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たけB777
元探検部、今は各地の城跡・史跡・旧街道を探索中。
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2009/08/15
テーマ： 旧街道めぐり(188)
カテゴリ： 旧街道めぐり
越ヶ谷宿
ここが日光街道の第4宿、粕壁宿のあったところです。
(現在の表記は｢春日部｣ですが、｢粕壁｣の地名が残っています)
ロビンソン百貨店の前の｢かすかべ大通り｣が旧日光街道で、宿場町のあったところです。
とは言っても、当時の面影はない…
松尾芭蕉は粕壁宿で宿泊しており、東陽寺がその宿泊場所だと言われています。
東陽寺山門
｢おくのほそ道｣には粕壁宿の記述はありませんが、同行した曾良の｢曾良随行日記｣にはその記述が出てきます。
廿七日夜 カスカベニ泊ル 江戸ヨリ九里余
昔ながらのポストと白い塗壁に風情を感じます。
横には当時の道標もありました。
｢東 江戸 西南 いわつき(岩槻)｣の表記があります。
新旧の入り混じった宿場町の先は、寺院が建ち並ぶ寺町となっており、その1つに最勝院があります。
最勝院山門
春日部の地頭職であった、春日部重行が葬られた場所です。
春日部重行は南朝の臣として後醍醐天皇に仕えましたが、足利尊氏との戦いに敗れ、京都で自刃しました。
その後遺骨はここ最勝院に持ち帰られ、葬られたと言われています。
また、明治26年には粕壁と千住の間に千住馬車鉄道が開通しましたが、粕壁の起点となったのが、この最勝院です。
寺町通りを抜けると再び国道4号線に合流、次の宿場町である杉戸宿を目指して北上して行きました。
関連の記事
こちら
日光街道～草加宿→ こちら
日光街道～越ヶ谷宿→ こちら
ここが日光街道の第4宿、粕壁宿のあったところです。
(現在の表記は｢春日部｣ですが、｢粕壁｣の地名が残っています)
ロビンソン百貨店の前の｢かすかべ大通り｣が旧日光街道で、宿場町のあったところです。
とは言っても、当時の面影はない…
松尾芭蕉は粕壁宿で宿泊しており、東陽寺がその宿泊場所だと言われています。
東陽寺山門
｢おくのほそ道｣には粕壁宿の記述はありませんが、同行した曾良の｢曾良随行日記｣にはその記述が出てきます。
廿七日夜 カスカベニ泊ル 江戸ヨリ九里余
昔ながらのポストと白い塗壁に風情を感じます。
横には当時の道標もありました。
｢東 江戸 西南 いわつき(岩槻)｣の表記があります。
新旧の入り混じった宿場町の先は、寺院が建ち並ぶ寺町となっており、その1つに最勝院があります。
最勝院山門
春日部の地頭職であった、春日部重行が葬られた場所です。
春日部重行は南朝の臣として後醍醐天皇に仕えましたが、足利尊氏との戦いに敗れ、京都で自刃しました。
その後遺骨はここ最勝院に持ち帰られ、葬られたと言われています。
また、明治26年には粕壁と千住の間に千住馬車鉄道が開通しましたが、粕壁の起点となったのが、この最勝院です。
寺町通りを抜けると再び国道4号線に合流、次の宿場町である杉戸宿を目指して北上して行きました。
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最終更新日
2022/03/09 11:53:49 AM コメントを書く
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