このごろ思うこと

このごろ思うこと

HP完成&主人の選挙 2003年7月



 6月22日夏至の日(夏至の日は地球のエネルギの変わり目だと言われていますので)、「津留晃一の世界」というHPを公開しました。20日間くらい、ほとんど一日中パソコンの前に座って津留に意識を合わせていたせいか、娘に「津留さんのエネルギーを感じる」と言われました。ひとりで作ることができたのも津留のサポートのおかげだと思っています。この津留のメッセージを読んでおひとりでも、生き方が楽になってくだされば嬉しいです。


 今年の4月、私の主人は統一地方選挙に8期目の挑戦をしました。7期28年間公職につき、昨年の春の叙勲では藍綬褒章もいただいたことだし、62歳で体もあちこち痛んできているので、私はもう引退して欲しいと内心思っていました。しかしこれを最後にするからというので、最後の選挙なら勝敗にかかわらず思い残すことがないようにと、選挙大嫌いの私も娘も孫も、全面的に協力体制をとりました。

 心からボランティアでがんばってくださる方も多くいて、結構楽しく選挙戦を戦うことができました。主人は99%当選すると思っていたようですが、私は最後まで当選には疑問をいだいていました。定員に対して立候補者が多すぎること、非常に若い人が出てきたこと、主人の年齢、理由はいろいろありますが、私の心配は第6感からくるものでした。

 そしてその想い通り惜敗しました。主人は実力もあり、仕事も大変よくできる人ですが、権力を振りかざすような行動が多々ありました。主人に面と向かってそのことを注意してくださる方もいないので、いつも私が嫌われ役で注意をしてはいたのですが、私が反抗しているとしか受け取ってもらえませんでした。(でも権力を振りかざす事を悪いと感じてしまうのは私の自我なのですが・・・。)

 肩書き人間で、「議員の山口ですが・・・」「議長の山口ですが・・・」と必ず肩書きがはいります。そういう人がある日突然肩書きをなくしてしまったのです。サラリーマンのようにもうすぐ定年だから、その時にはこういう暮らしをしよう等というアイデアが全く準備されていませんでしたのでその落胆振りはみるも無残でした。

 主人は精神世界のことは全く知りません。でも私は声に出して言います。「これがあなたの描いてきたシナリオなのよ。肩書きを、権力を持って生きた後、全く普通の人になってどうやって生きていくか、どんな感情が起きてくるのか、その事を体験するために自分でこの人生を決めてきたのよ」と。

 「妻は家出をして津留さんのところで精神世界のことを勉強したらしい。それからの妻は全く変わってしまい、自分に自信を持って生活している。私が何を言っても柳に風で反発はしないが、私の思う通りには絶対にならない」これが、主人が私に対して感じていることだと思います。だから私は、主人がわかろうがわかるまいが、自分の考えを言葉に出して伝えます。

 主人は1週間くらい、おいおいと子供のようになき続けました。泣ける事は素晴らしいことです。感情を閉じ込めず、感じきってあげれば、マイナスのエネルギーはどんどんぬけていきます。そして今は、一日15時間くらい寝ています。もう少しできっと元気になるでしょう。そのときの主人が楽しみです。

 私は議員の妻の役目をやっと終えることができ、今は趣味の社交ダンスのレッスンに励んでいます。60歳の少し前から始めた社交ダンスですが、音楽に乗って踊るのは本当に楽しいものです。これから年金生活に突入するのでぜいたくはできないのですが、宇宙には「今・この瞬間」しかないのですから、今やりたい事をやらないでどうしますか。こうしようと決めた時からその道が開けます。考えないでハイヤーセルフにお任せするのです・・・。


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