TAISHO'S ROOM

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バタフライを泳ごう!

☆★☆★ なんとか楽にならないものか ★☆★☆


こんな声が聞こえてきそうです。
バタフライ? あの、疲れるヤツでしょ? ムリ。体力も筋肉も根性もないし。。。

そりゃ、レースで本気で泳げば疲れるけど。
「バタフライってこういう泳ぎ。」って思いこみを捨てると結構いけちゃう


●水面近くを泳ごう  ~うねらなくていいの?~

バタフライ1
図みたいに泳がなきゃバタフライじゃない、と思っているあ・な・た。
ぜひ、平たく、のっぺり、そーっと泳いでみてください。楽ですよー。
トップスイマーの泳ぎもよーく見ると「頭の位置」はずっっと水面近くにあります。



●楽なリズムを覚えよう  ~元気に2拍子は疲れちゃう~

学校とかで教わりました。元気よく「いち!に!いち!に!」。
んで、キックも「いち」でドーン。「に」でドーン。

バタフライ2

これだと「に」の動作でプルを急いで全部しなきゃいけない。
疲れます。筋肉必要です。
そこで、ほんのちょっと変えてみましょう。

バタフライ3

「い~~~~~~~~~」 この時はいくら長くてもOK。
             ポイントはひざを伸ばしておくこと。
             それと指先を上に向けないこと!
「ちぃ」  ここで初めて手を動かします。深くしながら広げる感じ。
      ゆっくりでOK。
「にっ!」 ここだけちょっと頑張ります。ここのポイントは2つ下の項で。
顔と腕が水面から出ているのですから足くらいは水の中にしまいましょ。

●キックをやめてみよう  ~いつ、けるの?~

蹴った直後すぐにひざが曲がる方が多いです。これだと体が十分支えられない。
「蹴る」というより「伸ばす」という方が楽チンバタフライにはあっています。
「い~~~」の最初、手が水に入ったときまず一回。
「にっ!」のときもう一回。呼吸が終わって顔をしまったらひざを曲げても大丈夫。

長年の癖でなかなか直せない、そんなときはキックをやめてみましょう。
呼吸をしないでゆっくり手だけで泳ぎます。そうすると足も勝手に上下します。
いつ上がっていつ下がるのか、感じてみましょう。
わかってきたら「下がるとき」に合わせて意識してキックしてみると
上半身の邪魔をしないキックになります。


●手は横に抜こう  ~すっかり体がかたくて。。~

「にっ!」のとき頑張りすぎたりすると勢い余って真後ろに手をやってしまう。
基本パターンは「前をかいて、横を戻す」のですがこれだと連続した動きになりにくい。
ということで、ここは「手は横に抜くもの」と思っちゃいましょう。

さてさて、ちょっとは楽になるでしょうか。とりあえず、今回はここまで。。。

(2003.11.26)


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