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2009年03月24日
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カテゴリ: 親父道
私の小学生時代の思い出にはいつも重たい雲がある。

青い空の記憶がない。(長い間そうだった)

6年間も辛かったが、卒業式の晩に放たれた

担任の言葉が決定的なものにした。

電話の向こうの冷ややかな声。

(詳細は書きたくない。)

薄ら笑いを浮かべた顔が見えた。

あのとき、教師も生徒を嫌うことを知った。

子供ながらにもうすうすは感づいていたが、



あの晩は6年間で一番辛い涙を流した。



私は大人になっても卒業した小学校と

私の小学生時代が嫌いだった。

けれど息子たちが通うようになり、

私も再び関わるようになった。

入学式、運動会、展覧会、学校公開……

下の息子のクラスでは、

授業の手伝いをしたこともある。



息子が何だったかやらかして謝りに行ったことや

いじめのことでも相談に行った。

息子のことでは一喜一憂。



毎日が葛藤だったようだ。

でも彼の葛藤はそのまま私の葛藤でもあり、

息子とはよく話をした。

でも親父なんてのは実際には

何もしてやれない存在だと感じていた。





若い先生だが、一生懸命に子供たちの

声を聞く方だった。

息子もこの先生には心の内を見せたようだ。



そして今日卒業式を迎えた。

いっしょに校歌を歌った。

花冷え、

とても寒かったけれど、なぜか暖かかった。

卒業生を待つ間、

校庭で空を見上げた。



ずっと何十年も圧し掛かっていた

あの重く垂れ込めた雲はなかった。

気持ちよかった。

晴れ晴れとした気持ちがした。



息子の卒業式は、

私の卒業でもあったのかもしれない。

息子は4月から中学生。

やはり私の母校へ通う。








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Last updated  2009年03月24日 18時12分14秒
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