知り合いをたどっていくと、6人目までに世界中の誰とでもつながってしまう ― 映画 "SIX DEGREES OF SEPARATION"
アメリカのある学生が、どの俳優から始めても共演した俳優をたどっていくと3―4回めには必ずケビン・ベーコンにたどりつくということを発見し、テレビに出演して発表したことがきっかけでこの"Six Degrees of Kevin Bacon"の法則、大きな話題になりました。本まで出版されたそうです。 (中略)
面白いのは、ベーコンが「最も世界の中心にいる男」ではなく、もっと中心に近い人が668人もいるそうです。ベーコン・ナンバーの平均(ベーコン・ナンバー無限大は計算にいれない)は約2.8なのですが、たとえばコネリー・ナンバーの平均は2.6なので、ショーン・コネリーはケヴィンよりも世界の中心により近いことになります。でも "6 Degrees of Sean Connery" だといまいち面白くないですね。 ケヴィン・ベーコンの、昔はともかく最近は常にクレジットの上から3-4番目に位置している中途半端なメジャーさがいい。絶妙の人選だと思います。"6 Degrees of separation" と "6 Degrees of Kevin Bacon" で韻も踏んでるし。