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今年の年末もゆっくりと広島で過ごしてきました。しかし寒かったですね。広島も相当寒かったです。広島フラワーフェスティバルには家内と二人で行きました。久しぶりのデートかな(笑)子供達も誘ったのですが、おじいちゃん、おばあちゃんのほうが良かったようです。こうやって子供達は親を離れていくのです(涙)…とても助かりますが。確かにフラワーフェスティバルは人が多く、子供にとって楽しい祭りではありませんので無理強いはしませんでした。太陽の角度を見ながら見学の場所取りです。ああ、写真馬鹿。残念ながら太陽の位置が高すぎて完璧な角度はありませんでした。とても日差しが強い暑い一日で、5月初頭なのにかなり日焼けをしたほどです。観客の数はうわさよりは少なく、ゆっくりとパレード寸前に行ったのに一番前に陣取ることが出来ました。先に言っておけば、間違いなく観客より参加者が多いです。観客が少ないのではなく、参加者が異常に多いのです。しかもパレードの観客も参加者と一緒に歩道を移動するため、一箇所に陣取ってみる人は少ないようです。3日間で動員数が軽く100万人を越えるお祭りですが、この日のパレードで5万人くらいは参加していた?いえもっと多かったかもしれません。マギー司朗さんが現場中継のため準備を始めていました。なぜマギー?と不思議に思いましたが、後日分かったこととして彼は広島でローカルの番組を持っているようですね。マジシャンの服って、まあ彼が着ているのは典型的な古い手品師の服ではありますが、目立ちますね。やはり芸能人としてはこのくらい目立つ服の方がいいですね。さていよいよパレードが始まりました。
Dec 31, 2007

いつものことですが、まだ去年の分を書き足しています。今は2008年です。お祭りといえば神輿(みこし、御輿)です。もちろん祭によっては山車(だし)の場合もありますが、どのような形であれ「神様」が市中に繰り出すという日本神学の特徴は面白いですね。もちろんヨーロッパや東南アジアにも似たような祭りはありますが。日本の場合、神社に祭られる神様は(天照大神などを含め)過去に実在した人物が多く、小さな神社では「氏神」様、つまりが地方の豪族のご先祖様という場合も多いのです。しかも一般的に神様は暴れ者で、神学の儀式の多くが崇(たたり)や怒りを静めるために行われます。この湊川神社の神輿は金色です。しかも700kgもあるらしい。そのため担ぐのは境内の中だけで後は車に乗せて山車のように引っ張って曳航します。その神輿の美しさは金閣寺のミニチュア版というレベルで、どこかの演歌歌手がゴージャスに家に飾っていそうな存在です(笑)見た感じが新しく、やはり明治以降の楠木崇拝の時代に作られたのでしょうか。湊川神社がなぜ楠木正成を奉るのかというと、楠木正成が死亡したのはこの湊川あたりだからという伝説があるからだそうです。しかも伝説だけあって異説もあり、楠木正成のお墓はここには無いのです。しかしそんなことをいえば菅原道真の神社はいたるところにありますから、「神」という存在を考える場合、その神を祭る場所は重要ではないのかも知れませんね。それではまだまだ時代絵巻を見て行きます。
Dec 30, 2007

最初に、今年はこの投稿で最後になります。今から帰省します。次の投稿は来年帰ってきてからになります。222222のキリ番が確認できないのは残念ですが、もし踏んだ方がおられましたら教えてくださいね。子供の頃に大人達から聞いたのですが「広島では女性芸能人(タレント)が出ない」そうです。これは偏見だと思います。ただ芸能界を見ると広島出身の男性タレントが多いのに女性タレントが少ないことが分かります。「笑顔が少ない」「広島弁を使うと気性が荒く聞こえる」「話しが下手」ということなどが原因といわれていました。男性芸能人であっても広島出身というと歌手が多いのです。そう、あまりしゃべりを必要としない、笑顔よりも「しかめっつら」のほうが「かっこいい」職種かもしれません。「仁義無き戦い」の舞台は広島でしたが、これも男性が中心の映画でしたね。今でも広島県出身の女性タレントが少ないのは事実です。逆に広島出身の男性芸能人が多いことから誤解されていることも事実です。(広島出身の男性芸能人であれば私は20人は上げられますよ。皆さんご存知の芸能人は誰ですか?矢沢栄吉、浜田省吾、吉田拓郎、奥田民夫など実力派の人が多いのですよ。)広島にもアクターズ・スクールとかあるようですから状況は変わってくるかもしれません。そこで皆さんに今回の特集を通じて広島の女性の笑顔に触れてもらいたいです。他の県と何か違いを感じるか、観察してみてください。ところで、微笑みと笑顔はどう違うでしょうか。言葉の通り笑顔に移る前段階、弱い笑顔が微笑ともいえます。でも日本の場合、微笑みは挨拶や「同意」を意味し、笑顔は会話の一部のような気がします。人と会った瞬間に微笑むと好印象ですが、笑ってしまうと失礼でしょ。会話の中で微笑みは「聞き手に回る、同意する」ことも意味するような気がします。これが電話会議で使えない(爆)今回の写真全体を通じて感じるのは広島の方は微笑が多いのですが、少し硬いような気がします。その辺りも女性芸能人が少ない理由なのかもしれません。さあ、前置きはここまで。次回からフェスティバルの紹介に入ります…ということで、ここで年越し。本当にこの一年、つたない文章を読んでいただき、またたくさんのコメントをいただきありがとうございました。皆さん、良いお年をお過ごしください。
Dec 29, 2007

なぜこの祭りは5年に一度しか開かれないのでしょうか。そもそも楠木正成が注目されたのは明治維新後です。楠木正成は天皇家を忠実に守護したため、天皇家を祭り上げたい明治政府から英雄として利用されたのです。それが戦後になり、天皇主権から国民主権になると楠木正成の評価は一気に下がります。一時期は忘れられたといってもいいかもしれません。このお祭りも戦後と同時に終了しています。しかし最近になって復活しました。そういう意味では復活後まだ2~3回目であり、新しい祭りといえますね。したがって5年という周期も確定的ではないのかもしれません。この祭りの頻度が低いのは、600人超という参加者の数が一因でしょうか。これほどの人数の武者行列に衣装をそろえることは容易ではありません。誰がお金を出したのか…とすぐに金額に結びつけるところは大阪人の悪い癖(笑)あれ?私は大阪人でしたっけ?とにかく人数が多いので巫女さんだけでも凄い数です。ほとんどがアルバイトで、みなさん快く写真撮影に応じてくれました。「今日だけアイドル気分です」と喜んでくれていましたよ。楠木正成の時代は足利尊氏の時代、公家社会から武士社会への移り変わりの時期です。そのため武者行列なのに公家的要素の強い舞楽の仮面を見かけます。もちろん彼らがいるのは「神社だから」という事もできるでしょう。しかしその仮面は「濃い朱色」が多く雅やかというよりは勇壮という言葉が似合います。さて次はもうひとつの祭りの主役を見ておきましょう。
Dec 28, 2007

間違えて同じ文章を2回載せてしまいましたので、もう一度掲載します。「「ゆずちゃ」」さん、ありがとうございます。本人さえ気がつかないのに(爆)問題は話がずれて写真が無くなった点ですか(笑)まあ写真はたくさんあるので適当に。広島県は瀬戸内という気候が緩慢な瀬戸内気候の中心地です。気温の年較差が小さく(夏は高温にならず冬は低温にならない)、南に海を配し、風も弱いという気候で、とても過ごしやすい場所です。一方で山が海まで落ち込んでいる地形のため坂道や階段が多く、脚力を必要とする土地柄でもあります。このような気候と地形に支えられた県民性は、おっとりしていて、坂道の移動が面倒な事もあり喋りが下手(はじめてあった人とすぐに会話を始められない)といわれます。また気候が柔和過ぎるため大人物が育ちにくいと学校で先生が言っていました…ただ、これは間違っていますので追々話をしていきます。しかしこの話を信じている人が多くいるのは事実で、広島県民の根底意識に作用していることは否定しません。個人的に面白いと感じる広島県民の特徴は、生真面目で冗談をあまり好まない、そのため笑顔で話すことを嫌う人が多い点です。特に古い方…失礼、広島県の伝統を重視する方は会話で笑顔を作ると怒る人が少なくありません(私の大学の先生がそうでした)。同じ瀬戸内海にありながら大阪がしゃべりと笑いを中心とした文化というところに面白い差を感じます。会話の中での冗談の多さは私が大阪に出て戸惑った事のひとつです。そんな県民性はこのフェスティバルでも感じることが出来ます。微笑みは挨拶に使い、会話の中に笑顔が少ないのです。このフェスティバルで参加者が単純な移動として行進しているときにリラックスしたような笑顔があり、演じているときにはまじめ(演技で笑顔を作ることが苦手)という表情の特徴を垣間見ることができましたので、その辺りも写真で楽しんでください。広島の県民性として過ごしやすい土地なのに人があまり根付かないという特徴もあります。海外移民の数が多い、私を含め県外に出て行く人が多いのが特徴です。そのため、高齢化は広島の大きな問題です。例えば私の出身地の呉の住民の平均年齢は54歳だそうです。このような県民の特徴を知った上で紹介を見ていただけると楽しいと思います。ちなみに広島弁、お好み焼き、広島カープなども今後のキーワードです。牡蠣は夏場のパレードだし、私がアレルギーなので出てきません(笑)
Dec 27, 2007

広島というとあまりに原爆が有名です。世界で最も著名な日本の都市は東京ではなく広島であるとさえ言われていますが、これには広島県民にとってうれしい点とつらい点があります。つらい点として例えばアメリカ人と会話しているときに「広島出身だ」というと同時に会話が止まることがあります。重い雰囲気になるのです。私は意識していないのですが、やはり広島と原爆と戦争が直結する方はアメリカ人に限らず多いようです。そこで皆さん、「原爆のほかに」広島というと何が思いつきますか?意外と思いつくことは少なくないですか?そこで今回はフェスティバルの写真を添えて広島の魅力に迫っていくことにしようと考えています。原爆や戦争の話を期待されている方がいれば申し訳ありません。広島県民としても広島というとすぐに戦争や原爆となるのは寂しいことなのです。そういうことで、たまには違う話もさせてください。どうして広島出身というとすぐに原爆の話になるのか…これは広島に原爆以外の特徴が無いことに対する裏返しでもあります。フラワーフェスティバルの趣旨も同じ考えに立っているような気がします。原爆以外の広島の魅力を伝えよう、そのためにみんなが始めたパレードというエネルギーを感じます。もちろん平和を意識したチームもありますが、どちらかといえば楽しく明るく「ドンちゃん騒ぎ」が目的のように感じます。そういうことで、フェスティバルの趣旨を尊重し私も平和議論や政治議論はコメントの返信を含め「封印」を宣言します。さあそれでは広島の特徴と魅力を紹介していきましょう。
Dec 27, 2007
娘のサンタさんへのプレゼントのお願いは届かず…そのおねがいとは「大型クリスマス・ツリー」25日にクリスマス・ツリーという点と、サイズの2点で夢かなわず。娘の年賀状に描かれている絵は「クリスマス・ツリー」…よっぽど好きなのでしょうか。クリスマスケーキは子供達の手作り。しかしホイップに失敗し1時間半こねくりかえしてもあわ立たず。なぜなら氷が無かったから?仕方がないのでホイップ済みの生クリームを急いで購入。子供達は空腹のため「ぐずる」。そして食べる頃には見ているだけで満腹になったのか、ほとんど食べずにフルーツだけほじくり返して食べる。家内はかなり不機嫌(涙)クリスマスのかなりの時間が年賀状作成に費やされる。私の会社は年賀状禁止なので旧友と親戚にだけに書いたところ、枚数で息子に敗退。パソコンは年賀状作りに占有されBlogは実質休業状態でした。今年のUSJのクリスマスは来年1月6日までだそうです。なぜ?
Dec 26, 2007

さて、先日は神戸の山の手を紹介しました。アンティークで西洋的な雰囲気が印象的でしたね。今度は一気に和風に戻り神戸の有名なお祭りと、神戸の海側を紹介していきます。紹介するお祭りは湊川神社の楠公祭(なんこうさい)。この祭りはなんと5年ぶりの開催で、小学校1年生が6年生になる期間に当たります。まあ私の年齢にとっての5年間なんてあっという間ですけどね(笑)ほっといてください。このお祭りは戦前の教育をうけられた方には有名な、楠木正成に所縁(ゆかり)のある武者行列です。楠木正成はご存知でしょうか。若い人ですと「名前くらい」ということが一般的でしょうか。私もその程度です。まだ若い?(笑)この天皇側として足利尊氏と戦った人物ほど歴史の中で評価が上下する人はいません。楠木は天皇家を神格化する上で重要な人物でした。特に戦前は「彼くらい天皇家に忠誠を立てろ」という意味で神格化されたといいます。本来は歴史の脇役でしか過ぎない「暴れん坊」楠木正成ですが、とても面白い存在なので時々取り上げて行きます。ただ楠木正成はこの武者行列の主役ではありますが、あまり目立ちません。どちらかといえば一般的な武者行列に楠木がゲストで登場するような雰囲気で、楠木など知らなくても京都の時代祭りのように歴史絵巻を楽しんでください。また行列に参加され「なりきっている」皆さんの表情も楽しんでいただけるはずです。自分であればどの配役になってみたいか考えていただくのも面白いかもしれません。それでは紹介していきます。紹介回数が30回をちょっと越えます(笑)
Dec 26, 2007

Dec 25, 2007

今日と明日は文章はお休み。USJのクリスマスの雰囲気をお伝えします。
Dec 24, 2007

広島というとあまりに原爆が有名です。世界で最も著名な日本の都市は東京ではなく広島であるとさえ言われていますが、これには広島県民にとってうれしい点とつらい点があります。つらい点として例えばアメリカ人と会話しているときに「広島出身だ」というと同時に会話が止まることがあります。重い雰囲気になるのです。私は意識していないのですが、やはり広島と原爆と戦争が直結する方はアメリカ人に限らず多いようです。そこで皆さん、「原爆のほかに」広島というと何が思いつきますか?意外と思いつくことは少なくないですか?そこで今回はフェスティバルの写真を添えて広島の魅力に迫っていくことにしようと考えています。原爆や戦争の話を期待されている方がいれば申し訳ありません。広島県民としても広島というとすぐに戦争や原爆となるのは寂しいことなのです。そういうことで、たまには違う話もさせてください。どうして広島出身というとすぐに原爆の話になるのか…これは広島に原爆以外の特徴が無いことに対する裏返しでもあります。フラワーフェスティバルの趣旨も同じ考えに立っているような気がします。原爆以外の広島の魅力を伝えよう、そのためにみんなが始めたパレードというエネルギーを感じます。(事実この期間は原爆資料館がお休み)。もちろん平和を意識したチームもありますが、どちらかといえば楽しく明るく「ドンちゃん騒ぎ」が目的のように感じます。そういうことで、フェスティバルの趣旨を尊重し私も平和議論や政治議論はコメントの返信を含め「封印」を宣言します。さあそれでは広島の特徴と魅力を紹介していきましょう。
Dec 23, 2007

でも冬というのでしょうか。大阪で言えば10月初旬の気候、秋に入る直前という感じでいわゆるベスト・シーズン。そんな気候の違いに驚く沖縄に1週間ほど出張してきました。長袖シャツ一枚でも日差しが当たると汗ばむような気候、汗がとても塩っぽくて久しぶりに汗が出ているということが分かります。健康にもよさそうだ。そこで到着の日に運動のため少し長めに歩いてみました。少し?那覇の松山から瀬長島まで、直線では5km位、でも寄り道しているので実際には8kmくらい歩いたでしょうか。沖縄の人にとっては距離感が分かってもらえると思います。帰りはさすがに途中でタクシーを使いました。その後国際通りなどを歩いたので全工程で15km位は歩きましたが、歩くことに集中しすぎてあまり写真は撮影しませんでした(笑)タクシーといえば、おっちゃんの話が楽しかったのですが、その内容はこの出張の紹介をするときにゆっくりと。ただ、みんな寿命の話では盛り上がっていました。沖縄の人たちはみんな寿命を気にしていますね。でも男性が25位という平均以下、しかもその原因が太りすぎだとか。料理が美味しいですから誘惑に勝つことは難しいようです。そういうことで、どうにか昨日帰ってきました。大阪は寒いです(振)
Dec 22, 2007

さて、神戸の山の手の旅はいかがだったでしょうか。長かった神戸特集は終わったのですが、なんとすぐに神戸の祭りを引き続き紹介する予定です。この祭りは海の方面をめぐりますので、今度は海側の紹介が少しできるかもしれません。神戸といえば今回紹介した異人館、そして中華街が観光名所ですね。でも神戸の近くに住んでいる方はどちらかというと海側に遊びに行くことが多いようです。そういう意味で今回の紹介は関西に住む皆さんにも神戸 山の手の魅力を再認識してもらえたのではないかと期待しています。関西に住んでいれば写真にでも興味が無い限りなかなか行く機会がないのが神戸の山の手です。関西の皆さんにとっては中学の頃に遠足で、そして県外の人にとっては修学旅行で行った場所かもしれませんが、大人になった今、久しぶりに遊びに行くと違う発見の連続に驚かれるはずです。さて、そろそろ神戸を後にすることにします。結構な距離を歩きました。その上、山の手ですからとても良い運動になりました。京都の東山や嵐山もそうですが、私の小さな旅の目的は単なる写真撮影ではなく運動不足の解消にもあります。そんな目的にもぴったりの場所でした。それでは神戸の祭りの紹介にまた遊びに来てくださいね。ありがとうございました。今日は大阪に帰ります。大阪でまた会いましょう。
Dec 21, 2007

「花が輪になる、輪が花になる…」広島ではおなじみのフレーズです。広島県から飛び出して久しい私ですがゴールデン・ウイークは実家に帰っていることが多く、今でもテレビからゴールデン・ウイークシーズンによく流れてくるこのフレーズを忘れることは出来ません。私が子供の頃に始まった広島の巨大な祭り、フラワーフェスティバル。ゴールデン・ウイークの5月3日から5日という連休に行われ100万人といわれる広島市の人口をはるかに上回る集客力を誇るフェスティバルです。でも集客力はあるのに特徴の無い祭りなのですよ…(笑)でもせっかく行ったので紹介しておきます。とにかくパレード三昧で御堂筋パレードと区別がつかず、観客よりパレードに参加する人数の方が多いのではないかと感じるお祭りです。ところで、この祭りの紹介に特化すれば私は毎日の文章作りで陰鬱にさえなるというほど特徴がありません。自分に試練をあたえるようなものです。怠惰な現代人である私はそんな試練を望みません(笑)そういうことでどのような紹介にするのか模索中です。考えすぎが原因で、つまらない紹介になったらごめんなさい。今の段階ではどのような文章展開になるのか予想もつきません。フラワーフェスティバル、私が始めて親に連れて行ってもらったとき…父親が迷子になった思い出しかありません(笑)そういえば5月の4日が祝日になったのはいつからでしたっけ。
Dec 20, 2007

最近は写すことが少なくなった花の写真。この頃はまだ少し撮影していました。花の名前は分からない(正確な表現を使えば名前を間違えている可能性が高い)ため写真だけ紹介します。神戸は大阪より花にめぐり合うことが多いような気がします。花の撮影をやめた理由は花が嫌いだからではありません。園芸種があまり好きではないことは確かですが、「花は写さない」というようなポリシーとかを持っているわけではありません。単に花の写真には個性が出にくいという理由から写さなくなっただけです。また女性の花の写真の方がやはり柔らかくやさしさが感じられます。私の写真ではかないません。それに気が着いたのは昨年の11月の沖縄出張でした。それ以来、花のマクロ撮影への興味が薄れ、「景色の一部としての花」を撮影するように意識しています。神戸で撮影した花であることが分かるとベストなのですが、せめて自分がどこで撮影したかを思い出せる花の写真にしたいと努力しています。まだまだ満足に撮影できていません。ただし桜と紅葉は除きます(笑)
Dec 19, 2007

さて、本当に長かった東京散歩、楽しんでいただけましたでしょうか。この原稿を書いているとき、実はまだ一回目の東京タワーの夕景紹介をしています。桜の時期から始まった東京散歩、本当に長かった。最後までお付き合いいただきありがとうございました。このまま横浜特集に入ろうかと思いましたが、それはさすがに辞めておきます。何事にも節目は大切ですからね。今回のサブタイトルは「東京散歩」にしました。名前の通り、上野公園、秋葉原、品川から東京タワーまで、品川から天王洲まで、そしてお台場の周りといろんなところを歩き回りました。「散歩」は東京という公共交通機関が発展した都会では意識しないと難しい行動です。特にこのお台場散歩など、ホテルに戻らず会社のパソコンをかついだまま歩いているので、良い運動になっています。 それでは最後に三田の駅前を紹介します。ここは江戸城の無血開城が行われた場所、明治維新は策略による革命、戦争無しに何故徳川が江戸城を明け渡したか…口車にのってだまされた可能性が高いですね。事実「鳥羽伏見の戦い」が行われ、多くの血が流されました。まさに「後の祭り」。その後、国内最後の内戦である西南戦争へと続き、開城の英雄である西郷さんは国賊に変わっていくわけです。でもこの会見、江戸城で行われたのではなかったのですね。このとき初めて知りました。今は昔の藩と違い県自体が軍隊を持ちませんから、明治維新から西南戦争は本当に日本最後の内戦になったのかもしれません。自衛隊のクーデターや一部の県の独立が無ければという前提ですけどね。それでは長かった東京散歩、本当に最後までお付き合い、ありがとうございました。
Dec 18, 2007

この相楽園には一軒の異人館が建っています。しかしこの異人館には入ることが出来ません。この異人館は神戸の震災の後、復旧していないのです。復旧のための予算が無いのではなく、神戸の地震を忘れないようにするためにモニュメント的に保存されているようです。神戸の震災は関西でさえも既に忘れ去られそうな災害ですが、6000人を越える死者を出した現代では「ありえない」と思われていた災害ですから忘れてはいきません。なぜそれほどまでに現代の大都市で死者が出たのか、みんな疑問に感じました。そして、その教訓を元に日本の地震対策は一段と進んだような気がします。しかしいくら改善されたとはいえ地震はいつどこで発生するかわからない、しかも日本のどこでも発生する災害です。地震による破壊の被害だけではなく、液状化、津波、最近では低周期振動やスラッシングなどいまだに新しいタイプの被害が報告されています。神戸は私が記憶にある範囲で数少ない直下型でした。しかも通信も交通も遮断されるという現代では想定が難しい自体が長期にわたり発生しました。交通が遮断されたこと以上に情報が来ないことから地震発生と同時に神戸は孤立し、被害が拡大したことも事実です。「関西には地震は来ない」という理由のない迷信も被害を大きくしましたね。こんな地震の爪あとを見るたびに、私たちが出来る数少ない現実的な地震対策を今一度再認識しないといけません。とりあえず、子供達をタンスの前で寝かさないこと!神戸を経験している人であれば皆さんうなずけると思います。家具を固定する棒など過信しないこと、完璧といわれていた原子力発電所でさえも壊すのが地震です。
Dec 17, 2007

これから沖縄に出張に行ってきます。今回が最後になるかもしれませんからね。日経の一面に出てしまったので、「やっぱり辞めた」ということは無いでしょうから、よくてあと1回、正直かなり寂しいのですがしっかりがんばってきます。ビーナスフォートの魅力は空の青です。実は天井の色は時間帯により色が変わってゆきます。いつも夕方に来るのでこんな雰囲気ですが、もしかすると昼間はもっと明るいのかもしれませんね。夕焼けの頃はオレンジ色の空だったりするのでしょうか。さてそろそろビーナスフォート、そしてお台場を後にします。広角レンズの苦しさと面白さが楽しめた数時間でした。一通り写真を撮影できて満足できたので、もうここに来ることはないのかもしれませんが、女性の皆さんは景色よりショッピングが楽しめる素敵な場所ですよ。ビーナスフォート、正確にはヴィーナスフォートは女性がプロデュースした女性のためのショッピングモールです。地球の温暖化が進めば、人間が屋外に住むことができなくなる可能性だってあります。地球の長い歴史を見れば地球全体の平均気温が60℃近い時期だってあったのですから。もちろん全球凍結(地球全体が凍る事)の時代もありました。人間が屋外に住めなくなるのは温暖化ではなくオゾン層の破壊が原因になるかもしれません。そんな時代が来たら子供達が見る空はこんな人工の空だけなのかもしれません。ああ、今のうちに本当の空の写真をたくさん撮影しておこう。
Dec 16, 2007

ツツジは日本特有の花で、日本以外ではあまり見かけない花だそうです。一般の園芸種以外にも多くの品種改良を施した種があります。しかし中には原種もあるわけで、そのひとつが霧島ツツジではないでしょうか。この紅色で小ぶりな花は、名前の通り霧島に咲いていた原種のツツジのようですね。私はツツジがあまり好きではありません。漢字で書くと髑髏(どくろ)みたいな漢字で躑躅と書きます。そんな私ですが霧島ツツジだけはその濃い色合いと程よい大きさが気に入っています。最近でこそいろんなところで見かけますが、他のツツジと比べれば数が少ないという希少性もあります。平等院の霧島ツツジも綺麗ですよ。私が始めて霧島ツツジに気がつき、その魅力にとりつかれた場所です。この時期もみじは緑なのですが、新緑ということもあり色合いが涼やかで紅葉とは違う魅力を感じました。池には錦鯉が泳いでおり「和の風景」を強く主張しています。写真を写すようになってから、これらの和風に目が行くようになりましたが、その前は日本人にとっての当たり前の景色である「和」に気がつかないことが多かったのです。特に若い頃は和に対して(和食も含めて)興味を持つことがほとんどありませんでした。日本人が気づかれない、遠慮がちな主張が和風の特徴なのかもしれません。
Dec 15, 2007

さて、もう少しビーナスフォートの写真を紹介しましょう。広角レンズを使った少し不思議な写真です。広角レンズは名前のとおり広い画角を持ちます。ビーナスフォートに行った事がある人は「あれこの像の向かいにこんな丸い飾りがあったっけ?」と悩んでしまうかもしれません。もしこんな飾りが無かったとすれば、これは合成写真?この丸い飾りのような物体は実は天井なのです。広角レンズだけが撮影できる不思議な光景です。もちろん魚眼レンズになればもっと特殊になりますが、あまりに特殊で一般向けではなくなります。こうしてみると広角写真は面白いのですが、このあまりに肉眼で見た景観とは違う風景が写真撮影をとても困難なものとします。10mmクラスの超広角レンズを持つ人たちはこの難しさに耐え切れず、高価なレンズをタンスの肥やしにする人が多いのです。ちなみに18mm以降であれば普通のレンズでこの違和感に悩まされることはあまり無いと思います。人事ではなく私も危なかったのです。普通、カメラで写真を撮影するときはまずカメラを構えず肉眼でイメージを描いてからファインダーを覗きます。指で四角い形を作る人もいましたね。しかし広角の場合はそれが出来ません。自分の目で見た景色よりはるかに横、もしくは上下の風景画入り込んでくるので、まずは見渡すことが必要になります。左右に人がいないか、上下にいらないもの、例えば電線やマンホールが無いか。でも一番の敵は自分の指(笑)左手の指(特に人差し指)を伸ばしていると写真に入ってしまいます。これに慣れるまで大変でした。とにかく写真のセンスより望遠には必要ない注意深さが無ければ使いにくいレンズです。
Dec 14, 2007

園芸をしている方たちにとって「雑草」というとすぐにでも抜かなければいけない「忌むべき存在」ではないでしょうか。わたしがプランターを楽しんでいたとき、私が雑草を抜かないのでよく家内に苦情を言われましたが、私は折角生えたのですから雑草とはいえ抜かなくても良いと感じていましたが確かに凄い勢いで繁殖するので何を育てているか分からなくなることがありますね。ところで「雑草」って何でしょう。雑草についていろんな定義方法はあるのでしょうが、私にとって雑草とは「人間が改良を施した改造植物」に対する自然で手付かずの草です。自然草、天然草と呼んであげたほうが良いように思います。この植物達も「野花」と呼ばれているようです。雑草は実にたくましい、私が気など使わなくても、いくら抜いたところで絶滅するどころか増えてしまうくらいです。どのような隙間でも見つけて芽を出してきます。「気にするな、放っておいてくれ、自分で勝手に育つから」と諭されているみたいです。雑草を盆栽に育てるということは自然を家庭に取り込むという意味で素敵なアイディアであり、考えてみれば少し贅沢な趣味のように感じます。この雑草にも苗があり、展示場の近くで販売していました。あたりまえかもしれませんが、値段が安いのは魅力ですね。もちろん雑草と思えばかなり高い(笑)自然を切り取るというのはこういうことなのかもしれません。
Dec 13, 2007

2008年からほぼ10年間F1のエンジン開発が禁止されるらしいですね。過当競争、過度の馬力による危険の回避…いろいろ理由はあると思いますが、一方で事実上のエンジンへの新規参入の道が絶たれたのではないでしょうか。それは悲しいことですね。また、まだ技術開発中のトヨタなどには痛手ではないでしょうか。既得権益の保護という相撲協会のような醜さも感じる一方で、「文化の保守」という考え方もあるのでしょうから根本的な否定はしません。私たちが子供の頃、スーパーカーブームがありました。今の子供達がポケモンのカードを集めるようにスーパーカーのカードを集めていました。そんな中でF1というレギュレーションのレースを知ったわけです。タイレルの6輪は画期的で子供であった私たちも興奮したものですが、このJPSというタバコ会社の黒いF1カーも憧れでした。スタイルがスマートな上、黒という色が車体を引き締め魅力的でした。さあここはトヨタのミュージアムですからトヨタの話に戻りましょう。ここ数年、トヨタもF1に参戦しています。私の勤める会社もこのトヨタF1のスポンサーですが、他にもいくつかの会社のスポンサーをしています。合併してしまった関係で複数のブランド名を引き継いでしまったわけです。そのため今はひとつの会社ですが複数の競争相手に同時に出資をして、応援しているという不可思議な状態です。片方が負けても片方が勝つ…成金主義?(笑)さて車馬鹿へのお付き合い、ありがとうございました。今の会社を選んだのも車が好きだったことが遠因ではあります。
Dec 12, 2007

私は園芸に詳しくはありません。とても奥の深いものだろうということはうすうす感じています。特に日本の盆栽は「枯」とか「朽ちる」という所に美を感じるなどマニア(今風に言えばオタク?)的な深みがあります。そんなマニアな風景にここで出くわしました。盆栽…でも松ではないですね。実は雑草の盆栽です。高山植物などもありますが、本当に子供の頃から身の回りにたくさん咲いていた雑草もたくさん見かけました。このような盆栽ははじめてみたので、「こんな変わった趣味もあるのか」と驚いたのですが、実は一種のブームのようで実に「珍しくない」盆栽のようです。やはり盆栽は奥が深い。それぞれの花に名前が書いてありました。花とはいえ名前があるのは当たり前のことです。でも雑草と思っていた花だけに「この花に名前があったのか」と驚くことも度々。実は写真では少し珍しい花を中心に撮影してしまいました。そのため「こんな雑草は見たことが無いよ」と感じられているかもしれません。もっと雑草らしい写真を撮影しておけばよかったですね(笑)写真があまりに多いのでもう一日、この雑草たちを紹介します。
Dec 11, 2007

このトヨタの博物館は、車も素敵ですが古いヨーロッパの雰囲気を出しているところも素敵です。作り物ではありますが、よく出来ているというか自然な感じの建物です。当時の車は町の風景に合うようにデザインされていたのかもしれません。つまりここにおいてある車はその当時の風景があってこそ魅力が引き立つのです。最近は夢のある車がなくなっていましたが、実はNISSAN GT-Rが発表された翌日にこの原稿を書いています。夢よ再びですね。問題は340km/hrまで刻まれたメーター。20km制限の裏道を通るとき、どうやって速度を測るのでしょうか(笑)480馬力という怪物にもかかわらず、800万円程度のどうにかすれば手の出る価格。100年間語り継がれる名車になることは間違いないですね。まあ最新の車の話はともかく、レトロな町並みを楽しみます。こんな町並みにはトヨタ2000GTよりも少し小さな車が似合いますね。当時の日本車がこんなヨーロッパ風の町に似合うなんて、なんだか不思議な話です。でも京都のような純和風な雰囲気にも似合いそうですけどね。日本の車のデザインは棄てたものではありません。それではもう少し車馬鹿にお付き合いください(笑)
Dec 10, 2007

桜の時期が終わればツツジ。私にはサツキとの差が分かっていないのですが(笑)どうやらこれはツツジのようです。異人館外からゆっくり歩いて神戸の中でツツジが有名な相楽園までやってきました。写真の撮影時間を確認すると異人館街から相楽園まで約40分かかっていました。途中いろんな場所を撮影しましたが、あまり寄り道はしなかったことを考えますと距離がありました。いやぁ、疲れた。桜と同じくツツジは日本の街中のいたるところで咲き乱れます。綺麗な花ではありますが、あまりに数が多く魅力を感じることが難しい花です。霧島ツツジなどまだ希少性を感じる花もありますが、その霧島ツツジでさえもいたるところで見ることが出来るようになりました。もちろんここでも後ほど紹介します。ツツジは白、赤紫色、そしてその中間と思われるピンクの3色が基本ですね。交雑しやすいのか変異が多いのか混ざった色で咲いている群生が多く、単色で咲いている群生には希少性を感じてしまいます。個人的には赤紫があまり好きではなく、淡色系、特に白が気に入っています。皆さんは何色が好きですか?…って以前同じ質問をした気が(笑)ちなみに私は疲れていたので団子を食べながら撮影しています(笑)ゆっくり座って団子を食べて、疲れも取れてきましたからツツジ以外の花も紹介しておきます。
Dec 9, 2007

ビーナスフォートにはトヨタの博物館があります。以前も紹介した場所ですが、「サーキットの狼」(車の漫画)世代の私にはたまりません。ここの面白いところはトヨタ以外の車も置いてあるところです。トヨタの代名詞といえば2000GTといっても過言ではないのですが、復活のうわさが耐えないものの結局出てこなかったですね。スポーツカーブームが去って久しいですからね。でも出せばよい起爆剤になるのですが、トヨタは儲かっていますから起爆剤なんていらないのでしょうか。日産のGT-Rが馬鹿売れしていますからニーズはあるはずです。日本人は乗り物が好きですよね。列車も世界一のレベルを誇っていますが、車もアメリカやヨーロッパに負けていません。しかし今はつまらない車が多くて、昔の「エンジニアが夢を追う」車は減ってしまいました。ここはそんな大人たちの夢が詰まっていた車を集めています。ロータリーエンジンのコスモスポーツ、車を庶民の持ち物としたスバル360、そして当時の日本車としては考えられないほど高額なトヨタ2000GT。スカイラインGT-Rは置いていないところがトヨタらしい(笑)しかし中にはDinoという車が好きな人にとってはあこがれの名車まで置いてあります。エンツォ・フェラーリの早くに亡くなった息子、Dinoの名前を冠し、フェラーリの中で唯一跳ね馬のマークを持たない名車ですね。ひたすらばかっ速いほかのフェラーリとは違い、スタイルの美しさは今でも勝てる車がほとんどありません。さて、ここは好きな場所なのでもう少しうろつきます。
Dec 8, 2007

一億総哲学者の到来か…哲学の道は渋谷と同じほどの込み具合。もうカップルに続くカップル、もちろん紅葉を楽しむ家族連れや団体もいますので大変な状態でした。他の場所も凄かったのですが、哲学の道は距離が長いのに途切れることの無い人の流れで、とても哲学など考える余裕を与えてくれません。人にぶつからない方法を哲学的に考える程度でしょうか(笑)ちなみにこの哲学の道の横を流れるのも琵琶湖疏水です。その道は南禅寺から銀閣寺(慈照寺)まで続くことは有名ですね。今回は時間切れで銀閣寺には行っていません。桜の名所としても有名で、春の桜の時期にも人があふれますが、それ以外のシーズンオフは閑静な道のようです。哲学の道は「日本の道100選」に選ばれていますが、この100選、意外と身近に存在します。大阪は御堂筋や堺のフェニックス通り、広島の平和大通りや呉の美術館通りなども100選に選ばれています。皆さんの身の回りにも無いか調べてみると面白いですよ。京都市ではこの哲学の道だけというのが少し不思議です。さあ、紅葉特集は以上です。楽しんでいただけましたか?明日からはまたいつもの紹介に戻ります。
Dec 7, 2007

まさかここまでとは、永観堂、正式名称 禅林寺の紅葉には驚かされるばかりでした。永観(えいかん)の愛称は永観(ようかん)の僧侶の名前からきているようです。みかえり阿弥陀なども有名なのですが、そんな歴史の話題など吹き飛ばすほどの紅葉の美しさでした。イチョウの落葉をいっさい掃除せず敷き詰めてその上にもみじを配す…そのセンスには感嘆です。写真でその美しさを表現することは無理でした。いつか機会があれば行ってみてください。私が京都で見た中では最高に美しい紅葉でした。もちろんそれぞれの寺院には個性的な魅力があるので常寂光などが最高という人もいるでしょうね。ちなみにここは入場料金1000円という事が最大の問題点。これがうまいことに塀の外から少し紅葉が見えるのです。この垣間見える紅葉から「1000円の価値は十分にある」と感じさせるところが京都の粋かもしれません(笑)さあ、最後に哲学の道を歩きます。
Dec 6, 2007

「絶景かな」で有名な南禅寺の山門、その前を美しい紅葉が飾っています。巨大な寺院でありますが、山門に登るなど特定の場所を除けば全面的に無料で、気軽に訪れることが出来るお寺です。京都の中でも紅葉の名所のひとつではありますが、それ以上に日本の禅寺の最高峰であり、歴史的にも重要な寺院です。特に国宝でもある方丈と山門は有名です。そんな古い境内の中に琵琶湖疎水が流れていることも有名で、そのヨーロッパか日本近代を思い起こさせる赤レンガ建設は禅寺の中で不思議な雰囲気を放っています。京都は天皇家が東京に遷都したあと人口が激減し、「廃墟の町」と化しました。その京都を復活させたのがこの琵琶湖からの疎水であることは有名で、その後世界でも有名な観光都市となったわけです。ちなみにこの水道橋、今でも轟々と水が流れていますよ。上に登ってみることができます。ちなみに南禅寺というと南禅寺豆腐が名物のひとつです。ものすごい行列でとても入れなかったのですが、豆腐にもかかわらず凄い値段がするのにこんなに人があふれるなんて驚きですよ。食べたことがある方はぜひ感想をお聞かせください。さて、更に紅葉を紹介していきます。
Dec 5, 2007

紅葉の時期はほぼ終わりましたが、たまには季節の景色にも触れておかなくてはということで、先日撮影した紅葉の写真を少し紹介することにしました。会心の作というより、少し風景がわかる写真も選択しています。もちろんこの旅の様子は来年のゴールデン・ウイークか夏くらいに詳しく紹介予定ですので(笑)今回はダイジェストです。しかし700枚ある写真の中から20枚のみを選ぶなんて、なんて過酷な…。紹介は八坂神社を飛ばして高台寺、インクラインを飛ばして南禅寺、永観堂、そして哲学の道を「閑話休題」として紹介します。4回のみのダイジェストですが、過ぎ去りつつある京都の紅葉の魅力を垣間見ていただけるとうれしいです。是非来年こそ行ってみてください。まず今日は豊臣秀吉と北政所「ねね」に所縁が強い高台寺です。ねねのお墓がある場所であり、豊臣秀吉の冥福を祈るために建立した墓で、高台は北の政所の出家後の名前、高台院から来ています。ここ寺院の魅力は夜のライトアップで、紅葉という意味では永観寺等には及びもつかないのですが、小ぶりで素敵なお寺です。四条から近く八坂神社の隣という、行きやすさも魅力のひとつです。入場料金は600円。高台寺の紅葉、いかがでしたか?
Dec 4, 2007

日本ほどイスラム教に縁遠い国は少ないと思います。海外のテーマパークには必ずといっていいほどあるイスラム教のためのお祈りの場所も無ければ、イスラム食を出してくれるレストランなど東京でさえ見つけることが難しいですね。そんな日本にあってイスラムのモスクを見かけることはほとんどありません。日本国内にある本格的なモスクは10どころか5を下回っていると聞いた覚えがあります。日本、特に神戸は明治の開港当初、今以上にいろんな国の人と交流があったのではないでしょうか。こんな巨大な歴史を感じさせるモスクを見ることが出来ます。日本にはどうもユダヤ教を祖とする宗教が伝播しづらいようです。国民性によるものでしょうか。キリスト教だって変な新興宗教に変化してしまったところも多いですね。西洋かぶれの日本人ですが、キリスト教にはあまり感化されていません。このモスクは正統派、しかも建物の古さから分かるように歴史があります。イスラム教は日本で今、必要以上に嫌われていますが、実際には質の高い高等宗教です。その教え自体もすばらしく、ユダヤ教のような単独民族のみを対象とした恐怖宗教とは異なります。大量殺戮を許容するキリスト教よりも良い宗教かもしれません。いずれにしても宗教に興味が無い私には十分な知識が無いのですが、モスクの雰囲気は嫌いではありません。
Dec 3, 2007

何故お台場まで来たのか、フジテレビに遊びに行きたいからではありません。それほどミーハーではないですよ。もちろんアメリカ文化の侵略度合いを確認しにきたわけでもありません。「写真撮影がしたかったのだろう」という皆さんの意見は半分以上正解です。実はこのビーナスフォートに行きたかったのです。理由はもちろん写真でした。この物語にはカゲロウの命よりははるかに長い歴史があります。デジタル一眼を購入した頃、本屋で写真の雑誌を見ていると、コンテストでグランプリを取っているビーナスフォートの写真を見かけました。そこで以前、同じアングルで写真を撮影してみようと思い立ち写真を撮影してみたわけです。しかし愕然としました。明らかに同じ位置から撮影しているのに、まったく同じアングルでは撮影できないのです。つまりグランプリの写真は超広角レンズを利用していたわけです。そこで今回のリベンジとなったわけです。思い通りのアングルで写真が撮影できました(一枚目の写真)。もちろんグランプリを採られた方のような美しい写真ではありません。三脚さえも利用していないし(笑)しかしひとつ分かったことはかなり身を乗り出されていたか、脚立のような高いところに立たれて撮影されていた様です。下の安全ネットが少し邪魔でした。さて少しの満足感の中、もう少しビーナスフォートの写真を撮影しておきます。
Dec 2, 2007

山の手の道を下っています。家々に挟まるように異人館が見え隠れします。幾つかの建物には「つた」が絡まり一段と洋風な雰囲気を演出してくれます。神戸に「つた」の印象が強くあるのは、私の場合は「甲子園球場」があるからですね。甲子園も歴史的で価値の高い建物ですよ…あ、阪神ファンにとって。他にもバー、喫茶店、社交ダンス教室と思われる建物まで、なんだか昭和でストップしたような雰囲気の町並みが続きます。この町並みを歩いているだけでも楽しいですよ。カメラなんて無粋なものを持たずに(笑)昔の雰囲気を想像しながら神戸の魅力を味わうのがいいのかもしれません。ホテルもおしゃれです。この北野ホテルは関西でも有名で、関西に住む私たちでさえも一度は泊まってみたいホテルです。ただし閑静なホテルですから、騒がしい子供達を連れて行くには気が引ける場所です。せめて子供達が中学になるまで待たなくてはいけません。最近は子供禁止のホテルが増えてきました。少子化の影響と思われますが、子供の騒がしさが嫌いな人が増えているからでもあります。子供を大切にしてきた日本文化を考えますととても寂しいことですね。でも日ごろ子供達の爆音に苦しめられている私にとって、気持ちはいたいほど分かります(笑)さて、そんな大人の魅力にあふれる町をもう少し歩いていきます。
Dec 1, 2007
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