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9人制バレーの魅力
9人制バレーボールの魅力
自分と嫁がもっぱら愛してやまない『9人制バレーボール』についての魅力を紹介したいと思います♪
【9人制について】
「バレーボール」競技は、6人制が一般的(テレビや雑誌の扱いもほとんどが6人制)であり、そのあと9人制やビーチバレー、ソフトバレーとバレーボールは老若男女問わず愛されていると思います。
その中でも自分が夢中になっている『9人制』の歴史は古く、昭和の初めから戦後にかけては9人制が主流(確かに自分達の年代の監督・恩師は9人制経験者が多い)でありました。6人制が主流になってきたのは東京オリンピック前あたりでしょうか?
9人制の競技人口は、実業団・クラブ・ママさんバレーと幅広く、学生を除いたバレーボーラーの90%は9人制ということらしいです(スゴイ!)。いつまでも末永くできる楽しいスポーツとして9人制バレーボールは絶対におすすめですね♪これを読んで「ママさんバレーを始めたくなった!」「もっともっとうまくなりたい!」と思っていただければ幸いです★
【9人制と6人制の違い】
ここでは9人制と6人制のルールの違いなどを主に紹介していきます。ルールの違い=9人制の魅力といってもいいでしょう。この部分を強化することによって、9人制が楽しめて自分自身が上達しチーム力も向上することでしょう♪
~その1:サーブが2回打てる~
一番最初の攻撃『サーブ』。これを2回も打てるなんて…めちゃめちゃ得ですよね♪テニスかぁ?って感じ。6人制はラリーポイント制になってサーブ権というものがなくなり、サーブミスをすると相手チームに即1点。でも9人制ではもう1回…(^_^;)
チームの戦略や個人の得意不得意を行かして、
ファーストサーブとセカンドサーブを使い分け
できます。1本目は強力なサーブで相手を翻弄、ミスっても2本目は相手の弱いところをつく(コースや奥狙い)、天井が高けりゃ天井サーブもありかな?といろいろ楽しめます♪
サーブはレシーバーでも得点に貢献できますし、一人でも練習できますからね。自分自身のスペシャルサーブを練習しましょう!
~その2:ブロックワンタッチも1回とカウント~
6人制ではブロックにワンタッチをしても1回カウントしません。ブロックワンタッチをレシーブでセッターに返せば攻撃に繋げれますが、9人制の場合はブロックワンタッチすればあと2回(ネットに触れればプラス1回OK…あとで説明)で返さなくてはなりません。すなわちワンタッチの次はスパイカーに2段トスをあげて攻撃に繋げなくてはなりません。
…ということは、攻撃面から考えるとこちらの
スパイクを相手ブロックに当てるとそれだけ相手チームにリスクを背負わす
こととなります。相手ブロックの脇や上を抜く豪快なスパイクも素晴らしいですが、ブロックを利用したスパイクは9人制ならではの攻撃といえるでしょう。
また逆に守備面からもブロックワンタッチを2段トスでスパイカーに持っていき、それを決めてくれた時の気持ちよさ、有難さ…これはレシーバー冥利に尽きます。こういうのを決めるとチームとしては波に乗るんですよね♪ そのためにもオーバーパスの強さ、アンダーレシーブでの調整、正確さは練習あるのみ!
~その3:ブロックはオーバーネットで反則~
6人制のブロックはある意味「攻撃」です。とにかくネットより上に前にしっかり手を出して、あいての強力なスパイクを封じ込めるってな感じです。
しかし9人制では、ブロックした瞬間に手がネットより相手コートに出ていると反則となります。…ですからブロックは「止める」というより「揃える」。
相手のスパイクをレシーバーが拾いやすいようにブロックを揃えてあげる
という意識でいいと思います。
試合中にブロックポイントで点が入るのは2~3点くらい。そのためにスパイクを止めにいく意識でやってると、オーバーネットの反則をして逆に失点に繋がります。…ということは、
相手チームにオーバーネットの反則を誘う
こともできるわけです。スパイクを打つ瞬間にフェイントに切り替えて相手ブロックに当てることにより、相手ブロックの手が思わず前に出てしまいオーバーネットでこちらが得点というパターンは良く見かけます。攻撃側からすれば「してやったり♪」。スパイクを豪快に決めようが、オーバーネットを誘おうが1点は1点です。
また相手ブロックを利用するという点でもうひとつ
「リバウンドを取る」
ということをマスターしたいものです。こっちが不利な体勢でスパイクを打つ場合(レシーバーからの2段トス等)において、相手ブロックが完璧に揃って抜きようがないと判断したならば、相手ブロックに軽く当てて(フェイント等)こちらにもう一度チャンスボールをもらい再度攻撃を組み立てるということができます。この「リバウンドを取る」行為は、かなり練習を積まないと試合中に判断できないしなかなか次の攻撃に繋げれません。
リバウンド後のネットプレー(あとに説明)を組み合わせるとより効果的に次の攻撃へ切り替えできプレーにもリズムが出てきます
。強豪チームはリバウンドが徹底しており、チーム力強化、9人制の醍醐味を味わうのには是非マスターしたいものです。練習あるのみ♪
~その4:ネットが使える…ネットプレー~
ネットを挟んで相手と競技するスポーツはバレー以外にも、テニス、卓球、バドミントン等があります。しかしながらネットにボールが引っかかってもプレーが続行できるのはバレーボールだけでしょう。特に9人制の場合は、
ボールがネットに触れた場合もう1回プレーできる
ということ特典つきです。
例えば…3回目でスパイクをネットにかけてしまった場合、そのボールを相手コートに返してやればGoodです。また別のパターンでは、レシーブでセッターに返球したが軌道が低く、セッターはアンダーハンドでボールをネットに引っ掛けて、それを更にオーバーハンドでトス→スパイクってな具合にも利用できます。しかし6人制では、ボールがネットに掛かるのを待ってプレーするスタイルであるため、ネットプレー自体存在しないといってもよいでしょう。
このプレーは特に前衛にいるスパイカーやセッターに限られてきますが、
試合中1セットあたりにネットプレーを使える機会は5~6回は訪れます。
自チームの体制が不利な場合、このネットプレーにより時間的余裕も生まれリズムを取り戻すパターンが多く見受けられます。
ネットプレーを自分のものにするためには、普段からボールとネットに戯れて、常にネットの位置等を頭に入れて意識してプレーすることが上達のへ近道でしょう♪
~その5:ポジションがいろいろ~
6人制に比べコートにいる人数が3人多いんです(当たり前やん)。一般男子はコートの大きさが後ろに1.5m、左右それぞれ0.75m大きくなりますが、一般女子やママさんは6人制と大きさは全く同じです。その分だけなかなかボールがコートに落ちない、決まらない…ラリーが続くのも9人制の魅力のひとつでしょう。
その9人のポジションは…というと、極端な話『どこでもOK』でしょう?。9人全員がブロックに飛んでもよし、レシーブしてもヨシ。ってそんな極端なチームはいませんが(^^ゞ 6人制はローテーションがあるので、前衛・後衛に分かれスパイクを打ったり、レシーブをしたり、リベロが入ったりと複雑といえば複雑…また背の高いレシーブ、トス、スパイクが上手なものがレギュラーになる確立が高くなります。
しかし
9人制は言わば『適材適所』
を信条とします。スパイクする人はスパイカー。レシーブする人はレシーバーです(これも当たり前)。だから老若男女、高低太痩?誰もが得意技を十二分に発揮できるそんなポジショニングをしていきたいものです。
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