ぽれぽれ

陣痛!?

その夜は夫が土曜日ということで実家へ泊まりにきた。
『この調子だと誘発剤やろ。こなそうやね』
そんな感じで就寝。

と、夜中『ポンッ』オナカで音がした。
『ちょっと、破水かもしれんよ!!!』慌てふためく私。
いそいでトイレへ!

…何もなかった。

『早く会いたいけど、居心地いいんやろか?』夫は残念そう。
…………でも眠れない。いつもと違う。オナカが痛い…?

『あのさ、陣痛かもしれん。痛いような気がする』
37週に入ってから、この言葉を何度ゆっただろうか。

ある意味、私は家族から『狼少年』扱いをうけてきた。

『え~?本当?』疑いつつも興奮してきた夫である。
『お母さん、呼んでこようか!?』
『いよいよかな!?』

経験者は落ち着いたもので
『まだ10分間隔になってないやろ。今、入院すると深夜料金とかで
割高なんじゃない?』えぇぇ~!?我慢しろというのか?

『それにこんな余裕で話せないよ~。生まれる前はすごい痛いんだから』
母は脅す。

『もう、10分間隔かもしれんっ!病院に連絡したい~』
臆病ものの私は待てずに連絡。

夫の運転で病院へ。
この後、すっごい戦いが始まることを知るよしもなく
私たちは車の中で『フッフッフーやけんね~』などと
練習していた(笑)

イラスト2




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