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◆アブ・シンベル大神殿
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アブシンベル大神殿への旅
期間:1997年9月
メンバー
:あたしと王の二人
1.カイロからアスワンへ
今回の旅は、「若いときにしか行けないところへ行こう!例えばアフリカとかさ~。」と、王と盛り上がった結果、最初はケニヤあたりを予定していた。しかしビザや予防注射などの関係で無難におちつき、トルコ・エジプト周遊することで妥協点を見出した。そんなわたしたちが、できる限りアフリカっぽい場所を求め、アスワンへと向かうのはまあ当然の成り行きであった。カイロから長距離バスを利用し、南へ向かう。途中、紅海を見るためハルガダというリゾート地に寄り道し、たっぷりのんびり青い空とおだやかな海を、特に何をするということもなく、日が昇ってから沈むまで、贅沢に味わうこと3日あまり(右写真)。その後再びバスに揺られ、南へ向かう。アスワンに到着したのは、深夜12:00過ぎのことであった。
2.ゆったりとしたナイルの流れにのって
昨晩はすぐにEL Salamというホテルを見つけることができた。部屋からはナイルが見える。これで2000円程度とは、素晴らしい。毎度のことながら、なかなか起きられない王。しかたなく、私は一人で食堂へ。ここからもナイルの流れを見ることができた。とても印象的だったのは、白いガラベーヤに身を包んだ真っ黒な肌のヌビア人たち。そのコントラストの美しさに私はしばし目を奪われる。 一息ついて、王の分の食事をトレイに載せてもらい、部屋へ持っていくと、王はまだ寝ていた。が、やがて目をさますと「エツ、ばあやみたい」と喜んでいた。なんじゃそら。しかしこの旅では王にさんざん世話になってきた。これくらいのことじゃ、まだ充分おつりがくるほどに。 昼過ぎに、ゆったりとフルーカにのり、ナイルを下ってヌビア人の村があるという島へいく(左写真)。フルーカを降り、地面へ降り立った瞬間、焼けた砂がサンダルに侵入し、私たちは悲鳴をあげた。ヌビア人の壁画を見たくてこの島へとやってきたのだが、あまりの暑さに結局3箇所しか見れず。いやもう、本当に、熱かった。壁画はフレスコ画みたいな感じかしら、と、キリスト文化圏にすっかり洗脳された私は想像していた。実際は、エジプト調の文字と絵で、しっかり彫られたものであり、「おおこれぞまさに、壁画!」と初心に返る思いがした。妙に斬新であった。再びフルーカに乗り込むと、すでに日は傾きかけ、ナイルのゆるりとした流れ、舟のゆるい動き、しずかな水しぶきの音などがα派を大量に発していた。それらは融合し、全身に深く染み渡ってゆく。あ~もう、エジプトって本当に素晴らしい。
3.初タトゥー
エジプトにやってきてからというもの、すっかりアラビア文字の美しさに心を奪われしまったあたしは、自分の名前をタトゥーで入れてもらうことにした。一応、タトゥーのカタログみたいのを見せてもらうと、そこには精密画さながら、細かい花や動物なんかでいっぱいだった。さすがイスラーム。期待に胸をおどらせて、私は名前の周囲をその細かい花で囲んでもらうデザインをお願いした。ところが!である。できあがったものは、なんてゆーか、えらくゴージャス。その大胆なデカイ花に最初はエッとたまげたが、これはこれでまあいいか、という感じ(右写真)。しかし隣でやってもらっていたフランス人の女の子は、泣きそうな顔になっていた。わはははは!これもエジプト。素晴らしきかな。
夕暮れになり、帰りのチケットを取りに駅へと向かう。夜行に乗ってカイロへ戻るはずだったのだが、窓口のおっちゃんはすでにfullだと言った。なんてこった。結局予定日の翌日、早朝6:00発のものしかとれなかった。私は外国で切符を買うときが一番恐ろしい。いったい誰を信じればいいのか、さっぱりわからん。ピラミッドでの一件もあるし、ポリスもイマイチ信じがたい。もしかしたらワイロを渡せば乗れちゃったかもしれない。すべてがあいまいなのである。
その後はおとなしくホテルに帰り、王と2人でアスワン初めての晩餐。4分の1チキンを注文したところ、その表記のままの物体が食卓にあらわれたときには、思わず「うぎゃっ」と叫びをあげてしまった。チキンを4分の1等分したと思われるお頭つき肉塊が、で~ん、と皿にのっかっていたのである。ああ驚いた。ワンダフルエジプト。素晴らしきかな。
4.早朝出発、いざアブ・シンベルへ
早朝3:45に朝食を取り、かの大神殿を目指し、意気揚揚とバスへ乗りこむ…はずであったが、なんと私たちは2人とも、お金がなかった。なぜ、こういつも、現金を持っていないのか。このままじゃ、おいてかれちゃう、いったい何しにここまできたの!?わ~!と青ざめていたところ、またしても、天の助けが。心優しい欧米人男性が、お金を貸してくれたのである。日本人は、こういう国へやってくると、必要以上に警戒し、自分のことで精一杯になりがちだ。いつもどおりの自然さはなくなり、妙に硬くなってしまう。島国に住んでいる人間と、陸続きの国に住んでいる人間の違いは、こういうところにも現れるのかもしれない。
そんなこんなで、どうにかバスに乗り込めた私たち。ひたすら眠っていたため、あっという間にアブ・シンベルに到着した。時刻は8:05。ヌビア人の添乗員が9:30に再び集合だと叫んでいる。王と2人、半分寝たままの体を引きずるようにバスから降りると、とにかく目の前の巨大な山へと歩いて行った。左手に、壁画が見え、衝動的に、「うおぅっ」と吼える。そのまま何気なく歩いてゆくと、突如として現れる、ラムセス二世の巨大な顔!!あまりの驚きで、「…どない…?」とつぶやいた私の声は、かすれてとても低いものとなった。
5.ついに対面!アブ・シンベル大神殿!
すごい、すごい、すごい!!
言語を忘れてしまったかのように、「どない!?」を繰り返す私たち2人。体中の血が蒸発しそうになるのを必死にこらえ、わっしわっしと向かってゆくと、その全貌がしだいに明らかになってくる。デカイ!
しばしイスに腰掛けて、正面からしばらくじっと眺めてみる。やはり、ものすごい迫力だ。中へ入ると、様々なレリーフがまたとても興味深かった。しかし光がどこからも入らない。すごい構造である。その後、出口付近の壁画で写真を撮り(写真左。壁画と同じポーズの王に注目。)ぐるりとまわって駐車場まで戻ろうとしたが、どうやら大神殿の上をとおらないと、帰れない様子。今回は全く登ることなんて考えてなかったのに、結局登る運命にあるんだなあ…と複雑な気持ちになるが、まんざらではない私。そうして上へあがってみると、正面にナセル湖の美しい眺めが広がっていた。(写真右下)
そして背面は荒涼とした大地。果てしない砂漠。ここでもα派出まくりな私たち。景色まで含んでいそうなその美しい空気を吸いこみ、菌糸をどこまでものばしながら、歴史建造物の上で伸びをする。地球は広い。私が出会うべきものたちは必ずどこかに存在し、確実に私を待っている。慌てることなく、ただその時を待とう。そんな気分でいっぱいになった。
神殿の背面より駐車場に降り立ったとき、私たちは変な物を発見した。私たちが降りてきたその道出口(逆からすれば、上り口)付近にそれはズボッと建ててあった。なんだ?見ればそこに日本語で次のように書いてある。
「登山禁止」
思わず苦笑した私たち2人。
6.さようなら、アスワンの町
帰りのバスは左側座席に座らなければ、暑くて耐えきれない、とガイドブックにあったため、早めに戻ってきた私たちであるが、どうにか席はキープできた。そうしてバスが二時間ほど大地をかっとばした頃、私はなんと、ばかでかい『逃げ水』を見た。遠くの方に広がる湖のような水たまりに巨岩が映り、それはまるで鏡のよう。近づくいてゆくと、消えてしまう。すっごいもんを見てしまった。興奮して目が離せない私。あいかわらず眠りこける王。その、飛行機だろうが列車だろうが、動くものが振動し始めると同時に、意識がなくなる様は爽快ですらある。
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