タコ社長,オーストラリア・メルボルンのスローライフな日々

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タコ社長1952

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2008年07月03日
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「週末、シドニーを案内してくれませんか。」
初めてのシドニー出張のとき、現地事務所の女子社員ジュリーに声をかけた。一緒に出張した某丸紅の私より少し若い橋本さんを誘って日曜日にシドニーのバーベキューレストランに入った。ジュリーはスーザンという、私より一回りも年上の女友達を連れてきていた。どうしたものかこのスーザンは右手を怪我していて首から三角巾で吊っていた。スーザンの顔は全く覚えていないが、この妙に白すぎる三角巾にことを覚えている。

私は小学校2年のときに人妻に恋してからの年増好み。しかし、橋本さんは童顔で少女趣味のあるような人で、初めから心底居心地が悪そうだった。私だけが心から楽しんだ昼のひと時だったようだ。

「タコ君、知らない所の出張で寂しいだろうと思ってホテルに何度も電話したんだよ。我が家に来てもらいたくてね。」翌日の月曜日現地事務所の高山マネージャーがいってきた。「ジュリーを誘って食事に行ったんだったね。今までいろいろと出張に来た人がいたけど、いきなり現地スタッフを誘ったりする君みたいのは初めてだよ。」と半ば呆れ顔で言われた。オーストラリアのシドニーでも、夜と週末になると元気になるタコ、と東京本社でいわれていた面目躍如といったところだった。

結局、この出張で褒められたのはこの一事だけで、挙句の果て帰りに寄ったパプア・ニューギニアでは裸族に脅かされたりして散々な結果となった。タコ28歳の夏だった。

仕事以外には物怖じしない、というタコ家の家訓は今もずっと守られてきているようではある。





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Last updated  2008年07月03日 22時08分00秒
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