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たけし8535

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2005/09/21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 最近よく夢を見る。実際には人間は毎日夢を見ているらしいので、(ただ大半は記憶として定着しないらしい)正確に言うなら、最近、僕はよくインパクトのある夢を見る、ということになろうか。昨日の夢は自分でも笑ってしまうような内容だった。

 夢から覚めて僕は少し恥ずかしくなると同時にとてもおかしさを感じてしまった。確かにそれは助平な夢ではある。知り合いの女の子と性交渉をするような夢であれば、僕であっても背徳的な気分を感じるし、罪悪感のようなものだってあるだろう。しかし、もともと僕はそのような夢はほとんど見たことがない。まして昨日の夢にはいやらしさのようなものは感じられなかった。まるで性に目覚めたての中学生が見そうなくだらない夢だ。やれやれ。
 思えば僕は実際に、その夢で見たような純白の下着を身に着けている女の子を目にしたことがない。もっと正確に言うならば、女の子の服を脱がしてそこから純白の下着が姿を現す光景に出会ったことはない。こんなのってあんまりだ。僕は初めて女の子の服を脱がしたその日まで、女性の下着は9割近くの確立で白である、と無根拠に信じていた。少年の無垢で無害で非暴力的な想像力は、暴力的に打ち砕かれたのだ。それ以来、僕は来る日も来る日も厳しい現実を突きつけられ続け、想像力の欠如した大人になった。生きていくのって本当につらい。
 断っておくが、僕は白い下着に異常なまでに執着を持つ変態ではない。(少なくとも自分ではそう信じている。)ただ少年時代、僕には僕なりの想像力と神話の世界があり、今でもそのときの記憶がときどき脳裏をかすめる。それだけのことだ。
 下着、というものは男性にとって(僕の独りよがりだったらすいません)、神秘的なものである、と僕は信じている。アダルトビデオを借りることに何の抵抗や恥じらいを示さない僕が(たとえビデオ屋の店員が女性であっても)、下着売り場の前を通るときは何かしらの恥じらいを感じ、視線をそらしてしまう。以前、当時付き合っていた女の子と買い物をしていたときに、彼女が下着を見たい、と言い出してスタスタとそのショップに入っていってしまったとき、僕はどうしたらいいのかわからなくなって途方にくれてしまった。店の前で待ち続ければいいのか、僕は僕で違う買い物をしていればいいのか。結局、僕の足は動かなくなり顔は紅潮した。どこまでたっても時間がたたないような感覚が僕を襲った。彼女はとても遠くに行ってしまってもう戻ってこないような気がした。やたらにタバコが吸いたくなった。
 先日、ガールフレンドとこんな下着についての話をしていたとき、彼女が不意に聞いてきた。
 「あなたはどんな下着の色が好みなの?」
 僕の脳裏は夢の中の下着の色のように真っ白になった。そんな質問を女の子にされるのなんて一体何年ぶりのことだろうか。あの時僕はなんて答えたのだろう。一瞬間をおいてやっと僕が発した言葉は「特に好みはないよ。」という素っ気ないものだった。やれやれ。

 ちなみに先日、僕は生まれて初めてパット入りのブラジャーというものを目にしたが、これはこれで刺激的なものである。たとえ歳をとっていっても、生きていれば日々いろんな発見があるのは確かのようだ。





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Last updated  2005/09/21 04:06:31 AM
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