たまこ参上(^_-)-☆

冷え症 NO.2 ~対策~



 運動不足だという人も、ちょっとした空き時間を見つけて、5~10分だけ

でも足を屈伸したり、腕を回したり…と体の曲げ伸ばしをしてみて下さい。

つま先も上げ下げや、座ったまま膝を浮かせて太ももを緊張させたりと、簡

単なストレッチをするのも筋肉をほぐし血流を促すのに効果的です。

入浴時に足の指や足裏をもみほぐしたり、冷水と温水に交互に足を浸したり

すること(温冷浴)も血液循環を助けます。

 気温が低くなる冬は、つい部屋を暖め過ぎてしまいますが、極端に暖房を

利かせるのはよくありません。自律神経の乱れにつながるので、外気との温

度差は5度以内を目安にして下さい。

1年を通じて、外から室内に入ったときに「暑い!」「寒い!」と感じる温

度設定は好ましくありません。特に夏季は、冷房の効き過ぎている会社や電

車の中などでは、上着を着たり、ひざ掛けを使うなどして、自分で自分の体

を守りましょう。また、締め付ける下着や、ハイヒールなどの窮屈な靴を履

くのも避けてください。血液の循環を妨げ、冷えを促進してしまいます。



~食生活も見直して~

 冷え性に限ったことではありませんが、食生活にも気をつけたいもので

す。旬のものを食べるのが良いとされているのは、冬に収穫されるものは体

を温めるものが多く、夏に収穫されるものは体を冷やすものが多いというの

が、大きな理由だといえます。今では夏野菜も年中ありますが、冷えを感じ

ている場合は夏野菜の摂り過ぎは避けた方が良いでしょう。できるだけ旬の

野菜に火を通して食べるということを心がけてください。



※朝日新聞 暮らしの風12月号 「健康生活NOTE」より抜粋
  茶屋町レディースクリニック副院長:萬代喜代美先生





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