーの入れすぎだと思います。なので、蒸しパンのような味がするのです。シフォンの場合、膨張剤は一切使いません。しっかりとしたメレンゲが作れ、シフォンを見極める力があれば全く不要なものです。十分に泡立っているのに膨張剤を併用すると、火の通りも悪く縮む原因ともなり、また大きな空気の固まりが生地の中にできてしまいます。ベーキングパウダーを使わずに作ってみてくださいね。プレーン味のシフォンなのですが、何とも言えない匂いが気になります。卵も粉も新鮮なものを使っているんですが何回作っても同じ匂いがします。・それは、卵黄の匂いです。ほとんどの卵黄は特有の香りがあります。鶏の飼料には魚粉が含まれており、その生臭さが卵黄にも影響します。また、卵といっても息をしているので、冷蔵庫や保管場所の匂いを吸収しています。保管場所は、匂いのない綺麗な場所に保管しましょう!!鶏卵屋さんによっては、匂い移りを防ぐため、産まれたらなるべく早期に回収を心がけておられるところや、こだわって作っておられるところもあるので、色んな卵を使って試し焼きされることで、匂いのない良い卵に巡り会えますよ。また、オーブンの掃除もこまめにしましょう!!美味しいシフォンを作るには卵選びから・・・ 型の中心の筒のあたりだけ縮みがひどく、全然焼きついていません。・温度が低すぎて型の中心に熱が行き渡っていないか、容量が小さい(小型)オーブンで容量外のシフォンを焼くとこのような現象が起こります。理想の大きさは、シフォンケーキをオーブンに入れた時、円筒部分が、オーブン庫内の天井から3~4センチ以上空いていると良いです。もう少し小さな型(オーブンに合った型)で焼くと良いです。また、ファン付きは急激に表面が焼けやすく、中心部が焼けにくい場合があります。特に、小型オーブンの場合、下火が弱いので、天板をはずして網の回転台の上にのせて焼く方が良いです。こうすることで、中心部にもしっかりと火が入ります。上部が焦げる場合は、シフォンが60~70パーセント焼けたくらいにアルミホイルや筒の部分に穴を開けたクッキングシートをかぶせましょう。※あまり早く扉を開けてしまうとケーキがしぼんでしまうので気をつけましょう!!オーブンによって異なるので自分で試行錯誤してください。紫芋の粉を入れてシフォンを焼いたら変色します。・紫芋にはアントシアニンという紫色素が含まれています。この色素はpHの変化に伴って色が変化する性質を持っています。レモン汁など酸性を加えることにより、ほとんど解消できますよ。どれくらい入れるかはレシピや、型によってまちまちですが、大さじ1から加えてみて、何度か試し焼きされると良いでしょう。シフォンを焼いていると、のびる様に生地が持ち上がってしまいます。・温度が高過ぎるとこのようになります。高い温度でシフォンを焼くと、上部が焦げ、割れ目が出来ないまま一気に膨れあがります。結果、このような焼き上がりになってしまいます。特に、冬の間は大丈夫だったのに、夏になってからこのような症状の現れた方は温度を下げて焼いてください。季節によって細かい調節を心がけましょう!!You Chiシフォンケーキ にも遊びに行ってね。 YOUCHIでした。※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください
2008年01月01日
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※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください。シフォンの失敗原因第1弾! 失敗なんてもうしない!!底上げ(生地が型の底から浮き上がってしまう現象) 焼き上がりで、型からはずした上部に天使の輪のような凹みが出来ます。 考えられる底上げの原因は、1,メレンゲ作り。卵白の泡たて過ぎ、もしくは立っていない(気泡が弱い)ためと思われます。泡立てた小さな気泡の一つ一つが弱いために生地温度が上昇するにつれて壊れ、ひとつの大きな気泡の固まりになってしまうからです。メレンゲの見極めは非常に難しいです。とにかくシフォンのメレンゲ作り を観て頑張ってください。※気泡がしっかりとしているメレンゲと、卵白をしっかり泡立てるのとは意味が違うので、そこをふまえて観て下さいね。 また、メレンゲがしっかりと作れていても、卵黄生地と合わせる時に メレンゲを潰してしまい、気泡を消してしまうのも原因の1つです。 油分が多い生地はメレンゲが潰れ、底上げの原因になるので、しっかりとメレンゲを作るか、油分(チーズやチョコレート・油)を減らすのも解決策です。 2,焼き時間焼成温度が低すぎる。下火が弱いオーブン。 または焼き時間が足らないために、逆さにして冷ましている間に底がはがれ 空洞ができ底上げとなってしまう。対策としては・天板をはずしてターンテーブルの上で焼くまたは天板の上に網を敷いてその上で焼く。・アルミ製の型を使う【熱伝導率がよい】・焼き時間を長くするまたは温度を上げてみる。・余熱は十分に行う。です。小型オーブンの場合下火が弱いのでこの方法でうまく焼けると思います。また、焼成温度が高すぎても、膨らみの立ち上がりが急激すぎて穴になってしまいます。「火が強く入りやすい位置がいつも底上げになる」というのはこれが原因でしょう。オーブンの癖をつかむことが大切です!!焼きすぎはしっとり感を損なうからと言って焼き足らなければこんな事に↓生焼けシフォン。 上部がまだしっかりと焼けておらず逆さまにしたとき剥がれ落ちます。 3,水分が多い水分が多い場合も底上げの原因になるので注意しましょう。 特に夏場は卵自体の水分量が多くなる為、この時期だけ失敗するという方が多いです。 メレンゲの作り方をしっかりマスターして下さい。このように底上げの原因といっても様々なので自分で見極める力を付けましょう。油分が多くメレンゲが潰れてしまった油分が多い生地やメレンゲがしっかりと作れていないとこんなにふくらみの悪いシフォンが。 メレンゲをしっかりと作るか、油分を減らしましょう。 チーズ系のシフォンは要注意!! また、チョコやココア系のシフォンではメレンゲが油分に負けるとこんな感じになります。卵黄生地に塩1つまみを加えるとメレンゲと合わせたときに生地が安定するので試してみてください。焼き上がり生地の中に大きな穴が開く のは、メレンゲと卵黄生地が綺麗にバランスよく混ざり合っていないため、メレンゲの部分が穴となってしまうから。メレンゲをしっかりと見極め、泡立て、合わせることが出来れば穴の開くという事態は減ってくるはずです。 メレンゲが壊れてしまうことを恐れ、混ぜが足りない時にもこのような現象が起こります。しっかり綺麗に合わせましょう。また、フルーツのピューレや水分の多い生地、重い生地、油分の多い生地【オイルが部分的に分離してしまう】は混ざりにくいので気をつけましょう。混ぜすぎても膨らみが悪くなるので注意!!あくまでさっくりとしっかりとです。・メレンゲが残っていても穴になります。・焼成温度が高すぎても、ふくらみの立ち上がりが急激すぎて穴になってしまいます。・ドンドンと打ち付けるように空気抜きをしたら、逆に生地に空気が入り穴になってしまいます。空気抜きの仕方←参考に とっても大きな穴が開き、焼き縮みもしている水分調節に原因があります。上記の場合と少しかぶるのですが、水分が多い場合も失敗の原因になります。水分が多いために焼き縮んだところが、シフォンの底部分を引っ張って穴になります。上の失敗例(中に大きな穴が開く)とこの失敗例はかなり似ています。例は水分が多いため焼き縮み、底部分を引っ張り穴になっているのがよくわかります。 水分調節を行いましょう。 焼き上がって冷やすとき逆さにすると、ドスンと落ちた見事に落ちています。これも水分(ピューレ)が多い、または水分が多い生地なのに焼き時間が短すぎた時におこります。 果物・野菜などの水分(ピューレ)をたくさん使った生地、入れすぎ、に起こりやすいです。また、フッ素樹脂加工の型を使った時に起こりやすい失敗です。 型はアルミを使い、水分(ピューレ)が多過ぎないか見直しましょう。 You Chiシフォンケーキ にも遊びに行ってね。※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください。
2007年04月01日
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※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください。お待たせしましたアイシングのやり方を教えて欲しい との質問がいくつかあったのUPします。アイシングの基本的な材料は『粉砂糖』『卵白』『水』のみ。水は『レモン汁』でも結構です(甘酸っぱくなります)卵白、水、レモン汁、基本的には決まりがあまりないのかなぁ?色んな方法があるので自分なりに色々やってみてね。だいたい卵白(水分)1に対して粉糖4の割合です。道具は『絞り袋』『細めの絞り口』(アイシング用の絞り口がある、『口金2番』『3番』)を用意しますがコルネで結構ですその他『色粉』 『アザラン』など・・・・コルネの作り方『製菓筆』があれば、クッキーに色が塗れたりでき楽しいですよ。『泡立て器』は小さい方が便利です。 ミニサイズのものがあります。では作り方 1,まずは卵白をミニ泡立て器で練って、白くします。 ※しっかり練らないと乾いた時にムラが出来たり、上手く乾かなかったりするので注意!!2,2種類の堅さのクリームを作ります。1で練った卵白をボウルに2等分します。『塗り用の柔らかいアイシングクリーム』を作ります。粉砂糖を少しずつ加えて、泡立て器で練ります柔らかさの目安は、アイシングクリームを細くたらした時、クリームにとけ込んで消えてしまうくらいです。(私の場合苺のピュレを水分として加えています。)堅すぎると表面に筋が出来てしまい、緩すぎると乾燥しづらく綺麗な白にならないので注意!!微調節は水を1滴ずつ加えて行います。次に『文字用のアイシングクリーム』を作ります。もう1つのボウルにも、粉砂糖を少しずつ加えて、泡立て器で練りあげます。固さのは、アイシングクリームをスプーンで細くたらした時、ゆっくりとトロッと落ち、線がゆっくりと消えていきます。堅すぎると文字がうまく書けません。緩すぎると線を描いた時ににじみます。微調節は水を1滴ずつ加えて行います。こんな感じです。何度もやって自分なりにコツを掴むしかないです案ずるより産むが易し。とにかくトライ!!!『塗り用の柔らかいアイシングクリーム』でシフォンケーキをコーティングするシフォンケーキ全体にアイシングを垂らし(ダイナミックに)素早くパレットナイフで平になるように伸ばしながら、丁寧に塗っていきます。とろーり感が出るように横にもたれ流します。このとろーり感が大事!!!表面が乾いたら、絵や文字を描きます。『文字用のアイシングクリーム』をコルネに入れ先端をハサミでカットし好みの文字や絵を描いていきます。※一定の力で、一定のスピードで描いていくのがコツです。どんな風に仕上げたいか?どんな文字が書きたいのか?しっかり頭にたたき込んでから描いていきます最後にアザランやスプリンクルなどを飾り付けます。このとろ~り感がたまらんその他注意点・クリームに色付けする場合は少しずつ加えていく事がポイントです。・色粉ではなくフルーツペースト(ジャム)やチョコシロップ、ココア、抹茶などを使って色づけすることもできます。その際は水分量に気をつけてください。・フルーツペーストやジャムを使う場合は、濃いめ色のものを使用してください(苺、ブルーベリーなど)・ココアや抹茶などの粉で色をつける場合は、微量の水に溶いてから加えるとムラになりませんまぁ、こんなもんかなっ?わからないことな何なりと質問してくださいね。You Chiシフォンケーキ にも遊びに行ってね。YouChi でした※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください。
2007年02月01日
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※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください。お待たせしました。ヘクセンハウス・お菓子の家の作り方です。容量が多い為、今日と明日の2回でUPしていこうと思っています。今回は少し大きめなので、難易度も少しUPしますでは早速・・・・・ヘクセンハウス・お菓子の家の作り方・・・・型紙・・・・段ボールなどで、型紙を作ります。土台は24センチ×40センチ・1枚壁2枚、14センチ×16センチ(型で窓などをくり抜くと可愛いです。)屋根2枚 12センチ×19センチ(型で窓などをくり抜くと可愛いです。)壁2枚(正面)・1枚は扉付きで、もう1枚は窓など型抜きしても良いです。煙突SET冊SET(7セット出来上がります)小さな家SET(壁・屋根各種6枚、そのうち壁1枚は扉を付けるように)ソリSET ツリー(もみの木)セット※ツリーセットの木(幹) になる部分2センチの正方形4枚の型を作り忘れていたので、 作ってください。 これを参考に作って下さい。細かいところは後でアレンジしてください。(型抜きなど)今回も私は、屋根の一部を切って家の中を作ってみました。残った生地で家具などの飾りを作るのも楽しいのです。 また、窓などの型抜きをして自分だけのお菓子の家を作ると楽しさも倍増するはず!! 余裕のある方は是非チャレンジしてね。初心者の方は、とりあえずこの型紙通りに組み立てれば、比較的簡単です。どんどんチャレンジして、上達すれば、凝ったヘクセンハウスを作ることが出来ますよ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・次にクッキー生地です。量が多いので、大きめのボウルが必要です。どうしてもないという方は大きなお鍋で代用してください。クッキー生地・レープクーヘン・スパイスの配合割合・無塩バター・・・・・・・・・400g・上白糖・・・・・・・・・・・400g・はちみつ・・・・・・・・・・200g・卵・・・・・・・・・・・・・2個分・薄力粉・・・・・・・・・・・1280g・シナモンパウダー・・・・・・大さじ2グラス・粉砂糖・・・・・・・・・・・200g・卵白・・・・・・・・・・・・1個分・レモン汁・・・・・・・・・・小さじ2分の1 (グラスは作るスケールにより異なるので、足りなければ何度か作ってください。) 1,バターは室温で柔らかくし、薄力粉とシナモンは合わせてふるっておく。2,ボウルにバターを入れ、泡立て器でクリーム状になるまで練り混ぜる。上白糖、はちみつ(固まっている場合は湯煎で溶かす)の順に加えて混ぜる。溶いた卵を少しずつ加え、さらにふんわりするまで混ぜる。3,ふるっておいた薄力粉を一度に加え、ゴムべらでさっくりと混ぜ合わせるほぼ混ざったら手でひとまとめにする。(硬い生地になります。)4,少し平らの伸ばし、ラップに包んで冷蔵庫で5時間以上休ませる。(一晩寝かしておくとよい)翌日・・・・5,オーブンを150度に温める。6,生地の半分を、大きめのビニール袋に入れ、めん棒で4ミリ~5ミリの厚さに伸ばし、型紙を当ててナイフでカットする。 (ビニール袋に入れて伸ばすことで、硬い生地もひび割れない)7,クッキングシートを敷いた鉄板に生地を並べ、フォークで空気穴を開ける。150℃のオーブンで15~20分焼く (オーブンによって焼き具合が違うので、その都度調節する)焼き上がったら網にとって冷ましておく。ではひとまず今日はここまで・・・・・続きは次回・・・細かいところでわからない事があれば気軽に訪ねて下さいねっYOUCHIでした。You Chi Chiffon Cake ショップにも行ってみてね。※このサイトの内容や画像は既に印刷、広告媒体に使用されているものがございます。無断転用・転載は禁止ですのでお止めください。
2007年11月13日
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