ヒナタの思い



ここは夢の中?それとも・・・・

「タ・・・・ナタ・・・ヒナタぁ!!」
「ん・・・・・・」
「おい、大丈夫か?ヒナタぁ」
「キ・・・キバ君・・・あの・・・」
「っ!!はぁぁぁぁ~」
「え?え?」
「まったくぅ~お前俺が何回も呼んでるのに全然気がつかないから死んじゃったかと思ったじゃないかぁ~!!」

ふとキバの顔を見るとその目からは涙が溢れていた。ヒナタはそんなキバに少し驚いたが、少し微笑んでキバを自分のそばに抱きかかえた

「ヒ・・・ヒナタぁ?」

キバの驚いた声を押しのけてヒナタは言った

「あ・・・ありがとぉ・・キバ君・・・」
「え?あ!!あぁ・・・」

そしてキバもぎゅっとヒナタを抱きしめた・・・そこは森の奥深くだったので幸い誰もいなかった・・・だから二人は思いっきり抱きしめあった・・・・

「なぁヒナタぁ・・・・」
「え?」
「お前ネジとつき合ってるのか?」
「ち・・・違うよ・・・ネジ兄さんとはそんな関係じゃ・・・」
「じゃぁなんで前の試合でお前を殺そうとしたんだよ!!」
「そ・・・それはネジ兄さんは私のことを恨んでいるから・・・」
「っ!!俺には嫉妬に狂ったネジがお前を殺して自分も死のうとしてたって感じだったぜ?」
「そ・・そんなこと絶対ないよ・・・あのネジ兄さん限って・・・そんなこと・・」

急に強い風が吹き木の葉が舞い散った・・・と、そこにネジが立っていた。

「ひどい言われようですね・・・ヒナタ様・・・」
「ネ・・・ネジ兄さん・・・何でここに・・?」
「っち!!俺らをつけてやがったのか?」
「ふん・・・誰がお前なんかを追うか・・・俺はヒナタ様に汚い虫が付くのが許せないんでな・・・!!」
「っ!!なんだと!!言わせておけば・・・赤丸やるぞ!!」
「ワンワンワン!!」
「なんだと!?止めとけだって?おいどうしたんだよ赤丸・・・」
「そんなことはどうでも良い・・・ヒナタ様・・・帰りましょう」
「っ・・・ネジ兄さん・・私のことはどうかほっといてください・・・それより私たちは自分のやるべきことをしなければいけません・・・」
「そんなこともうどうでも良いのです・・・ナルトに教わったのです・・・運命なんてどうとでも変えられることを・・・ですから、ヒナタ様・・・宗家の・・・ヒアシ様の子供なのですから・・・あの天才な能力をいずれかの形で受け継いでるのですから・・・だから自信をもってください!!」
「ネジ兄さん・・・・ありがとうございます・・・少し勇気が湧いてきました・・・でもしょせん私は妹にまで劣る者・・・この運命は変えられないのかもしれませんね・・・ネジ兄さんが宗家であれば良かったのに・・・」
「それは・・・・・」
「ったくよぉ!!そんな宗家とか分家とか関係ねぇんだよ!!ヒナタが分家になったところで何にも変わんねぇしネジが変わったところでも同じだろ?そりゃぁ立場は全然ちげぇかもだけど・・・別に良いじゃねぇか・・・」
「お前はナルトよりバカか?」
「あぁぁぁ!?なんだとぉ!!俺をバカあつかいされちゃぁ困るぜ・・しかもあのナルト以下だなんていわれちゃぁこっちもだまっちゃぁいれねぇなぁ」
「ふん・・・勝負するか?」
「止めてぇ!!」

ヒナタの突然の大声に驚きを隠せない二人・・・そんな二人を悲しそうに見つめるヒナタの目には、涙がにじんでいた・・・

「ヒ・・・ヒナタぁ?」
「ヒナタ様?」
「っ!!私は、本当は・・・・争いなんて好みません・・・ですが・・・私は立派な忍者になるため・・・それだけを思って任務にも励んできました・・・ですが今日二人のおかげで・・・・そういう気持ちが少しうすれました・・・」
「どういうことですか?」
「私は、立派な忍者になれなくてももう良いです・・・」
「・・・・・」
「私は・・・この国で・・・この里でみんなと、協力し合い仲間を助け合い時には戦うこともあるでしょう・・・私はこの里を守るために・・・・今赤ん坊の子供たちに住みよい里をつくりたいです・・・これが私の夢です!!」

そう言いヒナタは周りを見回した・・・どこまでも続く木々が優しく揺れている・・・大人たちが私にしてくれた・・・大切なものを教えてくれた・・・それを次の世代にもつないでいくこと・・・それはとっても大事なことに思えた
そんなヒナタを微笑みながら二人は見つめる

「あはは・・・ヒナタがそんなこというとは思わなかったぜ!!まったく・・・・まぁナルトより無謀な夢じゃぁないし・・・応援するぜぇ・・・!!だって俺はヒナタのこと大大大好きだかんな!!」
「・・・・キ・・キバ君・・・・」
「ヒナタ様・・・俺も・・・・お手伝いできるかはわかりませんが応援いたします・・・むろん・・・俺もヒナタ様が好きですよ・・・」
「・・・・ネジ兄さん・・・」
「お前なぁ・・・・・」
「なんだ!!バカ・・・」
「その呼び方やめろってのに・・・なぁヒナタ・・・ヒナタ?」

ヒナタは夕日のように真っ赤になっていた・・・そしてある物をみつけた・・・木の枝に何かがついていた・・・そこへ登ってみると紙がくくりつけてあった・・・と、油断した隙にそこから地上へと落ちてしまった

「タ様・・・・・ナタ様・・・ヒナタ様!!」
「・・・キバ君・・・?」
「俺です!!わかりますかヒナタ様・・・・ネジです!!」
「っ!!ネジ兄さん!?どぉしてここに?」
「たまたま任務が終わって帰ろうとしたときに人影が見えたものですから・・・まさかヒナタ様が寝てらっしゃるとは・・・」
「すみません・・・それじゃぁあれは夢ですか・・・」
「何のことですか?」
「い・・いえなんでもないです・・・あれ?」
「・・・その手に持っている紙は何ですか?」
「わ・・・私にもわかりません・・・あ!!まさか・・・」
「心当たりがあるのですか?」
「・・・わかりません・・・」
「そこには何と書いてあるのですか?」

そしてヒナタは紙をめくってみた・・・とそこには・・・

「夢をつかめ?・・・・」
「・・・・何かのおまじないですか?」
「さぁ・・・・でも・・・」

ヒナタはふと思うのだったあの夢かと思っていたものが本当にあった出来事なのではないかということを・・・・だがそれならキバがいるはずだ。それにネジだってどういうことがあったのか覚えているはずだ・・・だけどこの紙はあの木についていたものに間違いない・・・あそこの部分だけ現実か?

「ヒナタ様・・・どうかなされました?」
「いえ・・なんでもないです・・・」
「ヒナタ様はここで何を?」
「し・・・修行です・・・私は普通の人の二倍は頑張らないといけませんから・・・」
「そうですか・・・えらいですね・・・ヒナタ様も努力の天才かもしれませんよ・・・」
「・・・!!努力の天才!?」
「そうです・・・」

そう言ってネジは微笑んだ・・・その顔は夢の中にでてきたネジそのものだった・・・そんなネジを見て、ヒナタも微笑むのだった・・・優しい風が二人のことをいつまでもいつまでも包んでいた。    END



うおおおおお!!長いな・・・という感じです・・・私って作家に向いてないのかなぁ~!!おんなじ内容を長々と書いてるような・・・・(涙)とにかく読んでくださった方ありがとうございます&おめでとうございます・・・ここまでいきついたらすごいなぁと思います・・・。それではまた次回作で・・バイバ~イ★






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