シングルな子育て♪

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妊娠中期


5ヶ月になってツワリもだいぶ治まったし、精神的にも楽だった。

都心の水天宮へ夫と安産祈願にも行ったりした。
私は心から願った。
『どうか丈夫で元気な赤ちゃんが無事に産まれますように。』

妊娠してからずっと不安だった。
・・・何か障害を持って生まれてきたらどうしよう・・・。
・・・私みたいに喘息を持って生まれてきたら・・・。
世の中には色んなハンデを持って産まれてくる子もいる。
自分の子がそうならないとゆう保障はどこにもない。
考えたらキリがないけどただひたすら無事に産まれてくることを願うしかない。


胎動をわずかに感じ始めると今度は性別が気になり始めた。
夫はすでに居る3人の子が女の子なので男の子が欲しいようだ。
元気ならどちらでもいいと言っていたが・・・。
私も男の子が欲しいなと思っていた。
どちらかといえば私の性格も男っぽいと思うし、私の周りの友達も見た目は女っぽいが中身は男みたいな性格が多かった。
女はどこか陰険で困る。
元気のいい男の子がいい。
もちろん女の子が産まれても元気な子であればそれでいいし、全力でかわいがるつもり。
・・・確かに夫のいうとおり問題なく産まれてくれればどちらでもかまわないな・・・。

性別がわかればすぐにでも知りたいと思った。
担当医は24週にならないとはっきり教えられないと言っていたのでまだ知ることができなかったが・・・。

季節は本格的にどんどん寒さを増していったが妊婦は暑がりだ。
私は妊娠前から太っていたがさらに体重は増えていた。
現在妊娠前と比べると3kg増し。
妊婦の身体は胎児を守るため少し体温が高めらしい。
常に身体が暖かいのだ。
いい時期に妊娠したなぁと思っていた。
2004年は大変な猛暑だった。
あの暑い時期にツワリを体験しなくて良かった。
夏の終わりの9月に妊娠が発覚して暖かい時期の5月に出産予定。
産まれた赤ちゃんに寒い思いをさせなくて済むしきっと育てやすいだろう。
・・・親孝行な子だな。

身体の冷え切った夫が帰ってくると「寒い、寒い。」と言ってヒーターの温度を異常に上げると私は暑くて暑くて具合が悪くなり吐き気がした。




身内の暖かさ





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