■ヴェルサイユ宮殿■
パリ最後の日。
夕方の便で東京に戻るが、午前中はまるまる時間があるので、
ベルサイユ宮殿へ。
マリー・アントワネットの肖像画をはじめ、
歴代皇帝の数々の肖像画を見たり、豪華絢爛な数々の部屋を見て、
想像を遥かに越えた当時の人々の贅沢ぶりに驚いてしまった。
「ベルサイユのばらの本物だよ~」と
ワケワカンナイ感動を覚えながらの観光だった。
お昼過ぎにベルサイユからパリに戻った。出発までの集合時間に1時間ほど余裕があった。
他を観光するには時間が足りないので、懲りない母子は再び昨日も行ったラーメン屋へ。
お店に行ったら「昨日に続いて今日も来てくれてありがとう」と言われてしまったよ・・・。
食事を済ませてホテルに戻る。あとはもう空港に向かって出発するのみ・・・。
空港に到着してスーツケースを預け搭乗を待つまでの間、私はパリで何ひとつ買い物をしていないことに気が付いた。
両替したフランス・フランがまだたくさん余ってるよ~。
とゆーわけで、お土産を何か買おうと思ったが、お土産のほとんどはイタリアで買ってしまっており、
その他別に欲しいものなんてない・・・。 このまま全部日本円に両替するのもバカみたいだし・・・。
さんざん迷ったが、結局お菓子やフォアグラなどを買い込み無事終了。
空港に着いてから雨が降り出し、離陸の時にはかなりの大雨になっていた。
離陸直後には飛行機がかなり揺れてこわかったが、雲の上に抜けると揺れもすっかりおさまり一安心。
帰りの飛行機はどうやら最新の機種らしく、エコノミーなのに自分の席に画面があり、
10本ぐらいある映画を好きな時間に好きなだけ見ることができるし、ゲームもある。
電話をかけることも出来るし、テレビも見れる。 なんて世の中は進歩したんだ!
用意されている映画リストを見たらハスキーの「グラディエーター」があり、嬉しくなって2回も観てしまった。
パリがあまりにも素晴らしかったから、その前に訪れたイタリアのことなんてすっかり忘れていたが、
「グラディエーター」を見ることによってローマの遺跡の数々を思い出した。
映画を見た後はすぐに熟睡。 なんと着陸2時間前までずっと眠ってしまった。
約11時間半のフライトのほとんどを寝て過ごしてしまったよ。
パリは結構寒くて、東京の方が暖かいだろうと思ったら東京の方がパリより寒いよ~。
あ、そういえばフィレンツェでひいた風邪はパリでほとんど治りました。
というわけで、12日間の旅行も無事終了。
出発前に「イタリアはとても素晴らしいところだよ」ということはいろんな人からさんざん聞かされていたが、
確かにイタリアのどこもみな素晴らしかったが、私としてはパリのほうが好きになった。
もう一度どちらかを訪れるとしたら迷うことなくパリを選ぶ。
パリに滞在した期間がとても短かったから、今回見逃したものもたくさんあるし、
ムーラン・ルージュやバトー・ムーシュももう1回楽しみたいし・・・。
イタリアは古代ローマや中世の遺跡を見ることができてとても勉強になったし、感動もしたけど、
多分1回観たら今の私にはそれで十分というカンジだな。
も1回改めてイタリアについて勉強したら再び訪れたいと思うだろうけど・・・。
「イタリアがハワイにあったら何回でも行きたいんだけどねー」と帰国後みんなに話したら「なんだ、そりゃ?」と言われてしまった。 フランス料理はあんまりおいしくない・・・と聞かされていたけど、そんなことは全然ない!
イタリアもおいしかったけど、でもイタリアよりもはるかにフランス料理の方がとってもおいしかった。
ホテルでの朝ごはんはパリの方が充実していたし・・・。
フランスはイタリアよりも治安がよかったし・・・。ま、場所にもよるんだろうけどね。
今度はパリだけではなくフランス周遊の旅に出かけたいな。
でもその前にハワイに行って南国気分を早く味わいたい。私は冬が嫌いだ!
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