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元探検部、今は各地の城跡・史跡・旧街道を探索中。
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2013/03/26
テーマ： 旧街道めぐり(188)
カテゴリ： 旧街道めぐり
予定より早く戸田橋までたどり着いたので、体力的にはともかく、時間的には余裕があったので、荒川を渡ってみることにしました。
当時の中仙道には橋が架けられておらず、戸田の渡しで荒川を渡っていました。
木曾街道 蕨之驛 戸田川渡場
当時の渡し場は戸田橋から下流に100mほど行った場所にあったようで、現在は渡し場の碑が建っています。
戸田市内に入ってからは国道17号線が旧中仙道を踏襲していましたが、蕨市に入ったところで旧街道は分岐し、蕨宿の宿場町へと入って行きました。
国道17号線を離れると、それまでとは違って旧街道らしい雰囲気となり、沿道には旧家も見られるようになりました。
蕨市歴史民俗資料館分室
蕨宿の開設については諸説あるようですが、江戸時代の1612年とする説が有力だそうで、沿道では「蕨宿開設400年」の文字をよく見かけました。(厳密には年が変わって401年)
宿場町全体で当時の雰囲気が復元されており、現在も続く商店などは、当時の屋号を名乗っていたりします。
江戸時代に与兵衛さんが「華屋」の屋号で始めた、江戸前握り寿司元祖の看板も見えますが、取り急ぎ蕨宿とは関係なさそうです。
蕨宿には本陣が2軒と脇本陣が1軒あり、旅籠屋も23軒もあったそうで、当時の宿場町としては規模の大きい宿場町だと思います。
歴史民俗資料館本館横にある岡田本陣跡
蕨城主である渋川氏の家臣、岡田氏が本陣問屋名主の三役を務め、明治時代まで受け継がれていました。
現在の本陣跡は後世になってデザインされたものですが、岡田本陣を利用した大名の名前が記され、錚々たる面々が名を連ねていました。
蕨宿の旧街道は国道17号線を横切り、引き続き1本道となって次の浦和宿へと続いています。
ところで江戸時代の距離の単位であった里をキロメートルに換算するには、3割加えて3倍。
町をメートル換算するには、1割加えて100倍すると、おおよその距離が算出されます。
浦和宿までは一里十四町、約5.4kmの道のりです。
本日はここで撤退することにしました。
当時の中仙道には橋が架けられておらず、戸田の渡しで荒川を渡っていました。
木曾街道 蕨之驛 戸田川渡場
当時の渡し場は戸田橋から下流に100mほど行った場所にあったようで、現在は渡し場の碑が建っています。
戸田市内に入ってからは国道17号線が旧中仙道を踏襲していましたが、蕨市に入ったところで旧街道は分岐し、蕨宿の宿場町へと入って行きました。
国道17号線を離れると、それまでとは違って旧街道らしい雰囲気となり、沿道には旧家も見られるようになりました。
蕨市歴史民俗資料館分室
蕨宿の開設については諸説あるようですが、江戸時代の1612年とする説が有力だそうで、沿道では「蕨宿開設400年」の文字をよく見かけました。(厳密には年が変わって401年)
宿場町全体で当時の雰囲気が復元されており、現在も続く商店などは、当時の屋号を名乗っていたりします。
江戸時代に与兵衛さんが「華屋」の屋号で始めた、江戸前握り寿司元祖の看板も見えますが、取り急ぎ蕨宿とは関係なさそうです。
蕨宿には本陣が2軒と脇本陣が1軒あり、旅籠屋も23軒もあったそうで、当時の宿場町としては規模の大きい宿場町だと思います。
歴史民俗資料館本館横にある岡田本陣跡
蕨城主である渋川氏の家臣、岡田氏が本陣問屋名主の三役を務め、明治時代まで受け継がれていました。
現在の本陣跡は後世になってデザインされたものですが、岡田本陣を利用した大名の名前が記され、錚々たる面々が名を連ねていました。
蕨宿の旧街道は国道17号線を横切り、引き続き1本道となって次の浦和宿へと続いています。
ところで江戸時代の距離の単位であった里をキロメートルに換算するには、3割加えて3倍。
町をメートル換算するには、1割加えて100倍すると、おおよその距離が算出されます。
浦和宿までは一里十四町、約5.4kmの道のりです。
本日はここで撤退することにしました。
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