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2007.06.11
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カテゴリ: 読書/歴史系

彼の養子オクタヴィアヌスは、養父の遺志に逆らうように共和政への復帰を宣言する。
これに感謝した元老院は「アウグストゥス」の尊称を贈り、ローマの「第一人者」としての地位を認めた。
しかしこの復帰宣言は、カエサルの理想であった「帝政」への巧妙な布石であった…。
天才カエサルの構想を実現した初代皇帝の成り立ちを明らかにする。(本書より)



なんていうか、本当に慧眼だったと思います。
奇跡に近いと思います。

これほどまでにカエサルの遺志を継げる能力を備えた若者を、きちんと見抜くことができていたなんて、本当にスゴイ!!

なので本書を読んでいると、カエサルが暗殺されたのも歴史の必然だったのか、などと思えてきます。

オクタヴィアヌスは、カエサルとはまったく違うタイプの人間ですけど、
彼以上にカエサルの遺志を継げる人間なんて他にいないような気がしますね~。
ホント、歴史の不思議を感じます。

最高権力を手にしたオクタヴィアヌスのやり方は、実に巧妙でした。

何事も、実に慎重に、ゆっくりと、時間をかけて、それも元老院議員たちにあまり目に付かないやり方で、「第一人者」として、徐々にさまざまな政治改革、そして「帝政」を築き上げていくのです。

その政治感覚はスゴイと思います。
そしてそれを為していく、彼の人間的資質も。
その資質を見抜いていたからこそ、カエサルは後継者に選んだんでしょうかね。

この巻は、政治の話ばかりになってしまって、少々読みにくくなりましたが、
(やっぱ政治の話より戦争の話の方が面白いよ~)
でもオクタヴィアヌス改めアウグストゥスの頑張りようを見ていると、
アウグストゥスもやっぱりステキと目がハートになり、俄然読む気がわいてきます
頑張れ、アウグストゥス

実際アウグストゥスは、かなり美男だったそうで


でも、この本ではなく他の本で読んだことがありますが、お腹が弱いので、ずっと腹巻をしていたのだとか。。
腹巻した皇帝…。
なんか威厳ないな~。(笑)

次の巻も楽しみです♪

ローマ人の物語(14)


●● 秋乃みかくの読んだ本リスト





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最終更新日  2007.06.11 15:27:39
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