RECORDS OF PLEASURE

　個人的に、徐々にジャズのモードに入ってきたので、今日もまた。

　今夜は久しぶりにルー・ドナルドソンの『ALLIGATOR BOGALOO』を聴いた。

　私はこの人については、アート・ブレイキーの『バードランドの夜』で熱く吹いていたことくらいしか知らないが、このアルバムは表題曲が当時シングルヒットしたらしく、よく名盤紹介で取り上げられていたので、リーダー作としては唯一持っていた。

　同じブルーノートの4200番台にはハンク・モブレイの『DIPPIN'』や、グラント・グリーンの『抱きしめたい』、ハービー・ハンコックの『SPEAK LIKE A CHILD』といった、ジャズにしてはわりと売れたアルバムが何枚かあるようだ。売れたかどうかは知らないがオーネットの『ゴールデンサークル』も4200番台だった。あれもVOL.1の方には一時期はまったなぁ。

　で、このアルバムだが、帯のタタキ文句には「ソウルジャズの聖典」と銘打たれている。こういうのをソウルジャズと言うのか。本人のアルトよりむしろバッキングのオルガンとギターが全体の印象を決定づけている感がある。ちなみにギターはジョージ・ベンソン。

　とにかく、秋の夜長にはかなりしっくり来るサウンドだった。

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Last updated 2009/10/31　12:27:27 AM
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■コメント

Re:秋の夜長のジャズ(10/29)

くうたれさん

僕もこのアルバム大好きなんですよ。

ドナルドソンといえば「バードランドの夜／アート・ブレイキー」が有名です（クリフォード・ブラウン参加）。僕はブルーノートのリーダー作を何枚か持っています。

ギター＆オルガンに着目したのは流石です。２人は当時グループ（リーダーはベンソン）を結成しており、このアルバムの音楽もそのグループの音楽そのものです。
という訳で、ベンソンのコロンビアのリーダー作も聴かれると良いと思います。 (2009/10/30　01:37:21 AM)

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あ！

くうたれさん

僕がコメントするのと、記事の追記をされたのが被ってしまいましたね。
コメントの訂正が出来ればしたいところなのですが・・・ (2009/10/30　01:40:43 AM)

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くうたれさんへ

PeTeR さん

あ、久しぶりにニアミスだったようです。
で、すみません…。一旦アップした後に、ルー・ドナルドソンって確かどこかのアルバムで名前を見たはずだと思いCDの棚を眺めて、『バードランドの夜』のことを思い出し、文章をちょこっと修正していたら、その間にくうたれさんからのコメントをいただいてました。なので、現在の本文とコメントの前半がかぶってしまう内容に…。（苦笑）ま、いっか。
さて、ギター＆オルガンですが、２人でグループだったんですか。それだけでも充分いけてるサウンドですよね。ベンソン名義かぁ。今後チェックしてみま～す。 (2009/10/30　01:51:50 AM)

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